俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

HA-FX750

HA-FX750というイヤホンを買いました。

 
あれは激動の1995年、競馬場の短期バイトで貯めたお金でパイオニアのステレオコンポを買って、デカいスピーカーで毎日音楽を聴きまくっていたのは今は昔の話で、最近はすっかりiPod+イヤホンで音楽を聴く日々になりました。
 
少し前にAirPlay対応可能なコンポを買おうかと検討したのですが、リビングで子供が騒いでいる中で聴いてもなぁ、とか、我が家は仕切りを全部取っ払ったほぼフルオープンな家だから自分のスペースに置いたとしても静かに聴けないなぁとかいろいろ逡巡した結果、やっぱりイヤホンで聴く時間が一番多いんだからイヤホンを良い物にしようと思い立ったわけ。
 
いままで使ったのはJVCの逆輸入イヤホンのHA−FX1Xというやつで、

 

JVC XXシリーズ カナル型イヤホン ブラック HA-FX1X

JVC XXシリーズ カナル型イヤホン ブラック HA-FX1X

 

 

これは電気屋でいろいろ視聴した結果、気に入ってコストパフォーマンスも良いから衝動買いしたものです。これはこれで良いんですけど、低音域がブーストされた感じで、ドンシャリのシャリが無くなった感じ。(ドンって書くとよくわからないからこんな表現に・・・)
 
で、今回買ったのは、今年出たばかりのHA-FX750というやつなんですが、(本当の本当はHA-FX850が欲しかったけどさすがに高すぎる・・・)
 
JVC WOODシリーズ カナル型イヤホン HA-FX750

JVC WOODシリーズ カナル型イヤホン HA-FX750

 

 

実はこれの過去モデルのHA-FX700というのがありまして、これも電気屋で視聴した結果、とんでもなく良い音に感激して欲しいなあと思ったら2万以上したので断念したというシロモノです。これもJVCですね。なんだか昔から音が一番良いのは、というか自分好みの音なのはJVC(日本ビクター)だなぁと思っていて、これは中2の頃からずっと変わっていません。昔持っていたCDラジカセもビクター製。今リビングに置いてあるハイビジョンのテレビも音が良かったからビクター製(もうテレビは作ってないけど・・・)です。
 
で、イヤホンに話を戻すと、HA−FX1Xは中音域にやや不満があって、もっとクリアに聴けるものがないかな?と思って調べてたら、HA-FX750がリリースされていて、しかもやっぱりかなり音が良かったので、高かったのですが奮発して買ったという感じです。
 
音は、「ドンシャリ」と書かれているレビューもありましたが、少なくとも「シャリ」ではないです。「ドン」ではあります。僕が苦手なオーディオ・テクニカのイヤホンが「シャリ」ですよね。「シャリ」が強すぎて苦手です。中音域がかなりクリアに聴こえます。
 
あと、やっぱりアコースティックな楽器のクリアさが際立っていて、昔のイヤホンでは全然聴こえなかった「渚の『・・・』」の密かになっているアコースティック・ギターが、HA-FX750だと、「あ、これ12弦ギターだったんだ」とか、そんなことまで分かります。
 
ちなみに試聴で使う曲で、昔から外せない曲がありまして、それが エルヴィス・コステロアラン・トゥーサンのコラボアルバムの「River In Reverse」に収録されているトゥーサンの曲のカバーの「Nearer To You」という曲なのです。
 
 
僕の中ではこれが心地よく聴けたら合格でHA−FX1Xもかなり良かったのですが、HA-FX750だとさらにデヴィ・ファラガーのコーラスがクッキリ聴こえて感激しました。ちょっと高かったけど良い買い物をしたなぁという感じです。