俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

サンダー界隈

サンダー Part23:The Union 始動 & 1st 「The Union」

ジ・ユニオンのことを書いて一体誰に刺さるのだろう?と思いつつも、乗りかかった船だから書いてみる。 今回これを書くにあたって、「ジ・ユニオン」のオリジナル・アルバム3枚の日本盤ライナーノーツが読みたくて、タワー○コードのオンラインストアで注文し…

サンダー Part22:9th「Bang!」、そして再解散

バン! アーティスト:サンダー 発売日: 2008/11/19 メディア: CD 2007年から2008年にかけてのサンダーは通販限定でEPを次々とリリースしました。 まず2007年10月に「Six Of One」。最初の3曲は新曲。後半3曲は既存曲のライブバージョン。 www.discogs.com ま…

サンダー Part21:8th「Robert Johnson's Tombstone」

ロバート・ジョンソンズ・トゥームストーン アーティスト:サンダー 発売日: 2007/02/21 メディア: CD この時期のサンダーは相変わらずマイペースですね。 2006年11月にニュー・アルバム「Robert Johnson's Tombstone」がリリース。全英56位と、1回目の再結成…

サンダー Part20:7th「Magnificent Seventh」

マグニフィセント・セヴンス アーティスト:サンダー 発売日: 2005/03/24 メディア: CD 再結成後から自分たちでマネージメントすることになり、レコード会社が介在しないことにより、基本的には順風満帆というか、マイペースに活動してたこの頃。なので、再結…

サンダー Part19:ボウズ&モーリー 2nd「Mo's Barbeque」

モーズ・バーベキュー(CCCD) アーティスト:ボウズ・アンド・モーリー 発売日: 2004/02/25 メディア: CD サンダー復活の翌年にリリースされたのが、ボウズ&モーリーの2ndになります。 2004年2月リリース。 www.discogs.com サンダー復活したので、こっちはも…

サンダー Part18:サンダー再結成 & 6th「Shooting At The Sun」

ボウズ&モーリーの来日の最中、2002年7月に驚きのニュースが入りました。 サンダー再結成! モンスターズ・オブ・ロック開催と共に、サンダーが再結成される。ただしアルバムまで作るかどうかは決めてない、というもの。 モンスターズ・オブ・ロックと言っ…

サンダー Part17:ボウズ&モーリー 1st「Moving Swiftly Along」

ムーヴィング・スウィフトリー・アロング アーティスト:ダニエル・ボウズ&ルーク・モーリー 発売日: 2002/05/22 メディア: CD さて、ルークソロの翌年、2002年のお話ですが、時を戻そう。 1995年。まだサンダーがEMIにいた頃のお話。 EMIのジャン・フランソ…

サンダー Part16:ルークソロ「El Gringo Retro」

エル・グリンゴ・レトロ アーティスト:ルーク・モーリー 発売日: 2001/02/09 メディア: CD サンダー解散後、各々別々の活動を行いました。 ボーカルのダニー・ボウズは、かなりいろんなことをやったそうです。自営業の塗装工としてペンキ塗りをやったりして…

サンダー Part15:サンダー解散

5thアルバムの短いツアー終了後、EMIからアルバム未収録曲のコンピレーションアルバムが「The Rare, The Raw And The Rest」リリースされます。未発表曲も盛り沢山。本人がライナーノーツをきちんと書いていて、エルヴィス・コステロにせよ、大滝詠一、山下…

サンダー Part14:5th「Giving The Game Away」

ギヴィング・ザ・ゲーム・アウェイ アーティスト:サンダー 発売日: 1999/02/24 メディア: CD 1999年の2月に待望の新曲がリリースされます。タイトルは「Just Another Suicide」。または「You Wanna Know」と呼ばれていましたが、当初はラジオのオンエアを狙…

サンダー Part13:「Live」

ライヴ アーティスト:サンダー 発売日: 1998/02/21 メディア: CD 「Thrill Of It All」はサンダーを好きになって、初めて発売日に買ったアルバムでして、大層聴き込みました。僕の周りは「軟弱になってイマイチ」派と、「これ格好良いじゃん」派に分かれてい…

