俺の記憶ストレージ Part 1&2

ゴーイングゴーイング…フェンスの手前!

北海道日本ハムファイターズ 2019 前半戦ベストゲーム

ペナントレースの前半戦最後はロッテに2連敗。しかも日本ではオリジネーターだったショートスターターをロッテにかまされて負けるという、何か、去年まで日ハムにいた吉井ピッチングコーチに「ショートスターターってのはこうやるんだよ」と言われてしまったような負け方で、こりゃまた5連敗くらいしそうだと思っていたところ、執念の対ソフトバンク戦3タテリベンジで幸先よいリスタート。首位ソフトバンクとの間にあった7ゲーム差を2.5ゲーム差にまで縮めました(7/25時点)。

去年も前半戦終了時は2位でしたが、後半戦はソフトバンクの追い上げ、西武の攻撃力の前に屈してしまいました。だけど、今の所はまだまだ優勝を狙える位置ではあります。

ということで、前半戦ベストゲームは何かなーと思って選出してみました。

 

① 3.29 北海道日本ハムファイターズ vs オリックスバファローズ [1回戦] 

 

結果: ○ 7-4

 

先発は、上沢直之(現在は左膝蓋骨骨折の重症で戦線離脱中)と山岡泰輔。実はこの時、僕は大阪出張中で試合は見ていません。あとから楽天TVでじっくり見ました(楽天TVは安くて良いですね)。なので中盤どんな感じなのか全く知らず。お客さんとの会席が終わる頃には延長に入っていて、一球速報を手に汗を握りながら見ていました。

 

ドラマは3−3で迎えた延長10回裏。

この回、先頭の9番の中島卓也がいきなりツーベース。浅間が送りバントで1アウト3塁(そういえば浅間はいま何処へ?)。次が西川と近藤だったが2者連続敬遠で満塁策へ。バッターは4番、中田翔。昨年までも何度も見た、3番大谷または近藤が敬遠され、中田が怒りのタイムリーを打つというシーン。この日も当然、燃える中田。ピッチャーは阪神戦力外からNPB復帰して2年目の岩本輝

イニング裏の同点で1アウト満塁というのはなかなか痺れる。ピッチャー側としては四死球でサヨナラ負けになるし、暴投でも負けてしまうので、なかなかフォークも投げづらいので、ストライクゾーンで勝負しがちになる。攻撃側としては、狙い球が絞りやすいというのもあるし、犠牲フライでもサヨナラだし、スクイズは本塁封殺もあるので難しいが、というところである。最悪なのがゲッツーだが、そもそも中田翔はゲッツーの多いバッター。オリックスとしては一番打ち取る可能性が高い方法を選択した、ということになる。

チャンスの時の中田の登場曲は、Radio Fishの「PERFECT HUMAN」。登場曲が流れ終わったあとの地響きのような声援はモニター越しにも分かるほどだった。

 

カウント1ボール1ストライクからの3球目。レフトのファウルグラウンドに大きな飛球。通常ならここで捕球しアウトカウントを稼ぐところだが、3塁ランナーは足の早い中島卓也なので余裕でサヨナラ犠牲フライとなる。ここでレフトの小田はわざと落球させ、ファウルとなる。緊迫したシーンで冷静な判断だった。

 

そして、カウント2ボール2ストライクからの5球目。岩本の放ったボールは左中間スタンドへ飛び込む、サヨナラ満塁ゴーンヌ

オープン戦最下位で不安の中、見事な開幕戦勝利でした。

 

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② 5.10 北海道日本ハムファイターズ vs 埼玉西武ライオンズ [7回戦]

 

結果: ○ 7-5

 

先発は上沢直之と多和田真三郎。ドラマは6回。

上沢は序盤先制されるも、調子を取り戻し、打線の援護を受けて4-1で6回表へ。1アウトを取った後、源田の二塁打、山川四球、森の内野安打で満塁。対するバッターは中村剛也

だが、上沢は満塁に強いピッチャー。満塁のピンチを切り抜けるところを何度も見てきた。この日も中村剛也を三振に取ると信じていたが、中村剛也の満塁に強いバッター。矛と盾のような対決だった。

その中村の放ったライトへの大きな打球は、無情にもフェンスギリギリの逆転満塁ホームラン。失意の上沢は後続を抑えてなんとか追加点を取られずに6回裏へ。

先頭バッターは今年引退する5番田中賢介。賢介はヒットで出塁。リードされているとはいえ、まだ1点差だった。確実に2塁に送るのが得策に思えたが、6番の渡邉涼は初球を引っ叩き逆転2ラン。この試合に象徴されるが、今年の渡邉はここぞというところで打つ印象が強い。逆転ホームランも多い。熱盛的な守備も多く、日本ハムでは今年一番ブレイクした若手だろう。

 

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なお、逆転2ランを打たれた瞬間の中村剛也の唖然とした顔が印象的だった。

 

③ 6.12 北海道日本ハムファイターズ vs 広島東洋カープ [2回戦]

 

結果: ○ 2-1

 

おそらく、この試合が前半戦のベストゲームでしょう。

先発は大物ルーキー吉田輝星とスーパーピッチャー大瀬良大地。

プロ初登板の吉田輝星。序盤はフワフワしていて、球速を犠牲にしてストライクゾーンギリギリを狙ってるように見えたがストライクが中々入らないまま、1アウト満塁。ここで開き直ったのか、圧巻のピッチングを見せ、西川龍馬(チーム近藤)を三球三振。

 

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磯村をサードゴロ。その後大田のホームランと西川の内野安打で2点。広島も吉田からタイムリーで1点を取り、2−1で吉田は5回、勝利投手の権利を持ったまま降板。

ここまででも凄かったのだけれど、ここからがまたドラマがありました。
大方の予想としては、大物ルーキーと言えども、やっぱりルーキーだよね、と。片鱗さえ見せてくれれば良いなと。僕もプロの洗礼を浴びて4回途中3失点くらいで降板かな?と思ってました。

しかしながら、序盤は不安定だったものの、思った以上に好投する吉田を見て、日本ハムの選手もファインプレーを連発。渡邊涼の好捕、石川亮のブロッキング、公文のフィールディング、清宮のストレッチ等々。まるでCSとか日本シリーズを見ているような緊迫した試合でした。

 

最終回、クローザー秋吉はこの直前の阪神戦で怪我して離脱中。前日からクローザー復帰した石川直也。この試合の一番緊迫したシーンでした。2アウト1、2塁。ワンヒットで同点。長打で逆転のピンチ。會澤の打球は三遊間抜けそうなところで平沼翔太がダイビングキャッチして1塁転送してスリーアウト試合終了。

 

こんな緊迫した試合、なかなかないです。

 

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ちなみに、次点としては

4/25 楽天戦(杉谷拳士のサヨナラタイムリー)

5/29 ロッテ戦(田中賢介の逆転2ラン)

ってな感じですね。