俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

2018年 よく聴いた10枚のアルバムたち

2018年よく聞いた10枚、とか考えるのですが、毎年思うのは、相変わらず自分は数を聞かない。同じものを何度も何度も聴いてますね。

Apple Music、SpotifyAWA、Line Music みたいなサブスクリプションサービスも加入したところで、結局同じものばかり聴く気がするわけで、だったら別に加入しなくて良いんじゃないかとか・・。

そもそも自分が好きなミュージシャンは配信ビジネスに参加してないとか、よく聴いているのは、ラジオで流れた一期一会のライブバージョンだったりとかで、月額で1000円近く払う価値ないな、と思ってます。

そんななか、Amazon Music Unlimited が3ヶ月だけ98円なので、加入してみたのですが・・・やっぱり使わないですね。ほとんど聴かない。このまま解約すると思います。結局聴いているのは自分で作ったプレイリストだけ。

自分と音楽の向き合い方は、サブスクリプションじゃないんだなと改めて思った2018年でした。

 

というわけで10枚なんですが、特に意外性なし。

 

・Lucky Tapes / Cigarette & Alcohol 
CIGARETTE & ALCOHOL

CIGARETTE & ALCOHOL

 

 

年始めに Lucky Tapes に出会い、「レイディ・ブルース」を聴いて衝撃を受けました。その後、メジャーデビュー。NHKあさイチにも出演してました。

 

・ V.A. / Chatmonchy Tribute
CHATMONCHY Tribute 〜My CHATMONCHY〜

CHATMONCHY Tribute 〜My CHATMONCHY〜

 

 

本家からは絶対出ないであろう、ペペッターズの「こころとあたま」、川谷絵音の「真夜中遊園地」が出色の出来。

 

 

山下達郎 / ミライのテーマ・うたのきしゃ

 

リメンバー・シュガー・ベイブ。リメンバー・ミュージック・ブック。シングルですが夏はこればかり聴いてました。夏のPerformance 2018では、さっそく生演奏を聴けて満足。

 

ちなみに 海外ではジャパニーズ・シティ・ポップ人気に火が付き始めているそうで。竹内まりやの「プラスティック・ラブ」がメチャクチャ再生されているとか。僕の自慢はその曲をアイスアリーナで、生で聴けたことですね。しかも間奏のあとのパートを山下達郎がまるまる歌ったという激レアバージョン。会場大受け。鳥肌たちました。

 

・Lucky Tapes / dressing
dressing (初回限定盤:CD+DVD)

dressing (初回限定盤:CD+DVD)

 

 

で、今年メジャーデビューアルバム。粒ぞろいでは良いんだけど、未発表の突き抜けた曲がもう一曲あれば最高だったなぁ。「Virtual Gravity」が一番好きだし素晴らしい出来なんだけどこれは既発だったので。

 

Elvis Costello & The Imposters / Look Now
ルック・ナウ

ルック・ナウ

 

 

久しぶりのインポスターズ共演盤。フィラデルフィア・ソウルに挑戦した「Suspect My Tears」が出色の出来。ミュージック・マガジンのレビューの間違い酷かったですね・・・。「ナショナル・アンセム」とか(国歌?)。実際は「ナショナル・ランソム」だし。その他いくつか間違いがあって、次の号で訂正していましたけど。その訂正でさえも間違いを網羅されていないという。レビュアーさんの中では「Secret, Profane & Sugarcane」が亡き者にされていた。ディスコグラフィーくらいちゃんと見てほしいですね。ファクトチェック。

 

・BiSH / THE GUERRiLLA BiSH
THE GUERRiLLA BiSH

THE GUERRiLLA BiSH

 

 

名前だけ知ってて聴かずにいたのが間違いだった。アイドルがデス声で叫びまくる「SHARR」が出色の出来。「my landscape」も名曲だし、過去のJ-POPの名曲の歌詞を散りばめた「GiANT KiLLERS」も素晴らしい。「GiANT KiLLERS」は応援歌にアレンジされてもおかしくないくらいキャッチー。

 

