大滝詠一の「ナイアガラ・カレンダー」というアルバムに「Blue Valentine's Day」 という曲がある。
歌詞の内容は、バレンタインなのに意中の人からチョコを貰えなさそうでブルーだなぁ、という内容だ。これを聴いて、少し驚いてしまった。
なぜかと言うと、この曲が発表されたのは1977年だからである。僕は勝手にバレンタインデーの日本における、チョコレートを意中の人に渡す、という風習が80年代前半に出来たものだと思っていたから驚いた。その浮かれ気分の盛り上がりの最高潮に国生さゆりの「バレンタイン・キッス」があると思っていた。けどその10年も前から歌詞になるくらいのイベントだったのか!と。
1977年って俺まだ1歳だよ!
それでWikipediaを見てみたら、日本でバレンタインイベントが定着したのが1970年代後半と書いてある。
ってことは定着しはじめた頃に、いち早く取り上げたんだろうか?と思ってまた調べみたら、またWikipediaに面白いまとめがあった。
これ、しかも演奏がティン・パン・アレイだったという。やっぱり大滝さんと細野さんとは何らかの縁があるのかね・・・。
僕のバレンタインの思い出といえば、
「玄関チャイムに 耳をすませど まちびとこなし」
だったんですけど。
いや、一度だけまちびと来たかもしれない。