俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

Radio Darling 「メロンソーダ」という名曲を見つけた件

funky802.com

 


FM802 × TSUTAYA ACCESS! 『メロンソーダ』Radio Darlings Music Video

 

ちょっとノーマークでした。FM802は大阪の放送局ですか。北海道にいると全く分かりません。水曜日はCD半額デーなので、ぶらりとTSUTAYAに物色に行ったら、aiko作詞作曲の曲を色んな人が歌っているというレンタル専用のCDがあったので、思わず借りました。

 

これはもう私的には上半期ナンバーワンの名曲ですね。aikoが産んだシティ・ポップの名曲と言っても良いでしょう。

 

しかもしかも・・・特筆すべきは、橋本絵莉子aikoの邂逅でしょう。

 

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※このツーショット(別撮りだけど)は誰得ですか。俺得です。

 

aiko作詞作曲の曲に、橋本絵莉子の声が載るなんて、まったく想像もしてませんでした。

 

今まで全く接点なさそうなだったのに、なぜ?という感じです。aikoポニーキャニオンですし、チャットモンチーキューンレコードでレコード会社も違いますし。

 

(追記)

こんなの見つけた

チャットのMステラストで共演した後のコメントですかね。

 (追記終わり)

 

世間的に、カテゴリ的には同じみたいな感じで思っている人もいそうな気がしなくもないですが(ボーカリストのキャラクターの雰囲気というかなんというか、そういうもので)、aiko は所謂 J-POP の範疇の人で、どういうわけか音楽的にはあまり語られることがないですね。アレンジでいうと、バンドサウンドでギター大きめなのでロック的な曲もあれば、黒っぽい曲もありますね。R&Bというよりはソウル風味のポップスという感じ。スティーヴィー・ワンダーが好きだというのも頷ける。あの人も黒すぎない感じありますね。あくまでもポップスとして聴けるというか。と思えば「恋愛ジャンキー」みたいなハードロックとか、「傷跡」みたいなジャズ風もあり、というアレンジ的には結構振り幅が大きい。コード進行も変態的だし、音楽的には面白いことやっているはずなのにどういうわけか音楽誌はその辺のところほとんど取り上げない感じです(本当に不思議)。

 

チャットモンチーはまた全然違う感じですね。理屈っぽい音楽誌が好きそうな感じ。ジャンルとしてはオルタナティブ・ロックの範疇で、ルーツがあまり見えない。「推進力」なんかはアメリカン・ロックだなーとか、この曲はレゲエだな、とか歌謡曲風だな、とかはありますが、ちょっと変わったアレンジにしようという思いでそうしたんだなと思うだけで、ルーツって感じはしません。全体的にルーツがあまり見えない感じ。ハイスタが好きだったとかいう話はよく聞きますが、ハイスタ感もないですし。なんというかチャットモンチーは、オルタナティブとしか言いようがないなぁと。

 

そんな二組、個人的にはどちらも好きで、自分はaikoは「BABY」までは揃えてるし(最近疎遠だが)、チャットモンチーに至っては全部揃えているけど、チャットモンチー聴いた後にaiko聴こうとか、逆のパターンとか全くないくらい、別ものとして捉えていたので、このコラボには驚きましたね。その二人に接点ができて、感無量ですよ。

 

このaiko の書いた「メロンソーダ」はホーンの入ったソウル寄りのポップス。チャットモンチーにソウル要素はないのでこういう曲で橋本絵莉子の声を聴くのは新鮮です。

 

曲も本当に好みなんですよ。小沢健二の「ラブリー」が2019年に蘇ったみたいな。「Superstition」みたいなクラビネットのアレンジも良いですし、ホーンも良いですし、アレンジが素晴らしい。

 

レンタル落ちしたらすぐ買うと思います。ただ、僕はこれに3000円だしても良いと思ってますけどね!