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俺の記憶ストレージ (Part 1 & 2)

Stay Tuning 札幌 Friday Night

諧謔 - kaigyaku -

音楽

ほぼ同じ年の僕の知り合いが「若い頃、みんなユニコーンを聴いてた」と言ってましたが、僕の見解としては、ユニコーンってのはなかなか聴く人を選ぶバンドだったような気がします。

 

90年代は諧謔性の高いバンドを敬遠する人は結構いました。「フザケるはイヤっ!」みたいな。サザンオールスターズ/桑田佳祐は70年代から活躍している大御所なので除外するとして、80年代中期から90年代半ばに活躍していた殆どのバンドは生真面目というか、フザケタ曲は無かったように思います。

 

例外がユニコーン米米CLUBだったのではないかと。これまた不思議なのですが、ユニコーンは「ダウンタウン」が出演していた「夢で逢えたら」のオープニング曲を手掛けてますし、米米CLUB萩原健太氏をプロデューサーとして迎えた時期もありましたし、諧謔的ポップスの先駆者である大滝詠一と因縁めいたものを感じます。

 

ちなみにですが、この頃、植木等がリバイバルヒットしてまして、僕も「スーダラ伝説」が大好きで聴きまくってました。そのせいで今でもクレイジーキャッツの大半の曲は知っているのです。当時は全く知りませんでしたが、この「スーダラ伝説」のプロデューサーは大滝詠一でした。大滝詠一を真面目に聴きだしたのは亡くなってからですが、実は大滝プロデュースものは中2でガッツリ聴いていたということです。

 

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で、話を戻すと、中学生~高校生の頃にこういう諧謔的な音楽ってかなり好き嫌いが出るんですよね。否定的な感想を持つ人が殆どだったような気がします。ダイノジの大谷さんもフザケタ曲は嫌いだったようですし。

 

個人的なエピソードとしては米米CLUBの「sûre dance」が凄く気に入り、米米CLUB買ってみようかなと中古盤でアルバム「GO FUNK」を買ったらコミックソング多めで、まさに"なんですか これは"状態になり、呆然としました。その後好きになりましたが、買った瞬間は、コミックバンドだったか~!しまった~!と。

 

 

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1991年には「米米CLUB」というライブアルバムをリリースするんですが、これがまた諧謔度マックスのアルバムでして、一つ前の「K2C」が割と真面目路線のベスト盤に近い出来で、それを期待して買った友人は大層ショックだったようで、僕に売りつけようと必死でした。僕はこのアルバムが大好きで、カセットテープにダビングして何度も聴いてました。しかもこれにも「スーダラ節」が入っているという。一番好きなのは「I Love You」。

 

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ユニコーンも子供に「おれは~ジゴロ~」と歌わせたり、「人生は上々だ」とかフザケてますし、「PTA ~光のネットワーク~」ではTMのパロディをやったり、やっぱり諧謔度の高いバンドです。それ故、キライな人も多かったのですね。特に女の人。身近な例だと妹が拒否反応を示してましたし、他にもサンプルが数名おります。

最近だとレキシとかも、喜んでいるのは男ばかりで、女性はあまり好きじゃないのかなという印象です。知り合いの女性も、フェスの録画しているの見ててもレキシは飛ばすと言っていましたし。僕はニューソウルをアホみたいな歌詞で歌う「HiMiKo」なんて凄い好きなんですけど。

 

HiMiKo

HiMiKo

  • レキシ
  • J-Pop
  • ¥250

 

 

ユニコーンは、再結成後もコンスタントに諧謔性を発揮していて喜ばしい限りです。2011年のZIIの1曲目「手島いさむ大百科」がとんでもない曲でして、僕はその曲が再結成ユニコーンの最高傑作だと思ってます。

 

手島いさむ大百科

手島いさむ大百科

 

基本的にテッシーの語りがメインなんですが、何度聴いても笑ってしまうのです。