俺の記憶ストレージ (Part 1 & 2)

溢れ出る 色の渦 巻き込む パレード デイドリーム

スクイーズ!!!!

スクイーズ来日!

amass.jp

 

・・・・って言ったってどうせ東京と大阪だろうがよー。札幌なんてスルーだよね〜とか思って拗ねてたんですが、ちょうどその日に東京出張が入りましてスクイーズのライブ、初めて見れることになりました。ありがとう自社。うーん、楽しみ。スクイーズなんて永遠に見れないと思ってた。

 
僕がグレン・ティルブルックを知ったのは割と昔で、高校生の頃なので、23年くらい前(そんな昔になるのか・・・)。エルヴィス・コステロの「トラスト」の中の「From A Whisper To A Scream」が最初です。
 
 
初めて聴いた時、コステロじゃない声が入ってる〜!と驚いたものです。この頃のコステロの声はどっちかというとボトムの太いオーバードライブ・ボイスなんですが、グレンの声はハイトーンでクリーンなアコースティック・ボイスで、声質が違うのが混ざってて面白いなぁと思ったものです。曲調としてはコステロにしてはリフ主体のロックでちょっと珍しい感じですね。初めて聴いた時はなぜかZepの「リヴィング・ラヴィング・メイド」を思い出しましたが。ギターリフがもたり気味なのが玉に瑕。弾いてるのはおそらくコステロだろうなぁ。
 
で、スクイーズ本体を聴いたのはもっと後。スクイーズの存在自体は知ってました。というのは、布袋寅泰の「Radio Pleasure Box」という布袋寅泰が影響を受けたアルバムがごっそり紹介されてる本があるんですね。ここで数枚程度ですが、スクイーズが紹介されていたわけです。コステロのアルバムと、この本で名前はしっかり刷り込まれてて、札幌市内の中古盤屋で「アージー・バージー」見つけて即買いしたわけです。これが14年くらい前の話。
 
スクイーズはコステロXTCとかとよくひねくれポップみたいな言い方をされるけど、心底ひねくれてるのはXTC。というか、アンディ・パートリッジかな。コリン・モールディングはひねくれてない。コリンと、コステロとスクイーズはとても聴きやすいと思うのです。XTCの「Living Through Another Cuba」とか、もう物凄いひねくれかた(好きだけど)。
 
で、スクイーズで好きな曲をいくつか。
 
・Another Nail In My Heart

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やっぱりコレが一番好きなんだな。いつ聴いても何回聴いても素晴らしいと思う。

曲の良さもさることながら、ギターソロも素晴らしい。昔から歪んだギターソロしか聴いてこなかったので、クリーントーンのエレキソロが好きになったのはこの曲の影響かもしれない。クリーントーンって、アドリブ取るの大変なんですよね。歪んでれば、困った時のサステインを効かせたロングチョーキング&ヴィブラートで乗り越えられますが、クリーントーンだとどうにも間抜けになります。だからこその、この作り込んだソロになるんだと思います。ギターの8分で下降するフレーズとドラムのタムがシンクロする箇所なんてすごくかっこいい。そういえばシュガー・ベイブ山下達郎のお達しによりディストーション禁止で、だからギターソロも全部クリーントーンらしいんですが、「SONGS」のギターソロはほぼ作り込まれたソロなんですよね。やっぱりクリーントーンでインプロヴァイズするのは大変だったのかも、とか思ったり。
 
 
・Pulling Mussels (From A Shell)
貝殻から貝の身を引っ張る?なんだそりゃと思いましたが曲は秀逸。「アージー・バージー」はこの曲と上の曲の冒頭2連発で見事に心を撃ち抜かれました。
 

・In Quintessence

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これ、かなり好きなんですけどライブテイク見たことないです。やったことないのかな?(※追記:Wikipediaによると過去に頻繁にやってたそうです)

デイブ・エドモンズのプロデュースですが、そう言われてみるとロックパイル的な風味がしますね。「Heart」みたいなモータウン系の匂い。

 
・Tempted
ヒット曲ですが、皮肉なことにリード・ボーカルがグレンではなく、当時のキーボーディスト、ポール・キャラック。グレンもツーコーラス目に登場しますが、チャットモンチーの「長い目で見て」で、満を持して登場する橋本絵莉子のような安心感があります。プロデューサーのエルヴィス・コステロもゲストボーカルですが、アクが強いですねコステロは。ポール・マッカートニーの「You Want Her Too」もそうですが、他人の曲に出てくるコステロのドッキリ感というか、「濃ッ!」みたいな感じ、分かりますかね。
 
・Black Coffee In Bed
Temptedもそうだけど、スクイーズはこういうソウル色もあるんですよね。そこが好きなポイント。デビュー時は初期XTCみたいなガチャガチャしたニューウェーブ・パンクでしたが、僕はこういう路線が好きですね。イントロのギターソロ好き。
 
・Some Fantastic Place
これ、曲もさることながらギターソロの最後が凄い。ドラマチックなギターソロの定石ならば、1弦のハイフレットをチョーキングして盛り上げるところですが、低いところで長いヴィブラート。素敵です。
 
さて、ライブまであと数日。楽しみだなぁ。