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俺の記憶ストレージ (Part 1 & 2)

溢れ出る 色の渦 巻き込む パレード デイドリーム

T-スクエアで色々思い出した

年末にBSで、ザ・スクエアのライブが放送されてて、それを見てからちょこちょこザ・スクエア/T-スクエアを聴いてたんですが、ちょっと懐かしい動画を見つけてしまった。

 

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1992年のF-1日本グランプリ前夜祭というやつで、僕はこれをリアルタイムで見てたんですよね。高校一年の秋です。司会は当時F-1実況だった古舘伊知郎古舘伊知郎は当時F-1ポールポジションという深夜の情報番組もやってて、その延長線にあった特番ですね。ちなみにアシスタント的な立ち位置に当時無名だった平子理沙がいたんですが、それをさっきウィキペディアで知って、そういえばそうだったかも、とちょっと驚きました。当時のF-1と言えば、今宮さんとか森脇さんとかいろいろ名物みたいな人がいましたが、何と言ってもピットレポーターの川井ちゃん。川井ちゃんは鈴木保奈美と結婚するんですよね。石橋貴明と再婚する前ですけど。鈴木保奈美ってリトル・フィートが好きなんですよね。どうでも良いですけど。酒井康との対談本に書いてたような。

 

それはともかく、ここで演奏されている「FACES」。

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イントロで安藤まさひろ氏がアーミングでギュインギュインするんですが、この当時、ギター弾いてなかったんで、彼が何してるか、どうやって音を出しているかさっぱり分からなかったんですよね。

 

自分はそもそもTMネットワークから入った人間なので、音楽を聴き始めた当初は木根さんがギターをストロークするのしか見てなかったのです。つまりソロプレイはキーボーディストがするものであって、ギターは伴奏するもの、と思ってました。

 

で、後追いでBOOWYに出会って、キーボーディストがいないことにビックリするんですよね。BOOWYのビデオは、この頃既に見ていたと思いますが、布袋モデルのテレキャスってアームが無いんですよね。なのでそもそもアームという存在すら知らなかったのです。

 

で、何を思ったか、T-スクエアのギタリストは「弦を右指で摘んで引っ張って凄い音を出す」と思ったわけです。よーく考えたら、振動しないんで音が鳴るわけないんですが、当時はそう思ったわけです。これが1992年の9月で、僕がギターを始めるのが1992年の終わりか1993年の初め辺りになるんですが(1993年の1月が有力)、BOOWYのビデオを見たことがギターを初めたキッカケ、ということを今までずっと思っていたんですが、よーく思い出してみると、この安藤まさひろ氏の「弦を摘んでギュイーンとする」プレイもやってみたい、というのがあったのです。このことをこの動画を見て突然思い出しました。

 

で、僕は父親と一緒にリサイクルショップというか、狸小路の裏にあった古物商に行って、ギターを探しに行ったのです。「3000円くらいでギターないですか?」と聞いたら「馬鹿言うな」と怒られ、「どのくらいからあるんですか?」と聞いたら、薦められたのがフェルナンデスのギターで2万円で購入しました。

http://www.fernandes.co.jp/wp/wp-content/uploads/2012/09/1978_vol1.pdf

※このカタログのFST-70YSだと思われる

 

カタログにはアームが付いてるんですけど、古物商から買ったときは付いてなかったんですよね。なので、アームの存在すらしばらくしらないまま、安藤氏のギュイーンを再現しようとしてましたが、どうしても出来ないわけです。右手で振動を止めてしまっているから当たり前ですけど。それでどういういきさつか・・・ヤングギターで読んだのかもしれませんが、アームというものがあることに気付くわけです。

 

それで狸小路のアルシュにあった楽器屋に行って(あれはなんて店だったんだろう・・・島村ではなかったような)、「アームってありますか?」と聞いたんです。すると「どんなギターですか?」と聞かれたので、「えっと、フェルナンデスのフェンダーです」と答えてしまい恥をかきました。当時、ストラトキャスターという単語がうろ覚えで「フェンダー」という型だと思ってたんですね。店員は「は?」みたいな顔してましたが、若気の至りです。これでようやく安藤氏のギュイーンに近づいたわけですね。で、70年式ラージヘッドストラトでアーミングと言えばリッチー・ブラックモアな訳で、僕は次第にリッチー・ブラックモアに傾倒していくわけです(当時は「Battle Rages On...(紫の聖戦)」の暗黒時代でしたが)。

 

さて、長々と書いてしまいましたが、T-スクエア。僕はそんなにたくさん聴いてるわけじゃないんですが、聴き始めたのは中3の頃だったので、かなり歴としては長いです。25年前!

