1995年にリリースされた「JEFFOLOGY」というジェフ・ベックのカバーアルバムがありまして、主にHR/HM系のミュージシャンが演奏しているのですが、これにスティーヴィー・サラスも参加しています。
サラスが演奏している曲は、「Shape Of Things」で、オリジナルは(今調べて分かった所ですが)ヤードバーズだそうです。その後、ジェフ・ベック・グループの「Truth」で再演したそうです(←こっちしか知らなかった)。
音源はiTunesで買えるんですね。「JEFFOLOGY」ではないですが。
で、ボーカルはサラスではなくて、サス・ジョーダン。女性ですが男性かと思うくらいのボーカルです。「Tell Your Story Walkin'」でバックグラウンドボーカルをやってますが、サラスが吹き飛ぶくらいの声を出してます。
ここまでは分かってました。声聞けばわかるから。
で、ベースとドラムは誰だったんだろうと思い、久しぶりにCDのケースを開けて、ライナーノーツを見てみたところ、ベースはサラスなんです。ほうほう。ドラムは、Abe Laboriel Jr. と書いてあります。
え?マジすか?ポール・マッカトニーバンドで叩いているデカイ黒人ドラマーじゃないですか。わたくし、あのドラマーが大好きで、ポール・マッカトニーのライブDVDを見ると、ついつい目が行ってしまうのですよ。
↑ この人です。
ビートルズとサラスも繋がった。いろいろ探ってくと楽しいですね。
ちなみにジェフ・ベックで一番好きなのは「Situation」
改めて聴くと結構「黒い」演奏です。ドラマーはコージー・パウエル。こんな黒い演奏していたドラマーが数年後に様式美HRバンドで叩くことになるなんて。
Charによるカバーも最高です。
以上