レコ大新人賞、なぜ逃したんでしょうね・・・。新人かと言われると微妙ですが、どう考えてもBiSHだったような。最近もいすゞのトラックのCMとか、Amazonの「冬のうた」のカバーとかもアイナ・ジ・エンドが歌ってるんですよね。引っ張りだこ。

 

・PEDRO / zoozoosea
zoozoosea

zoozoosea

 

 

BiSHのアユニD(札幌出身)のソロプロジェクト。ベース弾いてます。BiSHよりこっちのほうが演奏がパンクっぽい。「GALILEO」「自律神経出張中」が好きですが、だいたい全曲良いです。

 

上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト / Spark
SPARK(初回限定盤) SHM-CD + DVD

SPARK(初回限定盤) SHM-CD + DVD

 

 

最近リリースされたわけじゃないんですが(2016年)、よく聴いたのはこれ。上原ひろみは、僕はプログレだと思ってるんですが・・・プログレ・ジャズかな?ドラムがサイモン・フィリップスなんですよね。サイモン・フィリップスってメタル界では有名なセッションドラマーなんですよね。僕の持っているサイモン・フィリップスのイメージは、ドラマーが脱退して困っているバンドに急遽呼ばれて軽々と叩いて颯爽と帰る、みたいなイメージがあります(アル・ピトレリみたいなイメージ)。ベースのアンソニー・ジャクソンはどちらかというとソウル/R&B畑の人なので、ジャズとソウルとメタルの融合、と言っても差し支えない。まあやっている音楽はプログレなんですが。「In A Trance」という曲が好きですね。それにしてもテクニックが物凄い。この三人のリズム感がどうなってるのか本当に不思議。

 

上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト  / Move
MOVE

MOVE

 

 

同上。これは2012年のリリース。「Move」が好きですね。ドラムパートの後の展開とか鳥肌モンです。

 

マキシマム・ザ・ホルモン / これからの麺カタコッテリの話をしよう

 

リリースされることを知らずにフラッと本屋で見つけたこれ。メロコア・パンクとメタルの融合は彼らのお家芸だけど、今回はさらに新境地へ。10年前の「糞ブレイキン」はRANCID的なスカ・パンクからヘヴィリフなメタルへの切り替えをネタ的に行ってました(実際、これを初めて聴いたとき、電車の中でニヤニヤ笑ってしまった)。しかし「maximum the hormone ii」は、なんでしょうねこれ。出だしこそヘヴィなホルモンなんですが、ふと気づくとファンクというかシティポップというかそういうアレンジになっている。ナヲの声なので Awesome City Club に聴こえたりそうでなかったり。で、今切り替えましたね、って感じじゃないくてグラデーションのように徐々に切り替わってスタイルチェンジしていくんですよ。で、またメタルにグラデーションのように戻っていくアレンジは正直すごい。

 

ただ、歌詞冒頭の「魚卵」については文句あり。痛風歴20年の私の経験から魚卵なんて全然無問題。タラコ以外はなんてことない。最近の記事でもそう言ってます。ビールもOK。ガチでやばいのはレバーです。

 

www.tv-tokyo.co.jp

style.nikkei.com

 

プリン体の多い食品として「魚卵をあげる人は多いが、必ずしもそうではない」と帝京大学薬学部の金子希代子教授は話す。プリン体は重量当たりの細胞数が多いほど多い。「イクラ数の子は細胞数が少ないため、むしろプリン体が少ない食品」(金子教授)。

 

まあ、僕の主治医の先生も「魚卵はだめ」とか言ってたんですが・・・。「昔はそう言われてたけどそんなことないはず」と心の中で思いながら聞いてましたが。

 

何度も書きますがガチで危険なのはレバー。レバーは即きますね。即効性あり。あとラーメン好きな人はラーメンスープも危ないですね。ラーメンスープは飲み干さないこと。ラーメンスープでトドメを刺されて発作来たことが何度もあります。ちなみに今はフェブリクという薬でコントロールしていて、10年以上発作はありません。一体なんの話だ。

 

本題に戻りますが、最後にLINDBERGが演奏されていたので、許します。あと漫画も良かった。