俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

R.I.P. T.M. スティーヴンス

amass.jp

T.M. スティーヴンスが亡くなりました

それほどSNSでは話題になっていないのが意外ですが・・・
近年は認知症のため引退状態だったようです

私はT.M. スティーヴンスのすべてを追っていたわけじゃないですが、個人的にはやはりスティーヴィー・サラスとの関わりの中で聴いたことが大きかった

最近になって知ったけど、アトラクションズのブルース・トーマスも参加しているプリテンダーズのアルバム「Get Close」の頃にT.M. スティーヴンスがメンバーで、「Don't Get Me Wrong」も彼の演奏

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Top of the Pops ですが、TMが異質なオーラを放っています(笑)
地味に、TMが参加した曲で一番ヒットしたのがこれだったりする?

でも個人的にはやはりスティーヴィー・サラスですかね

一番聴きこんだ「Back From The Living」ではT.M. スティーヴンスの存在感がえげつないです
1994年の日本公演はライブ・アルバム、ライブ・ビデオもリリースされてますが、これはT.M. スティーヴンスがベースを弾いていてかなり目立ちます

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サラスのベーシストといえばT.M. みたいなイメージはこの頃に付いたものかも

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教則ビデオでも登場してます
曲はSex Machine、 Crack Killed Apple Jackと Too Many Mountain ですね

ただ、実はそんなに参加曲自体は多くはありません

サラスのアルバム収録曲で言うと、こんな感じ

  • The Grooveline (Heatwave Cover from Electric Pow Wow 1993)
  • Good to Earhole (Funkadelic Cover from Electric Pow Wow 1993)
  • Tell Your Story Walkin' (from Back From The Living 1994)
  • Crack Killed Apple Jack (from Back From The Living 1994)
  • The Lying Truth (from Back From The Living 1994)
  • WIthout Love (from Back From The Living 1994)
  • Freeze Dried (from Soulblasters of The Universe 2004)
  • Get Your Hands in The Air (from Back From The Living 1994)
  • Warms of The Sun (from Back From The Living 1994)
  • Rock The House (from Back From The Living 1994)
  • Tell Me Something Good (Chaka Khan Cover from Jam Power 2010)


なんかでも、スラップバキバキ言っているのですぐ分かりますね
ここまで分かりやすいベースプレイはビリー・シーンかT.M.かみたいなところがあります


T.M.スティーヴンスのアルバムも何枚か持っていて、ここにもサラスは参加してました

そういえば学生の頃、BOOMに収録されているパーラメントのカバー、「P-Funk Wants to Get Funked Up」を車の中で聴いていたら同乗者に「これは悪魔の音楽だー」と叫ばれたことがありました

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T.M.は自分の音楽をヘヴィ・メタル・ファンクと呼んでいて、まあこの表現はピッタリでしたね
サラスはハード・ロック・ファンクですかね
P-Funk Wants to Get Funked Up」は、スラッシュ・ファンク・メタルでしょうかね

ところで旧Twitter、Xで意外な人がサラス愛を語っていて驚きました

Chakaさん(ジャズシンガー、元PSY・Sのボーカル)



サラスの自伝、積み本になったままなので、読んで感想シリーズでも書きますか
(ただ、果たしてコステロの日本公演前にやるべきことなのかという疑問はあるけども・・)



T.M.スティーヴンスよ永遠なれ