俺の記憶ストレージ Part 1&2

寂しさは琥珀となり密やかに輝き出す

追悼:渡哲也

報道が出て1週間経ちましたが・・・。

 

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石原プロが解散するとかしないとかそういう話が1ヶ月くらい前にあって、その時になるほど、もう長くはないのかな、と思ったのもつかの間の訃報でした。

渡哲也という人は、20歳くらいまで名前は聞いたことはあったけど、顔すらよく知らなかった。往年のスターなんだな、くらいの感覚。

 

小学校3年の頃(1985年)、担任の先生が、授業の合間に石原軍団を生で見てきた話をしていたら、僕を含めて周りの生徒がみんなポカンとしていて「石原軍団って分からない?そうか、もうそういう時代じゃないのか」と言ってて、この時に初めて石原軍団という名前を聞いた感じ。1987年に石原裕次郎が死んだ時は、母親が感慨深げに「そっか、ゆうちゃん死んじゃったか」なんて言ってて、この時に初めて石原軍団のトップがこの石原裕次郎だったんだ、と知ったくらい、僕らの世代と接点がなかったのです。

 

そんな僕でしたが、大学4年の頃(1999年)でした。大学4年にもなると、授業が次第になくなります。卒業に必要な単位の9割くらいは取得済みで後は、悠々と単位を取れればOKみたいな感じ。なので、午前中は自宅にいることが多かったのです。なので、朝のワイドショー、とくダネあたりを見て、10時くらいに終わってチャンネルを変えると古い刑事ドラマがやっていたわけです。そもそも、個人的に自分が物心つくかつかないかくらいの1976年〜1983年くらいのものが結構好きで、この頃はこういう家電があったんだな、とかこういう曲が流行ってたんだな、とか、ドラマとかドキュメンタリーでそういうのを見るのが好きだったので、そのドラマも見ていたのですが、それがPartIの頃の西部警察だったんです。

 

初めて見た時は、寺尾聰(リキ)が出ていてメチャクチャかっこいいなと。これを見てルビーの指環が聴きたくなって借りに行ったりしてました。

 

西部警察のPartIって、ちょっと人情ドラマだったんですよね。犯人にも事情がある、みたいな描写が出てくる。それがPartIIとIIIになると、爆破シーンがメインと全国ロケがメインで、犯人は悪でオシマイ、みたいなケースが増えていって、さらに日産自動車の全面協力でフェアレディZとかスカイラインの派手なスーパーマシンが出てくるわけですが、それがまた戦隊モノみたいでちょっと子供っぽくなっていって、個人的にはPartIの頃が好きでした。

 

ただ、西部警察の前身が「大都会」ってのがありまして、まあ僕は未だに見たことはないのですが、それもPartIの頃は倉本聰脚本のヒューマンドラマだったのが、IIとIIIで派手なアクションものに変わったとのこと。で、西部警察はその流れを受けているので西部警察PartIでヒューマンドラマっぽいなと思ってたんですが、すでにその時点でアクション重視だったらしい、ってのは最近知りました。

 

さて、寺尾聰で興味をもった西部警察でしたが、次第に主人公大門圭介を演じる渡哲也に興味が出てきました。実は渡哲也さんは、自分の父と同じ年で、顔もほんの少し似ている。昔の父の写真を見ていたら同じような角刈りでサングラスをしていた写真もあり、父はちょっと渡哲也を意識していた気もしないでもない。もう亡くなってしまったので真相は不明ですが。あと、渡哲也の低い声がなんとも好きで。

 

ということで、決して渡哲也さんの全盛期にファンだったわけじゃないんですが、後追いではありますが、この世代の人では渡哲也さんが僕のヒーローだったわけです。

この当時やっていた西部警察の再放送は、石原裕次郎が13回忌のプロモーションの一環だったようで、石原裕次郎が病気で出演していない回は放送されてないので、見ていない回も多いのですが、それでも西部警察にドップリハマり、ちょうどその頃、小樽という土地には身の程知らずなマイカル小樽という巨大商業施設に出来た石原プロワールドに行って西部警察のサントラを買ったりしてました。西部警察のサントラも、1979年あたりのタイトなサウンドフュージョン寄りの演奏が結構好きで、車の中でよく聴いていました。

 

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・マシンXのテーマ

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スカイラインフォーメーション

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・聞き込みのシーンのBGM 

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これサントラに入ってないんですがベースラインが好きですね。

 

なんか、今回ほとんど追悼番組やらないですね・・・。テレ朝なんか西部警察放送してもいい気がするんですが。

 

ご冥福をお祈りいたします。