サンダー Part12:4th「The Thrill Of It All」

Thrill of It All アーティスト:Thunder 発売日: 2015/08/14 メディア: CD 暗黒の1995年が明けて1996年。EMIから離脱したサンダーはキャッスル・コミュニケーションズと契約し、サブレーベルとして「B Lucky」を立ち上げました。 (ところで、この頃から日本…

サンダー Part11:「Their Finest Hour (and a bit..)」

ゼア・ファイネスト・アワー アーティスト:サンダー 発売日: 2005/03/30 メディア: CD 1995年の1月にリリースした「Behind Close Doors」のその後のお話になります。自分の耳には傑作アルバムでしたが、作品の出来とレコード会社における評価はそう簡単に連…

サンダー Part10:「River Of Pain」

1995年2月に「River of Pain」がシングルカットされます。 www.discogs.com www.youtube.com 全英31位で、2週しかチャートインしなかったので、そんなに英国でヒットしたわけじゃないのですが、にもかかわらず日本でサンダーといえば、この曲、というくらい…

サンダー Part9:3rd「Behind Closed Doors」

ビハインド・クローズド・ドアーズ アーティスト:サンダー 発売日: 2014/01/29 メディア: CD 1993年の9月、ちょうど日本盤の「Like A Sattelite」がリリースされた頃にサンダーに一大スキャンダルが勃発します。それが、デヴィッド・カヴァーデイルを発端とし…

サンダー Part8:2nd「Laughing On Judgement Day」

ラフィング・オン・ジャッジメント・デイ アーティスト:サンダー 発売日: 2014/01/29 メディア: CD イギリスでのシングル・カットは1991年2月の「Love Walked In」が最後で、そこからアメリカでの再デビューや、ライブ活動がありましたが、1992年の2月によう…

サンダー Part7:BSSのアウトテイクなど

今までタイトルに「サンダー史」と書いてきたけど、(ロッキンオンじゃないけど)自分語りも多いし、史ってほど網羅もするつもりもないし、史じゃないことも書きたいので「史」はやめました。 ということで、1st「Backstreet Symphony」から漏れたものをまと…

サンダー Part6:米ブレイク寸前からの足踏み状態へ

30歳の新人バンドの 1st アルバムが21位にランクインし、ヒット状態のまま、フェス出演が決まります。それが1990年夏のモンスターズ・オブ・ロック。 Live at Donington Monsters of Rock 1990 by Thunder (2001-05-23) アーティスト:Thunder メディア: CD …

サンダー Part5:1stアルバム「Backstreet Symphony」

バックストリート・シンフォニー アーティスト:サンダー 発売日: 2014/01/29 メディア: CD サンダーは、最近のインタビューで「まるで80年代の古いバンドのように思われてるけど俺たちは90年代のバンドなんだ」と言ってますが、1stシングルは1989年10月に「Sh…

サンダー Part4:テラプレインからサンダーへ

2ndアルバムの路線変更が大不評だったテラプレイン。 そこで、1988年の4月にルークとダニーの2人がニューヨークとロサンゼルスに視察旅行と称して渡米します。 さて、80年代後半のアメリカのロックシーンはどのようになってたのでしょうか。 1986年からのビ…

サンダー Part3:テラプレイン2nd「Moving Target」

サンダーのヒストリーは、何故か次々と障害が現れて、でもそれを何とか乗り越えてみたいなストーリーがあって、そういうのが判官贔屓な日本人の琴線に触れる感じがあって、それが狭い界隈ではあったけど日本で割と人気があったのかなと思わなくもない。 さて…

サンダー Part2:テラプレイン1st「Black And White」

さて、前回書いた通り、1981年に3つのバンドが離散と最集結して、テラプレインが結成されます。 ラインナップとしては ダニエル・ボウズ(Vo) ルーク・モーリー(Gt) ニック・リンデン(B) ゲイリー・ジェイムズ(Dr)※後のハリー・ジェイムズ です。 ち…

サンダー Part1:ナッシン・ファンシー&テラプレイン初期

DeepLという翻訳サービスが本当にすごくて、かなり自然な言語に訳してくれます。ということで、今まで買っても翻訳めんどくさいななんて思っていた洋書でもなんとか読める状態になりました。まあ、KindleのDRM(コピー制限)みたいな前時代的なものがまだあ…