小田和正の「クリスマスの約束」、今回の選曲はなかなか好みでした。ポール・マッカートニーのメドレーも割と地上波で流れなさそうな選曲、「Junk」〜「Waterfalls」〜「Silly Love Songs」〜「My Love」でなかなか。「君は天然色」「風をあつめて」のはっぴいえんど系もフォロー。去年、細野さん呼んで、チャップリンの「Smile」だったからなぁ。細野さんの曲をあえてやったんですかね。宇多田ヒカルも良かった。それとSMAPですよね。1曲目は「夜空ノムコウ」でしたね。小田さんなりに何か思うところあったんでしょうかね。
レジェンド小田和正も巻き込むくらいなのに、夏頃のBURRNの編集後記で、「SMAPなんてどうでも良い」と書いてたのには閉口しましたね。どうでも良いなら触れなきゃ良いのに。僕はSMAP騒動のおかげでSMAPのアルバムはレンタル、中古やらでコンプリートしましたよ。全然知らなかった名曲を発掘できて充実した一年だったと思います。
ということで、明日がSMAPを見ることができる最後の日なので、私的に好みなSMAPの曲でプレイリスト組みました。
シティポッパーな僕の観点としては、やはりシティポップ的、フュージョン的な曲の集合体です。
なので基本的には海外ミュージシャンのゴージャスオケ路線の曲多めであり、それ以前の「心の鏡」的ないかにもジャニーズ然とした曲や、2000年以後の曲は殆どありません(「Joy」は好きなので入ってますが)。
ちなみに最近出たばかりのベストアルバムとはあまり被りませんでした。
1. KANSHAして (wah wah version) (1995)
-> シングルバージョンより断然こっち。ハイハットのオープンクローズ、刻み方とか凄すぎる。アウトロ近くの16刻みが突然8、というか4?になるとこが個人的な好み。
2. $10 (WOOL Version) (1993)
-> これも凄いです。ベスト盤だけのスペシャルバージョン。生演奏。
3. 気になる (1996)
->ファンク!歌詞も面白いです。
4. イルカに逢った夏 (1994)
->渋谷系って感じですよね。今聴いてもシャレオツ。これで22年前か・・・。
5. Joy!! (2013)
->これだけかなり最近の曲ですが、イントロは「雪が降ってきた」とほぼ同じメロディですが、曲自体は夏感溢れる爽やかな曲。中居君の出番が多いのも良い。
6. Peace! (Album Version) (1997)
->これはシングルテイクと甲乙つけがたいです。かなり好きな曲なんですけど、世間的には地味、みたいな評価なんですかね。
7. Relax (1996)
->これも渋谷系。
8. 働く人々 (1994)
->ファンク!
9. Fly (higher take) (1999)
->これ、大学4年生の頃の曲なんですが、この頃SMAPを熱心に聴いてたわけじゃないのに、妙に印象に残ってる曲です。こんなヘヴィなソウルをやるなんて、と驚いた記憶が。
10. たぶんオーライ (Album Version) (1995)
->これもファンク。サックスソロ前のデニス・チェンバースの鬼インタープレイは必聴です。
11. 感じやすい不機嫌 (1995)
-> なんだろな。スティーリー・ダンを思い出したりします。
12. ルーズなMorning (1995)
->前も書きましたがフュージョン&ラテン風味の「Sparkle」みたいな感じ?
13. Duo (1998)
->「Viva Amigos」は冒頭5曲捨て曲なしという素晴らしさ。これも少しラテン風味というか、キューバ的なところがありますよね。
14. 雨がやまない (1995)
->シンコペーション!アンニュイなシティポップって感じですかね。
15. わかってほしい (1996)
->これもラテン風味。
16. 人知れずバトル (1995)
->特にアウトロが好きなんですよね。かっこよすぎる。
17. たいせつ (1998)
->コーラス佐々木久美さんなんですよね。裏で鳴ってるクラビネット(ですよね?)が良い味出してる。作曲は小森田実です。aiko史観だと小森田さんは凡庸なデビュー曲を当てがった悪玉以外の何者でもないんですが、SMAP史観で言うとSMAPの代表作を書いたヒットメイカー。この曲は「Shake」「ダイナマイト」「らいおんハート」に比べると知名度は少し落ちますがかなり好きな曲。
18. お茶でもどうかな? (1996)
->森君ソロ。
19. シャンプー3つ (1996)
->ファンク!歌詞面白いですよね。なんでシャンプーするのかイマイチ分かりませんが。
20. Possession Possession (1998)
->スティーヴィー・ワンダーの「Superstition」を思い出します。
21. Let It Be (2000)
->これはどうしてもジャミロクワイの「Canned Heat」を思い出しますね。
22. 恋にうつつのCrazy (1996)
->今回のセレクションの中ではちょっとメロウな曲。
23. しようよ (Let's do it) (Album Version) (1995)
->イントロはシカゴの「Saturday In The Park」。アルバムバージョンは早弾きギターソロじゃなくてサックスソロ。ギターソロは唐突なのでアルバムバージョンの方が好きですね。
24. 俺たちに明日はある (Album Version) (1995)
->これもアルバムバージョンの方が軽快かつアーシーなので好きですね。
25. SHAKE (1996)
->僕の中でSMAPといえばこれ。SMAPが頂点に駆け上がる頃の勢いを感じる名曲。
さよならSMAP。