俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

チェッカーズ

クドカンNHK FMで「俺のmyミュージック」という番組をやっているらしく、聴いてみたいと思いながらなかなか時間が合わずに聴けないままになっている(Podcastとかあれば良いんだけど)。聞くところによると思い出の曲をひたすら流しているらしいので、僕もそういうことを書いてみたくなったというのがこのブログを始めた動機なのです。あと、こういう記憶は年々薄れていきそうなので書き留めておこうという狙いもあります。

 

初回はうしろゆびさされ組でしたが、少し遡ってチェッカーズについて書いてみよう。

 

チェッカーズの存在を意識したのはおそらく小学館から出ていた小学二年生という月刊誌だったと思う。1984年当時、チェッカーズはとてつもない人気グループだった。

 

当時歌番組もたくさんあって、特に見ていたのはベストテンとトップテン。チェッカーズは常連で、毎週のように出ていた。

 

確か、「ギザギザハートの子守唄」は、発売当時はそんなに売れなくて、「涙のリクエスト」が出てからようやく売れて有名曲になったはず。当時有名だったエピソードが3曲同時ランクインというやつで、調べてみたら、「涙のリクエスト」と「ギザギザハート」と「哀しくてジェラシー」が同時ランクインしたようだ。

 

余談だが、吉川晃司の「TOKYO CIRCUS」の「アーハハハン」を聴いた時に真っ先に「哀しくてジェラシー」を思い出した。

 

その後、「星屑のステージ」「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」「あの娘とスキャンダル」などの有名曲を次々とリリース。当時レコードプレーヤーもないし、そもそも小学校2年生だったのでレコードも買ってもらえないのでひたすら歌番組で聴くのみの毎日。つまり繰り返し聴くことが出来ず、リアルタイムでしか聴けない。なのに殆ど覚えているというのは凄いなと思う。

 

そんなもんで、次の曲出すのもうちょっと待ってくれーとか思っていた。なぜなら次のシングルが出ると、今のシングルが聴けなくなるから。特に「あの娘とスキャンダル」の次の「俺たちのロカビリーナイト」が出た時は、ガッカリしてしまった。「あの娘とスキャンダル」が好きだったから。あの脳天気な曲、好きです。

 


あの娘とスキャンダル チェッカーズ 1985 - YouTube

  

「ジュリア」の方は「痛快あばれはっちゃく」の主人公が歌いながら登校するシーンがあったくらいだから、当時はものすごい大衆的ヒット曲だったんだろう。

 

チェッカーズはこれ以後、あまり興味がなくなってしまった。これまたファミコンの影響で、歌番組の時間帯にもファミコンをやりだしたからだと思う。当時はハドソンのロードランナーをやっていた。世の中的にも、アイドル的な人気から脱却して、自分たちで曲を書くようになって、キャッチーな感じよりも渋め路線になっていって、子供にはあまり受けない感じになっていったこともあると思う。中2くらいの頃になると、チェッカーズの曲はなんだかオシャレぶっててイケスかねーな、くらいな感じで、「夜明けのブレス」とかかっこつけてんじゃねー、とか思ってました。

 

でも、今聴くと、メンバーが書いた曲の方が好きで、「夜明けのブレス」も良いし、「I Love You, Sayonara」とか「Jim&Janeの伝説」とかも好きです。 

「One Night Gigolo」も好きだけど、イントロ後の「Kill You」で石橋貴明とスリッパが脳裏に浮かぶのが玉にキズ。

 

ところで、当時、僕の弟が「太平駅(地元の無人駅)でチェッカーズのメンバーを見た!」と騒いでいたことをたまに思い出します。兄である私は兄らしく、あんなところにチェッカーズ来ないよ、と教えてあげました。