映画の影響でQUEENが第3次ブームだそうです。私の棚に眠っていたクイーンのCDやらDVDやらをメルカリに出品したら飛ぶように売れてます。別に廃盤でも無いのにすごいなぁと。
QUEENという名前を知ったのは、多分フレディー・マーキュリーが死んだ時だと思います。その時は中3だったけど、別に聴くわけでもなく。きちんと聴いたのは高2の時かな?「Greatest Hits」をレンタルCDで借りてきて、ビートルズと交互に聴いていました。その後、「Made In Heaven」の頃に周りで少し流行って、大学の軽音に入ったらクイーンが好きな人がたくさんいてつられて聴いてました。この頃好きだったのは初期から中期。特に「Jazz」とか「Sheer Heart Attack」。あと二枚組のライブ盤「Killers」はヘビロテ。「Dreamer’s Ball」は1996年のクリスマスを思い出します。
コピーバンドでも何曲かやってました。「Don’t Stop Me Now」と「Stone Cold Crazy」。
社会人になって2002年ごろ、リアルタイムのクイーンファンの先輩(12歳年上)とクイーンの話題で盛り上がったのをトリガーに個人的ブームが再到来してまた聴きまくりました。この頃好きだったのは「Queen II」、「News Of The World」、「A Night at The Opera」、「The Game」とか。あとファンクなものに興味があったので「Hot Space」なんかもよく聴いてました。フレディソロの「Great Pretender」もかなり聴いてたなぁ。
で、この1年後くらいにキムタクのドラマで世の中的に再ブームになるわけですが、その頃にはあまり聴かなくなってました。
Queenってジャンル的にはかなり幅広くてそこが魅力かなと思ってます。初期はグラム・ロックっぽいと思えば、プログレになったり、ブラックになったりと。
ソングライターが4人いるのもポイントですね。どんなジャンルの曲でも作れるフレディー、ハードロックなブライアン・メイ。ブラックなジョン・ディーコンと、平凡なロジャー・テイラー(ただし歌上手い)。
ということで、マイTop40。コメントは10位まで。
- Killer Queen (from "Sheer Heart Attack" 1974 - Mercury)
これが個人的に最高傑作。最初から最後まで完璧。初めて聴いたときはオー・シャンゼリゼかと思いましたけど。ちなみにオー・シャンゼリゼはフランスの曲じゃないんですよね。イギリスのバンドの曲。で、スモール・フェイセズの「Lazy Sunday Afternoon」もあるので、イギリスっぽい曲といえばイギリスっぽいのかな。
- Don't Stop Me Now (from "Jazz" 1978 - Mercury)
ノエビアのCMで見たのが最初かな?これと Killer Queen とどっちが一位か迷いました。これも最初から最後まで完璧なんですよね。
- Somebody To Love (from "A Day At The Races" 1976 - Mercury)
これはゴスペル的な多重コーラスの曲でフレディー・マーキュリーのボーカルが最高なわけですよ。大人になってから好きになった曲。ロジャー・テイラー声高い!
