俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

光GENJIのマイクロマジック

小学校の高学年の頃に一世風靡した男性アイドルが光GENJIである。

 
光GENJIは1987年デビューで、「STARLIGHT」(ハロウィンの曲じゃないよ)がデビュー曲である。2ndが「ガラスの十代」、3rdが「パラダイス銀河」、この辺りが絶頂期で、何も見ないでソラでリリース順を言えて、鼻歌を歌うことができるのはこの曲までである。この3曲の作曲は全てこの頃上り調子で、数年後に「SAY YES」という超絶メガヒット曲をリリースする飛鳥涼である。
 
その次のシングルが「Diamondハリケーン」で、作曲は最近はAKB御用達の井上ヨシマサである。だが、この曲は全く歌えない。タイトルは知ってるけど曲は知らない。
 
たいしたファンでもなかった自分が知ってるのは「パラダイス銀河」までなので、コアなファンを除けば、世間的には「パラダイス銀河」あたりくらいが絶頂期なんじゃないだろうか。
 
個人的には、光GENJIに対しては複雑な感情を持っていた。クラスの女子という女子が揃いも揃って光GENJIに夢中だったからである。このジェラシーに似た反発から聴くもんか(あと、おれドラクエ3で忙しいし!)、と思っていた。何故か弟が光GENJIのファンになり、家でも光GENJIの曲が流れる様になったのもまたイラッときたポイントだった。
 
光GENJIは、今のジャニーズ系アイドルに比べると、ものすごく絶頂期が短かったように思う。SMAPは年齢も年齢だけに一時期の勢いはないとはいえ、未だ第一線の現役だし、嵐だってまもなく結成15年だが、未だに物凄い人気だ。嵐と言えば、去年台湾に行った時のガイドさんが重度の嵐ファンで、「私、誰のファンか分かりますか〜、もちろん松潤ですよね〜」とよく分からない同意を求められたのが印象に残っている。それはともかく、光GENJIは、僕が中3、つまり1991年頃には「あの人、まだ光GENJI好きなんだって!」とうしろ指を差されて噂されるくらいの扱いだったのである。
 
僅か3、4年で「あの人は今」状態になってしまっていたのだ。そのイメージが強かったから、SMAPの人気が未だに衰えないことに驚かされる。
 
ところで、光GENJIと言えば、どうしてもこのCMを思い出す。
 
「レンジでチンするチンチンポテト」である。
 
 
 
僕のポテトはチンチンチン・・・?
 
「マイクロマジック」という商品名など誰も知らず、みんなチンチンポテトと呼んでいた。これを書いていた分かったが、「チンチンポテト」はGoogle日本語入力の候補に出てくるのである。
 
 
クラスの隣の席の子に「あの〜、光GENJIのレンジでチンする、アレなんだっけ?」と聞いたのは、今となっては若気の至りだった。