俺の記憶ストレージ Part 1&2

寂しさは琥珀となり密やかに輝き出す

裕木奈江の思い出

高校1年生の頃は、どうにも暗黒時代。期待に胸膨らませた高校生活の割にイマイチぱっとせず、付き合ったばかりの彼女と高校が別れたせいもありすぐに破局したこともあり、高校生といってもこんなものか・・・という感じだった。さらに世間で流行っていた曲も自分の好みとは遠く離れてしまい、良いイメージが一切ない。

 

そういうわけであまり高校1年の頃のことは思い出すことが少ないんだけれど、ふとこの前唐突に思い出したのが裕木奈江なのである。

 

裕木奈江・・・女の人から嫌われていたなぁ。今だと吉岡里帆みたいな存在なのかな?

 

おそらく動く裕木奈江を見たのは「北の国から’92」が最初だと思う。

 

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裕木奈江の役は、純(吉岡秀隆)の彼女役だった。彼女というか、もう少し濁した感じの関係性なんだけど、なんやかんやあってその娘を純が妊娠させてしまって、お父さんに謝罪に行くんだけど、その時に純の父、五郎(田中邦衛)さんが、カボチャを持って父(菅原文太)に謝罪に行き、「誠意って何かね?」と返されるわけである。ここが一番有名なシーン。

 

別にこのドラマで裕木奈江に心惹かれることはなかった。のちに「ああ、あれ裕木奈江だったのか」と思ったくらい、別になんとも思わなかった。だけどその後、僕は好きな芸能人を「安田成美」から「裕木奈江」にスイッチすることになります(ただ、「裕木奈江が好きだ」とおおっぴらに言えない空気はあったが・・・)。

 

中学生の頃、僕はラジオっ子で、STVアタックヤングが好きでした(特に明石英一郎)。高校生くらいになると夜更かしも増えてオールナイトニッポンをよく聞いていて、そのころのANNは確か、ユーミンさくらももこ古田新太ウンナンとんねるず福山雅治とかがパーソナリティの時代。

 

突如まったく知らない人がパーソナリティのANNが始まったのです。それが裕木奈江。1992年の後半から始まって、なんとなく聞き始めただけなのにいつの間にかすごく聞くようになっていた記憶があります。ANNは深夜1時から3時までの放送だったんだけど、120分のカセットテープを買ってきて、全編録音して聴いてました。ただ、120分テープって片面60分で、切り返しに無音部分があるので、数秒間聴けなくなるんですよね。それが嫌でオンエアを聴きながら録音するということをやっていて、今考えるとなぜそこまで裕木奈江のANNを聴きたかったか分からないんだけどそんな生活が半年くらい続いていたような記憶があります。

 

今となってはどんなコーナーがあったか、いまいち思い出せないんだけど。何しろ1992年なのでもう27年も前になるので。

確か裕木奈江が好きな商品がすぐに生産中止になるとかで・・・なんかの缶詰だったかな?焼き鳥の缶詰みたいなやつだった気がする。今となってはもう分かりません。そういうマニアックな商品を紹介するコーナーとかがあった気がする。

 

そんな中、買おうかどうか、かなり悩んで結局買わなかったのが裕木奈江のCD。その頃自分の趣味的にらBOOWY関連ばかりだったので、かなり抵抗がありました。女優さんが出したCD買うのは邪道なんじゃないかと。でも裕木奈江好きだしなぁと。かなり悩んだ挙句、なけなしの2000円を出して買っても、多分一回聴いたら聴かないだろう、と思い買いませんでした。でも買う寸前までは行ったんです。

 

そのCDの中に収録されたリーダートラック「泣いてないってば」は当時オールナイトニッポンで頻繁にオンエアされていた筈なので、聴いてた筈なのにどんな曲だったか記憶にないので聴いてみたら、やっぱり知ってました。

 

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めっちゃ良い曲。今の耳で聴くと、The Very Thought You とか Something Stupid に近い質感。作曲が筒美京平。作詞が秋元康。うーむ、なるほど。

 

16歳の自分に、「いいから買っておけ」と伝えたいけど、その頃の耳で聴いても(というかラジオで聴いていたんだけども)、ロック耳だったので受け付けなかったかも。