俺の記憶ストレージ Part 1&2

寂しさは琥珀となり密やかに輝き出す

サンソンでライブバージョン大量放出の巻

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自分が音楽のサブスクサービスを導入しない理由の一つに、聴いている音楽がなかなかサブスクにない、という問題があります。

だって、そもそも山下達郎がないじゃないですか。aikoはついこの間陥落してしまったけど、この前までaikoもなかった。「音楽と人」によると小袋成彬さん外国人の友人にaikoを紹介しようと思ったらサブスクになくて困った、ってことがキッカケに一つだったらしいんですが。

大滝詠一エルヴィス・コステロはなくはないけど、昔のリイシューに入っていたボーナストラックとかは一切ない。

しかもここ数年、自分のヘビロテになっているのは、山下達郎のサンデー・ソングブックでオンエアされたライブ音源という一期一会でしか手に入らない音源で、それを録音してiTunes Matchで同期して聴いているという感じで、もうこれはマジで最高の音源なんですよ。

はっきり行って、国内・・・いや世界でも最高レベルの演奏のライブ音源が無料で聴けるなんて、とんでもないことですよ。今はタイムフリーがあるので後からでも聴けるようになりましたが、数年前はそれを逃すと、(誰かがYoutubeにアップしてくれない限り)聴けないシロモノ。商品化されない音源だけど、自分にとっては最高の音源なのです。

 

ここ数週間、サンデー・ソングブックでは、3回ライブ特集がありました。

初回は聴取率週間の2/23。これは毎年のようにやってくれます。

2回目が新型コロナが世の中の閉塞感を覆っている中、それをふっとばす、という企画の、3/8「明るい山下達郎特集」、3回目が同じ趣旨で、3/15「少し明るい山下達郎特集」。

 

基本的にPAアウトの音源です、と断りを入れてオンエアされてますが、ようするに普通にライブに行ったときに聴こえているのと同じミックスです、ということですよね。ライブアルバムで良い感じで手直しされるよりも、生々しいな感じがしてPAアウトの方が好きだったりします。

 

海外のバンドなんかだと、ライブ終わってすぐにそのライブの音源をCDにしてリリースするなんてこともあったりします。メタリカはおそらく、ほとんどのコンサートが音源化されていて、それが購入できるんですよね。まあ、毎回リリースされるとお金が追いつかないって問題はありますが、ツアーのどこかの公演を配信専用でリリースされたら、自分は確実に買いますね。ちなみにメタリカの場合は値段はフォーマットによって違うようで、MP3だと約$10、ロスレスだと$13、CDだと$20ほど。

 

 

2020/2/23のオンエアリスト

 

この日は、聴取率週間で、すべて初出音源のはず(「HOT SHOT」は分からない)。

 

「ミライのテーマ」はライブバージョンならではのグルーヴ。「DANCER」はインタープレイ連発。「君は天然色」はご存知大滝詠一のカバーですが、大滝詠一山下達郎が一緒にカラオケに行った時に「君にあげる」と言われた逸話がMCで語られてました。いつかの新春放談でも、「カナリヤ諸島」をカバーしようかなと達郎さんが言ったら「君は天然色」やってよー、と言ってた回があったような。そのリクエストに「あれをやるには楽器が足りない」とかなんとか言ってたような気がします。「HOT SHOT」はかなり昔の音源ですが、もうメチャクチャ上手いですね。この頃はすでに青純&広規さんのコンビ。「REBORN」のスタジオバージョンは打ち込みでしたが、とうぜん生演奏バージョン。

 

 

2020/3/8のオンエアリスト

 

新型コロナで一斉休校要請が発表されたのが、2/27。それ以前にも豪華客船の対応の話で世の中ギスギスしてましたが、この日からさらにその傾向が酷くなりました。あいつが悪い、こいつが悪い、日本は終わったetc…、そんな空気を吹き飛ばそうと企画されたのが「明るい山下達郎」特集。さすがです。それにしても、パニックを煽るワイドショーとか、パニックを作り出そうとするSNSとか、ウンザリですわね。

 

冒頭は既発(あくまでこの番組での既発であり、商品になっているわけではない)の「パレード」。2017年はライブに行ってますが、札幌はこの曲やってくれなかったんですよね。「ドリーミング・デイ」は「Sings Sugar Babe」でのライブ。「Joy」でのアレンジよりも、こっちのシュレルズ/ローラ・ニーロの「I Met Him On A Sunday」の一節から始まるバージョン。「DOWN TOWN」はリメンバーシュガーベイブが入っている超直近のライブバージョン。「いつか(SOMEDAY)」は既発ですが、ライブハウスでやったときのバージョンですね。「CIRCUS TOWN」も既発ですが、このバージョンはかなりヘビロテしていたバージョンです。これが40年前の曲とは信じられないし、それを60代になっても完璧に歌っているのがもう凄いとしか言いようがない。最後がカミカミで「舌まわんねぇ」って言っているのはご愛嬌。「希望という名の光」は、これって確か星野源と一緒にやったラジオでオンエアされたバージョンじゃないかなぁと。

 

「明るい」括りだとやっぱりシュガー・ベイブ〜ソロ初期が多くなりますね。

 

 

2020/3/15のオンエアリスト

 

この日は先週に引き続き「すこし明るい山下達郎」特集。オンエアされた音楽とは裏腹に達郎さんはかなりお怒りの様子でした。詳しくは書き起こしされている方がいるのでそちらを参照していただきたいですが、自分の思いとほぼ同じ。

 

番組は「Recipe」のスタジオバージョンからでしたが、2曲目は「土曜日の恋人」のライブバージョン。なぜかわからないですが、「これ札幌で演奏されたバージョンじゃないかなぁ」と思ったんですよね。そうしたらビンゴでした。hitaruで達郎さんが演奏したのは去年が初めてで、その初めての公演を見れて、それがオンエアされたってのは感激ですね。

「あまく危険な香り」は去年のバージョン。佐橋さんとが控えめかな・・。個人的には2014年のスイートラブシャワーでのライブバージョンがオブリガート盛りだくさんで好みですね。ただこのバージョンの宮里さんは凄い。

「あしおと」も既発です。「FUTARI」は初出ですが、これもhitaruから。これ生で聴いて鳥肌たったバージョン。「Music Book」は既発かなと思ったんですが初出ですね。隠れ名曲。「ずっと一緒さ」は既発ですね。

 

 

Joy2」はまだですかーなんて手紙がたまに紹介されたりするんですが、自分はiTunesのプレイリストで勝手に「個人的Joy」を作ってるんです。「Let’s Dance Baby」「Ride On Time」が「Joy」のバージョンになってしまうんですよね。別に良いんですけど、この2曲のライブバージョンは長すぎてなかなかオンエアで流れないんですよね。特に「Let’s Dance Baby」なんかは、毎年後半のメドレーが変わる(去年は竹内まりやメドレー)。オンエア熱望!ということで筆を置きたいと思います。