俺の記憶ストレージ Part 1&2

寂しさは琥珀となり密やかに輝き出す

好きなアニソン10

 ふと、YouTubeで、アルフィーが「愛をとりもどせ」をやってる動画を見つけて、そこから本家クリスタルキングが演奏してる動画を見てたら、こんな完璧な曲ってなかなかないよなぁ、と思って、そこからアニソンをいろいろ聴いてたら、そういえばアニソンについてあまり書いたことないなと思い、書いておきたくなった。

ということで自分の幼少期、80年代のアニソンで個人的に好きだった10曲。

 

・Angel Night〜天使のいる場所〜 / PSY・S (1988) [シティハンター2]

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 シティハンター2のOP。シティハンター自体はジャンプコミックスでいうところの、6巻の頃に読み始めたと思います。当時「ハイスクール!奇面組」にハマったのがキッカケで、週刊少年ジャンプを買い始めたのが小4の終わり頃で、買った時の号数もなぜか覚えていて17号。なので多分3月くらいなのかな。実は奇面組は買い始めてからすぐに連載が終わってしまうのですが、その頃連載していたのが、このシティハンター

 

参照:1987年週刊少年ジャンプ

 

これを見ると当時連載していたのが錚々たるラインナップ。北斗の拳、DB、シティハンター、男塾、ジョジョ聖闘士星矢こち亀奇面組キャプ翼キン肉マン、とんちんかん、オレンジロード等々。銀河系軍団ですね。個人的にはアカテン教師梨元小鉄も好きでしたが。

キン肉マンは末期の頃で買ってすぐに終わりました。ジョジョは始まったばかりでしたが、この頃全く人気がなく、常に巻末の方。なので80年代の全盛期からすると、少しズレてる時期ではあります。

 

1987年の17号からジャンプを買い始めて、買うのをやめたのが1991年くらい。中2の冬か、中3の春くらいか。この直前くらいに周りがジャンプを買い始めたので、自分はそれ読めば良いかと思って買うのを辞めたんですね。

さて、奇面組目当てに買ったジャンプですが、その中で気に入った作品がアニメ化直前のシティハンターで、ウブな小4男子には刺激が強い描写に衝撃を受けました。アニメも多分初回から見ていたんじゃないかな。エンディングの「GET WILD」を聴いて衝撃を受けたのを覚えていますが、今回のこの曲はアニソンの範疇をはるかに超えてしまったので今回は除外しました。

で、シティハンター2の頃にはそんなに興味がなくなっていて、たまーに見る、みたいな感じでした。ジャンプの連載の方は読んでましたが。なので、リアルタイムで「ANGEL NIGHT」はそんなに聴いてない、というか全く記憶にない。自分が見ていたシティハンターはOPが小比類巻かほるでEDがGET WILDの頃だけの模様。大学の頃に軽音楽部の友達が車の中でシティハンターのサントラを聴いてて、そこで知ったので、かなり後追いです。でも完成度が高い素晴らしい曲なので個人的ベスト10入り。

 

PSY・S自体は、当時そういうバンドがあるってことは知ってましたが、この曲で初めて知りました。サイズって読みだってのもよく知らなく、プサイズ?何て読むの?みたいな。

 

どういう経緯かは知りませんが、いまみちともたか氏がギターを弾いている動画がありますね。

 

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ちなみにシティハンターの曲は、TMネットワーク小比類巻かほる大沢誉志幸岡村靖幸等、EPICソニー勢で固めていて、なんでEPICソニーばかりなんだろう、と当時思ってましたが、実はPSY・SCBSソニーなんですね(今知った)。まあソニー系ではあるけども。

 

・渚の『』 / うしろゆびさされ組 (1986) [ハイスクール!奇面組]

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奇面組」が読みたくてジャンプを買い始めたというのは前述したとおりですが、1987年の17号を買って、30号で連載終了しました。30号というと、だいたい7月くらいですね。連載終了の告知自体は、確か終了の数週間前。その時の情景はまだ脳裏の中にあります。ジャンプの発売日は札幌は月曜日で、月曜日に買ったら連載終了の告知があって、そういえば近頃休載が多かったなとかそんなことを思いつつも衝撃を受けたまま、その日は父親と弟と街中に出かける用事があって出かけたんだけど、三越デパートあたりでちょっとした祭りがやってて、歩行者天国だったのかな?ただ、連載終了のショックでお祭りだったのに心底楽しめなくて、心ここにあらずみたいな感じ。で、家に返ってから近くの公園で「奇面組」友達に会って「終わるね」「そうだね」と黄昏れていた。これが小5の初夏の物語。

