任天堂のWii Uにはカラオケ機能がついているらしいが(持ってないからよく知らない)、実は80年代を代表するモンスターゲーム機であるファミコンでもカラオケは出来たのである。
タイトルは長年忘れていたが、調べてみたら「カラオケスタジオ」というソフトだった。
誰だったかは覚えてないけどその頃の友達に借りて、家族全員で結構盛り上がったのを覚えている。
そのソフトは普通のロムカートリッジの形状ではなく、マイクが付いているという代物で、ツーコンマイクで済まそうとしないところに意気込みを感じる。
曲目には、吉幾三の「雪国」とかもあって子供ながらに子供向けじゃ無いな〜と思っていたが、どうやらそれは追加パッケージだったようだ。今ならDLCか何かで手に入れるところだが、これはカラオケスタジオのROMカートリッジにさらに付属のROMを付ける方式だったようだ。(ただしそんなことは全然覚えていなく、ネットで調べたらそう書いてあった)
そのソフトの中に「ろくでなし」という曲がある。原曲はまったく知らなかったが「ろくでなしー、ろくでなしー、なんてひどいア~ウィ、いいかた」というテロップで、適当に歌っていた。「ア~ウィ」ってなんなんだよ!とか思いながら・・・。
僕はこれを最近まで研ナオコの曲だと思っていたが、越路吹雪の曲で、作曲がなんとアダモ。アダモと言えば、雪が降るたびに母が「雪が降る〜あなたは来ない〜」と歌っていたあのアダモである。で、「雪が降る」というフレーズを聞くと、どういうわけかエスパー魔美を思い出すのだが、そういう話あったんだっけ?記憶にあるようなないような。
なんでこのことを書くことになったかというとNHKでやってたサザンの35th記念ライブを見ていたら「夏をあきらめて」が流れて、研ナオコを思い出し、そういえば研ナオコって「ろくでなし」歌ってたよな、と思って調べてみたら、28年間勘違いをしていたことに気づいたからです。