- Bohemian Rhapsody (from "A Night At The Opera" 1975 - Mercury)
あまりにも有名な曲なので特になにも書くことはないですが・・・ライブバージョンを聴くと山下達郎のクリスマス・イブを思い出します。(間奏のテープとかね)
- Another One Bites The Dust (from "The Game" 1980 - Deacon)
Greatest Hits I の1曲目がボヘミアン・ラプソディで、2曲目がこれ。落差が激しかったけど、とても好きな曲。「ごっつええ感じ」世代にはMr.Baterでの「ちりめんじゃこやん」でも有名ですかね?若い頃、これの元ネタがChicの「Good Times」だということを知らなくて、ススキノにある「500bar」で流れたときに「これが元ネタだったのかー」と。ただ、曲名がわからずにしばらく悶々としてましたけど、バーナード・エドワーズの弾くベースラインがガッツリ頭にこびりつきました。
- Good Old-Fashioned Lover Boy (from "A Day At The Races" 1976 - Mercury)
Killer Queenと同系統ですが、こっちも好き。
- Brighton Rock (from "Sheer Heart Attack" 1974 - May)
もうこれはブライアン・メイのギターワークに心酔する曲ですね。
- My Melancholy Blues (from "News Of The World" 1977 - Mercury)
ジャズ。
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Mustapha (from "Jazz" 1978 - Mercury)
アラビアン・ハードロックなんてフレディー・マーキュリーにしかできない。
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I Was Born to Love You (from "Made In Heaven" 1995 - Mercury)
いろいろ物議を醸しがちというか、マウント取るのに使われがちなので嫌なんですが・・・。これが好きだと言うとニワカ扱いされ、「実はフレディーのソロ曲で云々カンヌン」とか、「フレディーソロの方が好きだ」とかなんかいろいろ言われます。(本当に好きなら別にいいんですけど)フレディー・マーキュリーのソロバージョンは80年代中期のチープな音質で、ドラムボックスだし、安っぽいシンセのアレンジだし、正直僕は全然好きじゃないです。デモバージョンに聴こえてしまう。あえてああいうアレンジを楽しむ、というなら別ですけどね。どう考えてもQueenでリアレンジされたほうがかっこいいです。ブライアンのギターソロがまた最高で、これがあるだけで大分違う。
- It's Late (from "News Of The World" 1977 - May)
- Lazy On A Sunday Afternoon (from "A Night At The Opera" 1975 - Mercury)
- We Are The Champions (from "News Of The World" 1977 - Mercury)
- Keep Yourself Alive (from "Queen" 1973 - May)
- Staying Power (from "Hot Space" 1982 - Mercury)
- The March Of The Black Queen (from "Queen II" 1973 - Mercury)
- Under Pressure (from "Hot Space" 1982 - Mercury/May/Deacon/Taylor/David Bowie)
- Death On Two Legs (Dedicated To ...) (from "A Night At The Opera" 1975 - Mercury)
- Ogre Battle (from "Queen II" 1973 - Mercury)
- Play The Game (from "The Game" 1980 - Mercury)
- You're My Best Friend (from "A Night At The Opera" 1975 - Deacon)
- Too Much Love Will Kill You (from "Made In Heaven" 1995 - May/Frank Musker/Elizabeth Lamers)
- Who Needs You (from "News Of The World" 1977 - Deacon)
- Dead On Time (from "Jazz" 1978 - May)
- Dreamer's Ball (from "Jazz" 1978 - May)
- Stone Cold Crazy (from "Sheer Heart Attack" 1974 - May)
- Bring Back That Leroy Brown (from "Sheer Heart Attack" 1974 - Mercury)
- One Vision (from "A Kind Of Magic" 1986 - QUEEN)
- It's A Hard Life (from "The Works" 1984 - Mercury)
- We Will Rock You (from "News Of The World" 1977 - May)
- Save Me (from "The Game" 1980 - May)
- Let Me Entertain You (from "Jazz" 1978 - May)
- Crazy Little Thing Called Love (from "The Game" 1980 - Mercury)
- Seven Seas Of Rhye (from "Queen II" 1973 - Mercury)
- Friends Will Be Friends (from "A Kind Of Magic" 1986 - Mercury/Deacon)
- Princes Of The Universe (from "A Kind Of Magic" 1986 - Mercury)
- I Want It All (from "The Miracle" 1986 - QUEEN)
- Radio Ga Ga (from "The Works" 1984 - Taylor)
- I'm Going Slightly Mad (from "Innuendo" 1991 - Mercury)
- Party (from "The Miracle" 1986 - QUEEN)
作曲割合で言うと、やっぱりフレディが多くなるかな。次がブライアン・メイ。まあ、もともと他の二人は作曲数自体が多くないのでしょうがないけど・・・。