ちなみに自分の息子は今小4で、この頃の自分は小5で、段々世の中が少しづつ分かってきた頃で、息子も今そんな感じなのかなと思ったり思わなかったり。

さて、シティハンターは、ソニーとタイアップ(?)してましたが、アニメの奇面組は、おニャン子クラブ系とガッチリ組んでました。タイアップした曲はどれも名曲なのですが、全部挙げるとキリがないので1曲だけ。これはタイアップの3作目で、どれも良いんですが個人的な好みからするとこれが最も好きな曲。サビのハモリも良いし、イントロの12弦ギターが入ったウエストコーストな感じも最高の名曲です。作詞作曲は言わずもがなですが、秋元康後藤次利のコンビ。

 

冬のライオン / 沖田浩之 (1983) [キャプテン翼]
冬のライオン

冬のライオン

  • 沖田 浩之
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

キャプテン翼と言えば、みんな「蝶々サンバ」の方を思い出すかもしれないですが、このエンディングテーマもものすごく人気がありました。

北海道は当時テレ東のネット局が存在せず、確かHTBで何週か遅れで放送されていたはず。

なぜ「何週か遅れている」ことを、ネットも何もない頃の小学生が知ったかというと、名古屋から引っ越してきたクラスメイトがサッカー好きの子で「札幌ってキャプテン翼遅くない?」と言っていたから。

その人きっかけで自分の周りでサッカーが流行りだして、多分1985年あたりかな。翌年がワールドカップメキシコ大会でマラドーナが活躍して、地元でもサッカー少年団が結成されたのでした。みんなプーマのマラドーナモデルのスパイクを欲してました。

作曲は馬場孝幸さんという方でWikipediaで見たんですがこの曲以外は存じ上げない。

作詞は吉岡治さんで、まあこの人は有名な作詞家の方なので。個人的な趣味だと山下達郎「Let's Dance Baby」の作詞の人です。

この曲を聴いていて思うのは、氷室京介が作曲したBOOWYの曲に似てますね、ということです。歌謡曲然としたメロディラインと"16"のようなシャッフルビート。これを聴いてから数年後、中学生になった自分がBOOWYを好きになるのも分かるなぁ。


愛をとりもどせ / クリスタルキング (1984) [北斗の拳]

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これは言わずもがなの名曲。この頃のアニソンはハードロック勢も多くて、そのままアニメタルでやっても普通に通用するような感じですね。

さて、当時の歌番組でクリスタルキングと言えば必ず「大都会」が流れていて、当然「大都会」も知っていたのですが、どっちかというとヒットした歌謡曲の文脈で知っていて、同時に「愛をとりもどせ」も知っていたけど、同じバンドの曲だと思ってなかった。

後から北斗の拳のOPがクリスタルキングだと知って、結構驚きました。全然違うじゃん、と。「俺ら東京さ行ぐだ」と「酒よ」くらい違う。

ちなみにクリスタルキングは、見た目がグラハム・ボネットみたいなムッシュ吉崎氏の方がロートーンで、ロバート・プラントみたいな田中さんがハイトーン。見た目どっちもハイトーンなので、よくわからなくなります。いやーそれにしてもこれも非の打ち所がない程完成されたハードロックですね。

 

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この動画、貴重ですね。物凄い歌唱力。その後の昭和の漫才師みたいなMCも最高です。

 

・哀 戦士 / 井上大輔 (1981) [機動戦士ガンダム 劇場版]

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ファーストガンダムってリアルタイムで見てないんです。

ですが、再放送は夕方に死ぬほどやってたし、近所の駄菓子屋には常に大量のガンプラがあった、みたいな時代でした。ただ、小学校低学年にガンダムのストーリーはやや難しく、単にモビルスーツがかっこいいなみたいな感じで見てました。

当然、劇場版も見ていないのでこの曲を通常ルートで知り得ることができないんです。ではなぜこの曲を知ったかというと、当時、スーパーマーケットに行くと、ワゴンの中にアニメソング集みたいなカセットが売ってたんですね。

 

↓こんなやつです

https://static.mercdn.net/item/detail/orig/photos/m71200281422_1.jpg?1611209556

(https://static.mercdn.net/item/detail/orig/photos/m71200281422_1.jpg?1611209556 より引用)

 

それを買ってもらってよく聴いていたんですが、その中にあったのが「哀 戦士」。これはオリコン9位なので世間的にもヒットしたようです。井上大輔氏と言えば、「2億4千万の瞳」とかフィンガー5とかシャネルズ/ラッツ・アンド・スターの一連のヒット曲を作曲したりと、個人的には筒美京平、都倉俊一とならぶ有名な作曲家だと思っているんですが、どうやら富野由悠季さんの同級生というツテで担当することになったんだとか。これは知らなかった。

これ歌っている合間にサックスを吹いてます。BARBEE BOYSKONTAの原型みたいな。
そういえば山下達郎の「悲しみのジョディ」「スプリンクラー」でサックスを吹いているのもこの人でした。

 
ペガサス幻想(ファンタジー)/ MAKE-UP (1986) [聖闘士星矢]

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MAKE-UP ってよく知らなかったんですが、ラウドネスがちょっと絡んでるんですね。それはともかく、これも同世代なら知らない人がいないほど有名なアニソン。これまた完璧なハードロック。アニメタルのライナーノーツかなんかで、この曲はそのままハードロックなのでアニメタルでアレンジしようがない、とか言っていたような。

