俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

映画のこと

ちょっと仕事の関係で映画を何本か観ておく必要が出てきた。


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そのうち一つは映画館でしかやってなかったので見てきたのだけれど、そういえば映画館で映画を見ることが自分にとってはかなりレア。とはいえ、生まれてから数えると結構観てきてるなぁと思ったので、ちょっと調べてみた。

ちなみに、記憶が怪しいところもかなりある。
特に後からソフト化された作品で何度も観たものは、最初が映画館だったかどうかが怪しい。一度しか観てないのは観ていた時の絵が脳内に残ってるんだけど、何度も観ると記憶が上書きされてくんだよね。

1980年代初期 男はつらいよのどれか

親に連れられて行った。映画館に入る前は昼だったのに外にでたら真っ暗だった。とにかくそれしか覚えてない。

1982-1984 ドラえもん のび太の大魔境・海底鬼岩城・魔界大冒険のどれか

どれを映画館で見たのか覚えてないがこの3つのうちのどれか。テレビでその後何度も見ているので。

1987 二十四の瞳

小学校の推奨映画になっていたので、夏休みに親に連れられて見に行ったが内容はまったく記憶にない。

1991 七人の侍 [リバイバル上映]

親に連れて行かれた。白黒映画を見たのは初めて。トイレ休憩タイムがあって驚いた記憶しかない。

1993 ラスト・アクション・ヒーロー

高校の友達4人くらいで見に行った。あまり記憶にないが、見た後に「あのダジャレみたいな和訳の原文は何だったんだろう?」という話で盛り上がった。

1993 アダムスファミリー2

たぶん、デートといえば映画だろ、という昭和固定観念(平成だが)の影響で彼女と見に行ったけどあまり記憶にない。

1994 バック・ビート

スチュワート・サトクリフが主人公のビートルズハンブルク時代の映画。シアターキノ・・・だった気がする。彼女を無理やり連れて行ったが面白かったのだろうか。

1995 フォレスト・ガンプ

高校卒業後、すぐに彼女と見に行った。今は無き東宝日劇。この辺から記憶にあるなぁ。

1997 タイタニック

ご存知大ヒット映画。彼女がどうしても見たいというので見に行った。

1999 アルマゲドン

これもご存知大ヒット映画。大学の単位をある程度取り終えた頃、暇を持て余していたので、高校の頃の友達4人と集まって見に行った。マイカル小樽。

1999 8mm

この頃、弟が映画にハマってて、弟がレンタルで借りてきた映画を又借りして見てた頃。その時にニコラス・ケイジの映画は外れないなと思ってよく見てた。
その流れで見に行ったけど、結構ヘヴィ。ユナイテッド・シネマ。彼女と見たのでちょっと気まずい。

1999 ライフ・イズ・ビューティフル

これはその後何度も見ているので映画館で見たのかビデオで見たのか覚えてないけど、多分映画館で最初に見たはず。これも彼女と。

2005 パッチギ!

松本人志の放送室でべた褒めされていたので見に行った。東京のどこかの映画館。長期出張中の休みの日に見に行った。

2005 真夜中の弥次さん喜多さん

クドカンドラマにハマっていた頃に見に行った。嫁さんと。

2006 太陽

ロシア映画。東京のミニシアター。これも長期出張中。

2007 大日本人

2回見た。なぜ酷評されていたのか今でも不明。ユナイテッド・シネマだったはず。

2009 しんぼる

松本人志2作目。これもユナイテッド・シネマかな。

2009 カールじいさんの空飛ぶ家

冒頭で泣いた。嫁さんと。

2011 英国王のスピーチ

嫁さんに連れて行かれて見た。

2011 ソーシャル・ネットワーク

ザッカーバーグ他、出演者のほとんどの性格が狂ってた。嫁さんと見に行った。

2011 DOCUMENTARY of AKB48

前田敦子過呼吸シーンで有名な映画。泣いた。

2011 さや侍

おっさん人形のノミさんがここまで。今何しているんでしょうね。

2013 R100

これはこれでノンジャンルっぽくて結構面白かったんですけどね。

2015 ドラえもん のび太の宇宙英雄記

子供(当時4歳)を連れて行ったら途中で帰ると言われて泣いた。

2019 FIGHTERS THE MOVIE

これも子供(当時8歳)連れて行った。最後まで見てくれた。

2020 メイキング・オブ・モータウン

シアターキノ。ドキュメンタリー。

2020 ONKYO HAUS

シアターキノ。ドキュメンタリー。佐橋さん天才。

2022 シン・ウルトラマン

ユナイテッド・シネマ。たまたま最終日だった。見たあとにネットの評判読んだけど、重箱の隅をつついたような評論ばかりで萎えた。面白かったですよ?


ところで、藤子不二雄Aまんが道を読んでいると分かるが、TVが普及する前の娯楽として、映画が娯楽の主流だった時代がある。映画が斜陽産業化したのは1960年代だったようだ。

どんな分野が産業の中心にあったかは、プロ野球のスポンサーを見れば結構分かる。今でも鉄道会社は西武、阪神の2つ残ってはいるが、かつては南海、阪急(今でも阪神の親会社だが)、近鉄西鉄国鉄などたくさんあったが、1960年代半ばのモータリゼーションにより次第に減っていった。80年代に野球を見ていた頃は南海近鉄阪急はまだあったけど、今は全部スポンサーが変わるか合併してしまった。

同時に、映画産業もプロ野球チームのスポンサーだった時代があった。ファイターズの前身、東映フライヤーズはもちろん東映。マリーンズの前身、大毎オリオンズの大は大映(1971年倒産)。横浜の前身である松竹ロビンス。球団名に含まれてないが東宝は阪急グループだった。映画産業は鉄道以上に急速に衰退してしまい、スポンサーからは外れてしまった。

だけど映画産業って完全に消えたわけじゃないんだよね。テレビとの棲み分けが出来て、公開直後は映画館のみ。ソフト化、配信はその後、テレビ放映はもっと後。

音楽のストリーミング(サブスク)は、リリース直後から配信されるのが常識になってしまった。ここに何かヒントがある気がする。もう遅い気もするけど。

例えば、インターネットが普及する前に、CDを買わずに聴く方法はレンタルするしかなかった。レンタルも昔はリリースと同日レンタル可だったけど、いつからか猶予期間が出来ていった。サブスクもリリースから何ヶ月かは配信しなくて良いんじゃないの?ダウンロード販売またはフィジカル販売のみ。少し経ったらストリーミング。

または、アマゾンプライムビデオなんかは無料で見られるヤツと、格安レンタルと、ダウンロード購入がカテゴリとしてあるけど、旧譜は全部無料。新作はレンタルとダウンロード、でも良いんじゃないかなと思ったりもする。