ここから英国編。
Baby, I'm Gonna Leave You / Led Zeppelin
これはカバーですけど、昔よくイントロ弾いてましたね。Zepのバラードだと、僕はこれが一番。ま、天国への階段がバラードじゃないなら、これも違うかもしれませんが。
When Love & Hate Collide / Def Leppard
友達の結婚式で流れてるのを聴いて、合うなあと思いました。選曲は友達自身で、ちょっとしたジェラシー。デフ・レパードのバラードって、ものすごいデフ・レパード感ありますね。そして、デフ・レパード自体はイギリスのバンドなのになんかLA感が凄い。昨今のJ-POP的大袈裟バラードと感触的には同じですね。
Love Bites / Def Leppard
Somebody To Love / Queen
みんな大好きQueenです。ここからQueen3連発。これはジャンルとしてはゴスペルなのかな?もともとハードロックの範疇で語りきれないバンドですけど。コーラスワークが素晴らしいの一言。ブライアン・メイの流れるようなギターソロも素晴らしい。もともとだいぶ前から知っていた曲ではあるんだけど、2003年の正月になぜか突然覚醒して好きになった曲。
My Melancholy Blues / Queen
タイトルにはブルースと入ってますが、ジャンルとしてはジャズバラードかな。僕はギターの音色とかフレージングとかでブライアン・メイを尊敬してますが、作曲家としては完全にフレディ・マーキュリー派です。たぶんこういう曲はフレディじゃないと書けません。
Play The Game / Queen
これはなんというか、極々英国的なバラードですね。英国的というか、ビートルズ的というか。いや、ポール・マッカートニー的というか。たしかシンセ解禁の時の曲ですよね。今聴くと、それがどーしたって感じですが。
Looking For Love / Whitesnake
ヘドバンでもジョン・サイクスに触れられてましたけど、僕もジョン・サイクスはバラードの名手だと思います。ここからサイクス3連発。サーペンス・アルバスのバラードも良いし、Please Don't Leave Meも嫌いじゃないけど語られすぎてる。サーペンスから漏れたけど、この曲良いです(あれ?漏れたのは国内盤だけだっけ?まあいいや)。ギターソロが良いですよね、サイクスは。コピーする側としては、きちんとした譜割じゃないので弾きづらいんですが、それが味になってる。あと揺れ幅の大きなスローヴィブラートもサイクスの持ち味。
If You Ever Need Love / Sykes
1995年の曲で、リアルタイム。これはブルースベースじゃなくて、、デフ・レパード的大袈裟ポップバラードの一種ですが、サイクス作バラードだとこれが一番好き。このアルバムは発売日に買いに走って本当によく聴きました。世間的には低評価かもしれないけど僕にとってはジョン・サイクスの最高傑作。
Out of Love / Blue Murder
系統としては、Looking For Love によく似たブルースベースのバラード。これを聴いてた時は冬で、寒い部屋でこれを後ろで流しながらアドリブの練習してました。もうかなり昔のお話。
Need Your Love So Bad / Whitesnake
古いブルースのカバーなんですがこの曲は好きで、これもバンドでコピーしましたね。この曲でサイクスって弾いてるんでしょうか。存在感全然ないですね。
I'll Be Waiting / Thunder
ヘドバンでは、インタビューにも登場していたTBSの川西さんが2位にサンダーのLove Walked Inを入れていて、さらに、これはメタルなのか?と疑問を持っていて、この人分かってるな、と思いました。サンダーに投票したのはこの人だけ!それだけで信頼出来る!で、この曲イントロはLittle Wingみたいでブルースベースのような、はたまたソウルバラードのような、そんな曲です。ここからサンダー系5連発。
Castle In The Sand / Thunder
これも上と同じアルバムの曲。マイナーキーのブルースベースのバラードですね。サビは高すぎて真似できません。リアルタイムで聴いた時はそんなに好きじゃなかったんですが、いつかライブバージョン聴いて改めました。今では大好きな曲。
Love Worth Dying For / Thunder
4th アルバム収録の名曲。これはメジャーキーのバラードですね。大学の頃、この曲をコピーして食堂で演奏した記憶があります。その時のボーカルが誰だったか全然記憶にない。僕は誰かのエレアコを借りて弾いたような。
Numb / Thunder
5th アルバムの名曲。当時、映画アルマゲドン効果でエアロスミスの I Don't Wanna Miss A Thingが大ヒットしていて、「サンダーのこの曲だって遜色ないじゃねーか。なんなんだこの差は?」と歯がゆい思いをしていました。今聴いてもそう思います。
Loving You (Is All I Can Do) / Luke Morley
そして、サンダーのソングライター、ルーク・モーリーのソロからの珠玉のソウルバラード。アル・グリーンテイストの甘ったるいバラード!セーソクさんもお気に入りだとか。もはやメタルではない!メタルからもっとも遠いバラード。上のリンクのジャンルにハードロックって書いてますけど、絶対ハードロックじゃないですよ。こんな名曲がYoutubeに無いってのが、良い曲が必ずしも有名じゃないってことを表してますよね。
(追記)
ニコニコにあったZe。
と、まあ色々選んでて思ったんですが、メタル系のアーティストがバラードやっても、そうでないアーティストがバラードやっても、バラードはバラードだなぁという感じですね。途中、単に好きなバラードどれ入れようかなー?と錯覚して、Without You 入れようかと思ったんですが、「あ、違う!ニルソンはメタル系じゃないや」とか、Back Seat Of My Car 入れようかと思ったら、「ポール・マッカートニーじゃんそれ!」とか、訳がわからなくなりました。
でもバラードはバラードなんですよね。バラードに関してはジャンルとか横断しちゃうんですよね。「バラード」ってジャンル作っても良いんじゃないかと思った次第です。
おしまい。