俺の記憶ストレージ (Part 1 & 2)

溢れ出る 色の渦 巻き込む パレード デイドリーム

知られざるAKBの楽曲たち

ずっと昔からすごく気になっているのだが、AKBは商法ばかり槍玉に挙げられて楽曲の評論がされてない気がするのである。

 
(だったらAKB以外でも昔からある初回盤商法とかジャケ違い商法、レコード会社変わる度のベスト盤商法とかってどうなのよと思うが・・・)
 
評論されていたとしても精々シングルA面のステレオタイプなアイドルソングへの批判と、そのカウンターとしての「恋するフォーチュンクッキー」絶賛とかそんなのばかり。それに「大勢で歌うから誰だか分からない」みたいな批判とか劇場曲知ってるの?って感じだし、存在すらたぶん知らないで評論してるんだよね。プロの評論家でも。バカヤロー!もうどうしようもねーな、と。

一方で、ある評論家がかつて「恋するフォーチュンクッキー」発表時に、
これだけ「 #あまちゃん 」にハマるのだから、もしや本家にもハマるかもと思って聴いたAKBの新曲がつまらない。70年代ソウルとアイドルという組合せの不具合。本家よりパロディの方が魅力的という本末転倒現象。でもこれは珍しいことではない。エルビスビートルズの関係がそうだったように。
などと書いてて、これも「あまちゃん」をアゲるためにAKBをダシに使ったとしか思えないんですよね。「恋するフォーチュンクッキー」は良い曲じゃん。あと、ビートルズはエルヴィスのパロディってのもどうかと思うが。

 
というわけで、ベビメタ、でんぱ組、ももクロあまちゃんは表紙にするくせにAKBはこの世に存在しないことになってる某ミュージック・マガジン誌への当て付けに一般的にはあまり知られていないAKBの良曲をピックアップしてみようと思ったわけである。
 
※ただし、僕も最近は追ってるわけではないので古い曲ばかりだというのはご了承ください。あとAKB本体しかよく知りませんのでこれまたご了承ください。あ、それとAKBのファンの人には何を今更・・みたいな選曲となっております。
 
・Partyがはじまるよ (チームA 1st)
全てはこの曲から始まった。オープニングに相応しい一曲。僕はaikoの1stの一曲目「オレンジな満月」と曲調が似ていて結構好きなんですがどうでしょ?奇しくもどっちもオープニングの曲になります。
 
・Dear My Teacher (チームA 1st)
で、これが2曲目。全体的な音像としては80年代末〜90年代頭のアイドルグループ的な雰囲気で、CoCoを思いだします。実際には2005年の楽曲。初めて聴いた時は懐かしい音像だなぁと思いながら、いつの間にか口ずさんでいた。イントロのギターカッティングからして良い。作曲は嵐のヒット曲「Happiness」を作った岡田実音
 
渚のCHERRY (チームA 2nd)
おニャン子クラブでの定番だったオールディーズベースのアイドルソング。だが70年代的な雰囲気もあり、僕は榊原郁恵を思い出します。メインは前田敦子。たどたどしいボーカルが初々しい。その前田敦子はこの曲のセンターにアサインされたことが嫌で泣いたとか泣いてないとか。
 
・ライダー (チームA 3rd)
何も知らないで聴くと、離れてしまった友人?か恋人?へ向けた歌に聴こえるのだが、実は、急逝してしまったAKB黎明期からの古参ファンである「ライダー」さんへの追悼曲である。歌詞は当然秋元康だが、その匙加減が絶妙。虎舞竜の「ロード」のような追悼感を丸出しにするわけでもなく、暑苦しさがほとんどない。曲自体も良質なポップスでメロディ・アレンジだけでもかなり好きな曲である。リズムパターン、ベースラインのアレンジもかなり好みの楽曲。
 
・月のかたち (チームA 3rd)
渋目のマイナーメロディのポップソング。僕はかなり好きなんだけどファンの中ではそうでもなさそうな。常時入ってくるカウンターメロディのサックスがとても良い。このサックスがそこはかとなくチェッカーズ感を出している(バービーボーイズ感でも良し)。作曲はおニャン子時代からタッグを組んでいた大作曲家の後藤次利
 
・小池 (チームA 3rd)
これは最高に好きですね。ザ・迷曲。ラテン歌謡曲路線のサザンオールスターズ風のメロディに、篠田麻里子の大根役者的なセリフがスーパーインポーズされるという曲。で歌詞がまた良いですよね。「小池」なんて大したことないと思ってたから振ったのにカッコよくなってて悔しいんだけど強がる、みたいな馬鹿っぽさが最高です。ガリガリ君食べたい。これも岡田実音氏の作曲。
 
