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俺の記憶ストレージ (Part 1 & 2)

溢れ出る 色の渦 巻き込む パレード デイドリーム

ノルウェイ的詰め込み曲

バート・バカラック自伝」を買ったので冬休み中に読もうと思ったら、雪かきやら子供の世話やらで全然読めていない。いつ読めるんだろうかと思いつつ、コステロ関連の章だけ拾い読みしてしまった。なにやら「Accedents Will Happen」はバカラック的なものを目指して作った曲らしい。なるほど〜、そう言われれば。(※ 2013.1.11追記 Armed Forcesの2002年版ライナーノーツにも書いてました。)

関係ないけどQueenのKiller Queenなんかもフレディ・マーキュリーバカラックを意識していたんじゃないだろうか。いや、でもオー・シャンゼリゼの方が似ているか・・・。

 

それはともかく、年始に初詣に行ったついでにBOOK OFFに寄ったらThe Digという雑誌を発見。別冊ミュージックライフ、と書いており、そういやミュージックライフ、よく図書館で借りて読んでたな、と思いつつ、Digってのも昔本屋でよく見た気がしたけど、最近見ない気がする。まだ出てるんですかね。僕が発見したのは1996年12月に出たやつで、時期的にはビートルズのアンソロジー3が出た頃です。(余談ですがアンソロジー3が出た頃って、新曲が入って無かったのもあって、世間的にはあまり盛り上がってませんでしたね。僕は「Real Love」が好きです。映画「イマジン」のサントラに入ってたデモを聴いた時からこの曲がずっと好きでした。)

 

で、この号の特集は「Punk!!!!」ってやつなんですけど、そこが気になったんじゃなくて、「ニック・ロウ プロデュースワーク自己解説」ってのが気になったので中身を見ずに買いました。彼がプロデュースしたアーティストについてニック・ロウ本人にインタビューしていて、なかなかおもしろいことが書いてあります。

 

その中の一つに、以前僕が書いた「コステロさん、美メロを1曲に詰め込みすぎじゃね?」に通じるような意見を発見したので引用。

 

ニック・ロウ: エルヴィス(コステロ)のプロデュースはね、実は最初は気が進まなかった。僕のマネージャーでもあり、スティッフの創設者でもあるジェイク・リヴィエラは彼をえらく気に入ってたんだけど、僕は彼の歌は、歌詞が長すぎる、言葉が多すぎる、コードがありすぎる、つまり音楽も言葉もめいっぱい詰まりすぎてると感じていたんだ。ある曲を聴いて、最初は「お、いいじゃないか」と思って聴いているんだが、次の展開が来て「ちょっと待った。これでまた別の曲が作れるのに」ってカンジ。そのうち、なんとさらに次の展開がやってきて(笑)「オイオイ、これでもう1曲出来ちゃうぜ」って思ったっけ。1曲に3曲分もの中身が入ってるんだよ。ジェイクにこう言った。「この男はブルースやジョニー・キャッシュのような音楽を聴く必要がある」ってね。だけど、ジェイクがどうしてもやってくれって言うんでやったんだ。だから、僕が彼の素晴らしさを理解したのは「マイ・エイム・イズ・トゥルー」のレコーディングが始まってからだった。彼とはとてもいい仕事が出来たよ。”ウォッチング・ザ・ディテクティブズ”なんか最高の出来だ。あの頃彼は化粧品メーカーのエリザベス・アーデンで働いていて、いつも会社に病気だと偽ってレコーディングに来ていたんだよなぁ。

 

(※ 2013.1.11追記)

Brutal Youthのライナーノーツによると、コステロが作る、「コードが多すぎる曲」は「ノルウェイ的」なんだそうです。ノルウェイの曲聴いたことないから分かりませんが・・・。で、Brutal Youthでベースを弾いていたニックは降りて、その後、一時的なブルース・トーマス復帰へと繋がるわけですね。

 

Red Shoesなんかまさにその典型だけど、僕はその詰め込みが好きなんだよなぁ。