俺の記憶ストレージ Part 1&2

想像力に欠けたYou

ライブ記録:山下達郎 「Performance 2018」ニトリ文化ホール

日時:

2018/8/15

会場:

ニトリ文化ホール(旧 北海道厚生年金会館)

メンバー:

山下達郎(Vo & G)
佐橋佳幸(G)
伊藤広規(B)
小笠原拓海(Dr)
難波弘之(Key)
柴田俊文(Key)
宮里陽太(Sax)
ハルナ(Cho)
エナ(Cho)
三谷泰弘(Cho)

セットリスト:

1. Sparkle
2. 新(ネオ)・東京ラプソディ
3. Music Book
4. あしおと
5. Windy Lady
6. Down Town
7. Solid Slider
8. Oh! Pretty Woman
9. Reborn
10. シャンプー
11. Blue Velvet
12. おやすみ、ロージー
13. Joy To The World 〜 クリスマス・イブ
14. 希望という名の光(inc. 今日をこえて〜蒼氓)
15. ずっと一緒さ
16. 今日はなんだか
17. Let's Dance Baby (inc. 大滝詠一メドレー:びんぼう〜ナイアガラ・ムーン〜ハンド・クラッピング・ルンバ〜楽しい夜更かし〜夢で逢えたら君は天然色〜幸せな結末〜熱き心に〜レッツ・オンド・アゲン〜ロックンロールマーチ)
18. ハイティーン・ブギ
19. アトムの子 (inc. 鉄腕アトム)
20. Loveland, Island

アンコール:
21. ミライのテーマ
22. Ride On Time
23. 恋のブギウギ・トレイン
24. Your Eyes

 

メモ:

さあ、ツアーも終わりレビュー解禁です。

 

今年もやって参りました。

 

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タツローファンとしてはかなり新参者の部類ですが、それでもライブは4回目。本人見たのは5回目になります。

 

そして今回ついにあの儀式に初参戦・・・。

 

 

ライジングサンは諸事情(仕事とか金銭的な面とか家庭的な事情とか…)によりオミット。

ライジングサンのセトリでもなんとなくの傾向は分かるのでなるべく目に入らないようにしてたのに、「◯◯を演ってくれて感激~」とかは目に入って来てしまう。それをなんとか避けつつ、雨の終戦記念日、旧北海道厚生年金会館へ。

 

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昨年のツアーで厳重だった本人確認は随分簡略化されてました。ライジングサンのような腕輪もなく、入り口でチケットを見せて免許証と確認するのみ。かなりスムーズ。これだけで済むならみんなやれば良いのになぁ。転売ヤー対策には割と効果ありますよね。

 

さて、ニトリ文化ホール。ネーミングライツにより耳慣れないホール名になったけど、それでももうかなり経ちます。この名前に耳慣れた頃に閉館となります。9月で終わり。もともと10年以上前に閉館になりそうな危機はあったけど、紆余曲折あり、ついに閉館、取り壊しになったわけです。

 

昔BJCを見た札幌市民会館も無くなり、布袋寅泰を見たスピカも無くなり、そしてとうとう厚生年金会館も無くなるわけですねー。思えば少年ジャンプのフェスで訪れたのが最初?いや、まだ昭和の頃に親にバレエかなんかのチケットもらって見に来たのが初だったかも。そんな厚生年金会館。みんな大好きニトリ文化ホール。ラストです。

 

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客層は相変わらず年配の方が多いものの、明らかに年々若い人が流入してる気がします。2割くらいは20~30代って感じがしました。若い世代を取り込んでいく前期高齢者山下達郎、恐るべし。

 

物販は相変わらず長蛇の列でしたが去年ほどじゃありません。ご当地プレート以外はネットでも買えますし、札幌最終日ですし、そういうのもあるのかなと。

 


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さあ開演です。私の席は一階席のど真ん中。なかなか良い場所です。今回のセットは、埠頭というか、港というか。両サイドに倉庫があって…みたいな。なんか男子ごはんの海?川沿いで試食してる時の絵を思い出しました。

 

登場のアカペラBGMは何の曲だか分かりませんでしたが、コード進行的にはREBORNのアウトロなのかなと。

 

そして山下達郎師匠登場。オープニングはやはり「Sparkle」。やはりSparkle率高し。僕の見たライブでSparkle以外だったのは1回のみ。

 

毎度思うんですが、一曲目は音量に耳慣れてないせいなのかバランス悪く聞こえてしまうんですよね。それも2分くらい経つと音良く聞こえるんですね。PA側で何かやってるのか、自分の耳が会場の音響にアジャストしにいってるのか、それは良くわかりません。

 

一部「札幌」に歌詞を変えた、「新・東京ラプソディ」が2曲目。イントロで観客の手拍子が合わないリズム隊が入ってようやく合った。裏で入ってるわけじゃないのになんでみんな合わないんだろ?