・Only Today (チームA 4th)
スカアレンジのポップソング。実らぬ恋だけど一度だけ一緒にいてくれ的な(大雑把な説明・・)切ない楽曲。おじさんにとっては青春って良いなあと思って聴き入ってしまうわけです。まあ、歌詞を書いてる人は僕よりもっとおじさんですけど・・・。SMAPの「君と僕の6ヶ月」が好きなら好きかも。似た質感を感じます。青春だなぁ。
 
ハート型ウイルス (チームA 5th)
小嶋陽菜をフューチャーした曲で、昔のアイドルソングって感じですが最初から最後までキャッチー。作曲はAKBのシングル曲も多数手がける井上ヨシマサ
 
・Blue Rose (チームK 2nd)

チームK!って感じだなぁ。バンドブームの頃のビートロックっぽい曲ですね。KAT-TUNの曲みたいでもあるかな。

 
・脳内パラダイス (チームK 3rd)
そんなジャンルあるのかどうか知らないがアイドル・ファンクである。王道アイドルソングばかりシングルになり、こういう曲はシングルにならないですね。・・・いや、フライング・ゲットというファンクシングルがあったか。フライング・ゲットも好きだけどシングルなので今回は省いてます。
 
・草原の軌跡 (チームK 3rd)
ザ・J-POP的な名曲ですね。単純に普通に良い曲。一応説明するとこの曲を当てがわれた最初のチームKは、先輩グループチームAに比べると劣等生的な扱いで、そのせいで逆に結束が強かったのです。それで「君に出会えた奇跡〜」と実質リーダーだった秋元才加が歌いだすというところがチームKのアンセムに成り得た理由なんじゃないかと。
 
・最終ベルが鳴る (チームK 4th)
体育会系なチームKなので、ハードロック的な曲は「転がる石になれ」とか他にもいろいろありますが、これが一番好きかな。当時、一時離脱していた梅田彩佳が復帰し、歌い出しを任されたってのもグッとくるポイントであります。
 

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これは映像と、チームKメンバーのパーソナリティを知らないと面白くないかもしれません。演奏がブルーグラス・カントリーってのが良いですよね。ブルーグラスなのかな?ヨーデルヨーデル的な唱法では全然ありませんが。

 
・To Be Continued. (チームK 5th)
これもザ・J-POP的な曲ですね。ギターオーケストレーション的なリフが良いです。
 
・RUN RUN RUN (ひまわり 1st)
タイトルだけだとThe Whoの同名曲を思い出してしまうけど、AKBの方は王道アイドルソングに近いです。イントロのディレイを使った、エディ・ヴァン・ヘイレンと言うか、いまみちともたか的なイントロが好きです。
 
・向日葵 (ひまわり 1st)
これも、ザ・J-POPです。普通に良い曲。朝ドラの主題歌にどうでしょう?
 
・記憶のジレンマ (ひまわり 2nd)
マイナーメロディのJ-POP的な曲ですがaikoっぽさもある。増田有華は歌が上手かった。アイドルらしくは無かったが・・。
 
・ワッショイB! (チームB 3rd)
おニャン子クラブの「会員番号の唄」のAKB版。「Wild Thing」を引用したリフのアイドル・ファンク。とにかく楽しい。音楽。
 
・口移しのチョコレート (チームB 4th)
これも好きなんですよ。こんな歌詞をかけてしまう秋元康が凄いなぁと。こんなこと考えてんのか?と。歌詞の内容のせいかやさぐれた歌い方で誰だか分からないけど実は柏木由紀
 
・キャンディ (チームB 5th)
テレビでは生歌じゃないせいか勝手に歌が下手だと思ってる人が多いけど、この曲のオリジナルメンバーは全員上手いのですよ。増田有華河西智美佐藤亜美菜の3人。あと僕が上手いと思うのは、柏木由紀佐藤夏希高橋みなみ渡辺麻友秋元才加、この辺り。で、この曲の曲調はかなり甘いポップソングで、河西と亜美菜の甘い歌声の中に、増田のマッシブなボイスが突然現れる所が、マキシマムザホルモンの曲にあるような急激なパターンチェンジを彷彿とさせます。ま、さすがにそれは言い過ぎだけど、かなりの名曲。作曲は川崎里実さんという方で僕は存じあげませんが所属事務所が山下達郎が所属するスマイルカンパニー
 
・夜風の仕業 (チームB 5th)
これはAKB版、というか柏木由紀版の松田聖子Sweet Memories ですね。柏木由紀もかなり歌が上手い。
 
おまけ。シングルだと、僕「RIVER」と「BEGINNER」が大好きなんですよ。どっちも井上ヨシマサ。天才。
 
三谷幸喜のカバーとか最高だったのであります。
以上。本当はまだまだあったけどこの辺で。