構成はオーソドックスなんですが、サビが2つあるみたいな感じもうけます。「抱きしめた〜」のところはAメロっぽいんですが、「ペガサスファンタジー、そうさ夢だけは」のところはサビでもおかしくないほどのパンチが効いたパートなんですが、これは実はBメロ。「聖闘士星矢!」のところがサビという構成。「聖闘士星矢!」はカラオケで歌うと舌が回らないのでここをいかにスムーズに歌うかがポイントになります。


エルガイム - Time for L-GAIM - / MIO (1984) [重戦機エルガイム]

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この頃のサンライズ制作のロボットアニメはその頃の小学生ならほとんど知ってました。ガンダムの後のトライダーG7は、幼少期だったので名前しか知らないですが、ダイオージャは何度も再放送されていたので知ってますし、そこから再びシリアス路線に転換して、サブングル、ダンバインエルガイムZガンダムあたりはみんな知っていた(はず)。ストーリーまで見ていたかはわかりませんが。

前も書いたけど、これ筒美京平先生の作品なんですね。これまた美メロなハードロック。

 

・よろしくチューニング / STR!X (1984) [よろしくメカドック]

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これ、リアルタイムなはずなんですが、ほとんど見てないです。小2の頃なので見ていてもおかしくなかったはずですが。土曜日の6時半から7時までか・・・。多分再放送もほとんどされてないんじゃないかな。「よろしくメカドック」って名前はもちろん知っていて、曲もなんとなく聴いたことあったけど、きちんと聴いたのはアニメタルで、それ経由でオリジナルに戻った、という感じです。

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STR!X はよく知らないバンドなんですが、Wikipediaを見ると斎藤誠さんのバックバンドをやっていたそうな。斎藤誠さんといえば桑田佳祐の後輩で、大森さんが抜けた今、サザンのギタリストとなっているのがこの人ですが(正式メンバーではないのである時期のロン・ウッドみたいな感じ?)、そのツテなのか、メンバー二人がKUWATA BANDに加入しています。この曲の作曲者がギターの河内淳一さんで、つまり「SKIPPED BEAT」で刺激的なギターソロを弾いていた人がこの曲の作曲者でボーカリストだった、ということです。


・太陽の使者・鉄人28号 / ギミック(河内淳一)(1980) [太陽の使者・鉄人28号]

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鉄人28号って1963年に最初のアニメ化がされて、その後何度かリメイクされてますが、これは2回めのリメイク。この時4歳でしたが、リアルタイムで見ていて結構覚えてますね。
驚きなのは、これも元KUWATA BAND、そして「よろしくチューニング」の河内淳一さんが歌っているんですね。

作曲者は清水靖晃という人なんですが、キャリアを見ると、アニソンなんて関係なさそうなのに、ひょっこり鉄人28号だけ出てくるんですね。

 

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これは面白い。時代的には1980年なので海の向こうでは NWOBHM が流行りだした頃で、それを受けてなのかなんなのか分かりませんが、いかにもハードロックな曲に仕上がっています。ツインリードがなんかスコーピオンズっぽい気もしなくもない。あるいは時代的にはプレイング・マンティス。でもプレイング・マンティスの1stは1981年だったか。そういえば「よろしくチューニング」もイントロがツインリード。


・TRANSFORMER 〜トランスフォーマー〜 / 下成佐登子 (1985) [戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー]

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作曲が筒美京平。ちなみに、歌っている下成佐登子さんは亀田誠治さんの奥さんとのことです(そうなのかー・・・知らなかった)。


トランスフォーマーもかなり思い出深い作品でした。純国産ロボットアニメが多い中、アメコミ風のロボットアニメが新鮮で、しかもロボット自体が意識を持っていて喋るってのに驚いて・・・まあそこはドラえもんと同じといえば同じなんですが、当時かなりハマった作品です。当時は気づいてませんでしたが、世界情勢的に西側陣営がサイバトロンで、東側陣営がデストロン。赤いキューブを取り合ってましたが、あれは石油だったんだと思います。北米制作なのでそうなんだろうなと思います。ただ、デストロンの方のトランスフォーマーの方がカッコいいんですよ。スタースクリームとか、ステカセキング・・じゃなかったサウンドウェーブとか。あまりに初代が好きすぎて、続編がまったく受け入れられず、結局自分は初代トランスフォーマー原理主義者になってしまいました。なのでハリウッドでリメイクされたトランスフォーマーも全然意味不明で、あれは同名の全く別の作品だと思ってます。

 

ちなみに、幼稚園の頃(1980年代初頭)、ミクロマンが好きで、クリスマスにはダイアクロンのロボットベースを買ってもらったんですが、それがなんやかんやでトランスフォーマーになった、というのは割と最近知った事実です。

 

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おしまい。