 

この後はMCへ。

 

厚生年金会館は1975年9月にシュガーベイブの頃にポプコンのゲストで出演した時に始めて立ったホールで、彼がデビューしてから立ったホールで現存する最古のホールとのこと。去年は去年で(その前も言ってた気がするけど)最後の厚生年金会館になるかも、と言ってましたが、今年は本当にラスト公演。感慨深げでした。

 

セットリストのコンセプトはコンサートツアー10年目なので、自分へのご褒美として、自分の好きな曲を集めた自己満足のセトリとのこと。

 

で、「Music Book」 へ。ここ数年で特に好きになった曲なのでこれは聴けて嬉しい。ザ・シティポップ。名曲!ベースライン、ベースの間とかも最高で、もしベーシストだったら絶対に丸コピしたいフレーズ。

 

次の「あしおと」は嬉しい選曲。「Melodies」やっぱり良いよなぁ…。「ひととき」も「夜翔」あたりも聴いてみたい。

 

MCではつい先日逝去された寺尾次郎氏に触れ、シュガー・ベイブの曲を今回のツアー前に急遽セットリストに入れることになったとのこと。で、1975年にこの厚生年金会館に来たときにポプコンのイベントで来たときにやった2曲を、43年の時を超えて同じステージで同じ順番で当時のアレンジで演奏します、と言って演奏したのが「Windy Lady」と「Down Town」の2曲。3年前もこの2曲はこの順番でやってましたね、そういえば。当時フェスというか、イベントというか、2曲くらいしかできない場合はこの2曲を演奏していたそうだ。まったくタイプの違う2曲ですね。

 

次のMCではスタジオミュージシャンに触れ、レコーディング時間を短く、コストを安く済ませるために譜面を書いてスタジオミュージシャンに渡したのに、まったく違う演奏を初めてしまう、みたいな話をしていて(SPACYの頃の細野晴臣とか村上ポン太とか、その辺りの人の話かな?)、その頃の曲をやります、と言う。

 

こういうMCを聴くと一瞬で何やるのかいろいろ考えますよね。「Love Space」なのか「Solid Slider」なのか「Paper Doll」なのか…。で、「Solid Slider」でした。これ、史上最強にリズム隊が難しいですよね…。特に4拍目のスネアのシンコペーション?これを手拍子で再現している人ないないです。ちなみに私の左隣の年配の女性二人組はやっぱり、そんなに音楽マニアとかじゃないと思うんですよね。ファン歴はたぶん長いと思いますけど、やっぱりタツローさんの歌をメインで聴きに来ているんだと思います。だから、こういう曲の後半の長ーいソロ回ししているような曲の時って結構静かというか、あまり乗ってない感じではあるんですけど、それでもコアな音楽マニアから歌メインで聴きに来ているライトなファンからぜんぶ纏めて動員してしまえる山下達郎は凄いなと思いながらこの曲を聴いてました。

 

で、数年前からおなじみになったベタ曲カバーのコーナー。今年もまたもやベタ中のベタ。ロイ・オービソンプリティ・ウーマンだったんですが、実はこの曲をやることは知ってしまっていました。

 

誰かがどこかに書いてたんですよね…。「まさかのプリティ・ウーマン楽しかったー」とかね…。「ネタバレ注意」とかも何もないわけですよ。多分インスタだと思うんですけど、#山下達郎 タグで見ていたら、演奏した曲を書いてくれた人がいて、本当にやめてほしいんですけど。目に入りかけたので慌てて目をそらしたんですが、「プリティ・ウーマン」の文字だけ、はっきり見えてしまった。本当にやめてほしい。感激した気持ちは分かるけど、これからコンサートを見に行く人もたくさんいるわけです。自分だってこの記事はツアー終わるまで寝かせてから載せてるわけですよ。3ヶ月我慢しているわけです。こんなこと書くと、ネット見なきゃいいじゃんとか極論を言う人がいるんだけど…。

 

で、プリティ・ウーマンですが、まあそれでも過去にサンソンでこの曲の山下達郎バージョン(カラオケのやつ)を聴いているので、意外性はそんなになかったです。この曲は僕はやっぱり映画で知りましたね。1990年、中2の頃ですね。その後にVan Halenバージョンを聴いて、個人的にはそっちの方が聴いた回数は多分多いです。ギターでコピーもしてましたし。

 

で、演奏後のMCでVan Halenに触れてくれて、歌詞の内容から考えるとデヴィッド・リー・ロスの方がこの曲に合っているのかなとのこと。確かにロスってビーチ・ボーイズのカバーやってるし以外と遠くないのかも。

 

Rebornの前のMC。最近の作った曲の死生観が反映された歌詞は、アンチ唯物論の表れ、とのこと(超要約)。「人間は死んでも灰になるだけ」ってヤツへの反論ですね。

 