 

キッカケはやはりF-1で、改めて書くまでもないですが、当時のF-1のオープニングテーマはT-スクエアの「TRUTH」で、F-1のCGに合わせてあの神イントロが流れるわけです。でAメロのサックスあたりで「エーフワーングラーンプリ イーン サンマリーノ」とかナレーションが流れるわけですよ。F-1中継ってのは、このオープニングから見ないとダメなんです。これは絶対に。これが見たくて見てたようなもの。これ、4半世紀前のCGなんですが、かなり凄いですよ。おそらくですが制作費は数千万くらいいっているのではないかと・・・。昔そんなことをどこかで聴いた気がします。当時の民生用PCでここまでのクオリティのものは絶対ムリですので。

 

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で、その頃、F-1のサントラっていうか、サントラなのかな?F-1がテーマのベスト盤的なT-スクエアのアルバムがあったわけです。

 

F-1 GRAND PRIX

F-1 GRAND PRIX

 

 

これを当時めちゃくちゃ聴いてましたね。安物のキーボードでメインテーマを耳コピしてたらしてました。「El Mirage」「Omens of Love」とかですね。TMネットワークから入って、子供の頃ピアノを習ってたので、キーボードなんですね、ギターじゃなくて。この時にT-スクエアに感じていたのは、歌のない歌モノというイメージで、フュージョンとは全く思ってませんでした。というか、未だにT-スクエアをフュージョンだとはあまり思ってない。

 

 本田雅人氏の作った「Megalith」はフュージョン然としたフュージョンだなあと思うんですけど、安藤まさひろ氏や和泉宏隆氏などの曲はフュージョンっぽいとは思わないんですよね。歌のない歌モノ。メロディに起承転結があってですね、さらに歌モノの様にAメロBメロサビみたいな構成で、歌メロはサックスがメインで、ちゃんとギターソロ、キーボードソロがあり、と、割とメロディのあるロック/ハードロックに近い印象なんですよね。

 

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僕がフュージョンと言われて思い浮かぶのは、ジェフ・ベックなんですよね。「Blow by Blow」や「Wired」あたりの・・・。あとビリー・コブハムとか。あと葉加瀬太郎のクライズラー・アンド・カンパニー。高校の頃、フュージョン好きのクラスメイトがいまして、その人がカシオペアとかクライズラーが好きだったんですが、ちょっと変な人だったんですよね。それでちょっと敬遠してたのもあるんですが、T-スクエアは全然フュージョンだとは思ってなくて、そういうのに比べるともう歌モノとしか思えないんですよね。まあ本人たちも、インストゥルメンタル・ポップ・バンドと自称してるのでそうなんでしょうね。

 

安藤さんはハードロックの作家としてもかなり天才的だと思うんですよね。「Faces」も所々オジー・オズボーンの「Shot  in the Dark」を彷彿とさせますし、一番有名な「Truth」は言わずもがな、グランツーリスモのテーマ曲の「Moon Over The Castle (Knight's Song)」とかも完璧なハードロック。ちなみにこれはかつてコンサドーレ札幌のテーマソングでCMからもガンガン流れてました。

 

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和泉宏隆氏の「Omens of Love」はハードロックではないですが、これも徹頭徹尾完璧なポップソングですよね。ちなみに、1992年頃、観月ありさいしだ壱成が出ていた「同級生」という心と体が入れ替わるドラマで、出演者がバンドやってたんですが、なぜかこの曲をコピーしてたんですよね。なんでなんでしょうね。

 

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ちなみに「Victory」はつどーむでやってるゴールデンマーケットのCMで使われてます。

 

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インストでかつメロディが親しみやすいからなのか、聴いてみたら意外と知ってる曲が多いバンドだと思います。