昔こんな記事を書きました。
僕は毎週、山下達郎のサンデーソングブックをMacで録音しているんですが、使用しているアプリが(そういえば、PCの場合はソフトであってアプリじゃありません、とか言う人がいるみたいですが、そんな使い分け聞いたことありません)、ラジ録2 for Macというやつで、これを使ってタイマー録音しているんですね。
ただ、少し問題があって、AACの最適音質で録音しているにも関わらず、音が悪いんです。Radikoで聴くと音が悪くないのに、録音したAACを聴くと音が悪い。音が大きい箇所が潰れているというか、録音時にゲインを上げた時みたいな潰れ方をするわけですね。なんだろうこれ、とずっと悩んでいたわけです。なのでサンソンでライブ特集とかある場合はラジ録2を使わずに、昔使っていたミニコンポのFMチューナーを引っ張り出してきて、TVアンテナに無理矢理つないで、Macにライン入力してQuicktimeを使って適切なゲインを調整しながら録音しているのです。あーめんどくさ。
サンソンは突発的にレアなライブをオンエアしたりするので、ずっと家にいるわけでもないのでこの手法は毎回使えるわけじゃありません。ということでずっと悩んでたんですが解決しました。
ラジ録2は、FLVファイルをプログレッシブに書き込んでいて、録音が終わったタイミングでAACに変換しています。で、ためしにFLVの音質がどうなっているか聴いてみたら、これが全然音割れしていない。むむむ。
FLV -> AACに変換する時にパラメータ間違ったりしているんだろうか・・・。
ということで、FLVを保存する設定にしてなければいけませんが、FLVが残っていれば、FLVを良い感じに変換してあげれば音質を保ったままAACに出来るのではないかと。
僕がやった手順は以下になります。
- FLVファイルをVLCを使って変換する。「ファイル」→「ストリーミング/エクスポートウィザート」→「トランスコード/ファイルに保存」→「ストリームの選択」から変換対象のFLVファイルを選択→「オーディオ」にチェックを入れCodecを「MPEG Audio」、Bitrateを256に設定→「MPEG PS」を選択→保存先を設定して「次へ」→「終了」を押すと、変換が始まります。
- mpgファイルが出来るので、これを「Music Converter」とか「iConvert」とかで音楽データに変換します。僕は一旦WaveにしてからiTunesでAACの256kbpsにしています。
これで、ついこの前のライブ音源も高音質で楽しめるようになりました。DAYDREAMのライブとか最高です!
追記:
ターミナルを使うのに抵抗のない人ならffmpegが一番楽です。
ffmpeg -i [flvファイルのファイル名] [出力ファイル名]
出力ファイル名の拡張子でフォーマットを自動認識するようです。賢いですね。
wavで出力したかったら、
aacで出力したかったら、
こんな感じ。らくちん。