そういえば「Reborn」なんかはまさにそうだし「光と君へのレクイエム」とかもそんな感じですね。エンディングは佐橋ワールド。

 

鍵盤弾き語りで「シャンプー」。これも嬉しい選曲。去年けっこうヘビロテしてました。そういえば「Pocket Music」のリマスタ盤はいつ出るんですかね・・・?奥さんのリマスターは毎月リリースされるようですが…。

 

アカペラコーナーはデジタル・リマスタリングされたオケに載せて「Blue Velvet」と「おやすみ、ロージー」。そして「クリスマス・イブ」。この流れは定番ですね。

 

で、この後は、「蒼氓」か「希望という名の光」のどちらかなんですが、今年は「希望」でした。あまりにも凄すぎる声量に圧倒されっぱなしでした。

 

この後は、バラードですね。「Get Back In Love」「さよなら夏の日」のどちらか、と思ったら「ずっと一緒さ」でした。外れた。

 

で聴きたかった「今日はなんだか」。佐橋佳幸さんのギターソロあたりから僕はソワソワしてました。・・・そう、この日ようやく決行しようと決意したことが、何度もポケットをまさぐり、ブツがあることを確認していました。

 

ギターソロはラジオでよくオンエアされていたこの曲のライブバージョンで聴いていたんですが、タッピングだろうなと思っていたところがタッピングじゃなかったり、なかなか真剣に見てしまいました。

 

で、「Let’s Dance Baby」。ついにこの時が…。

 

この曲でクラッカーを鳴らす儀式のことは昔から知っていました。4年前もダイソーで買ったクラッカーを持参しましたが、新参者が参加して良いのだろうかと逡巡した挙げ句、やらず終い。前回は持っていきすらしませんでした。まだクラッカーを鳴らすには早いと自分でブレーキをかけていたのです。が、もう4回見ているし、そろそろ良いかなと思い、決行しました。

 

「心臓に指鉄砲」で銃爪を引きました。これで自分もようやく仲間入りできたでしょうか。これからもよろしくおねがいします。

 

「Let’s Dance Baby」のエンディングは3年前と同じような大滝詠一追悼メドレー。

 

「去年ウケたんで」と言って2年連続「ハイティーン・ブギ」のセルフカバー。嵐の「復活LOVE」のセルフカバーも聴いてみたいなぁ。

 

畳み掛けるように「アトムの子」と「Loveland, Island」。「Loveland, Island」は実はライブで聴くのは初めて。拡声器パフォーマンスも初めて見ました。

 

「アトムの子」では、またもや手拍子問題が噴出。ジャングルビートは確かに手拍子が難しいんですが、演者側はやはり2拍目4拍目(スネアの位置)で手拍子を打つんですが(そうじゃないとグルーブ感が出ない)、聴いている側は、1拍目3拍目で打つ人がほとんどな訳です。もう無理に手拍子自体しなくても良いんじゃないかと。プチストレスでした。

 

アンコールは、初めて聴いた(当たり前)「ミライのテーマ」から。ネットで「ミライの未来」のこといろいろ書かれてるけど、自分の目で見てみろ、とのこと。

 

Ride On Time」が来るといよいよ終わりだなーと感慨深くなります。メンバー紹介のコーナーでちょっとしたお遊びをするのが毎回楽しみなんですが、今回伊藤広規さんはジミヘンの「Purple Haze」、佐橋佳幸さんはChicの「Le Freak」を披露。「Freak Out」のコーラスを入れていたのは誰なんでしょう。佐橋さんしか見てなかったので誰が歌っているのか注目してませんでした。

 

バンドでのラストは「恋のブギウギ・トレイン」。本当のラストはおなじみ「Your Eyes」でした。

 

 

今回ライブで初めて聴いたのは結構あります。

「新・東京ラプソディ」

「Music Book」

「あしおと」

「Solid Slider」

「Reborn」

「シャンプー」

「Blue Velvet」

「ずっと一緒さ」

「今日はなんだか」

「Loveland, Island」

「ミライのテーマ」

 

意外と「Music Book」とか「Loveland, Island」とか初めて聴いたんだなーと。聴いたことあったと思ってんですが、よくライブバージョン聴くからだろうなぁ。

 

また来年もあたりますように。

 

来年はまた別のホールですね。創生スクエアの「Hitaru」ってのが一応、ニトリ文化ホールの後継ホールなのでここが有力なんですかね。同じようなキャパなら「わくわくホリデーホール」とかもありますね。Zeppはオールスタンディングなのでないかな。きたえーる、つどーむ、札幌ドームは絶対ないでしょうね。

 

物販で買ったもの。

パンフレットと同じデザインのTシャツはいかにも’80sでおじさんが着るには少し難しそうだったので、別バージョンのTシャツを買いました。

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