俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

最近聴いたものなど

・たったさっきから3000年までの話/チャットモンチー 限定7inch アナログ版 
たったさっきから3000年までの話(完全生産限定盤) [Analog]

たったさっきから3000年までの話(完全生産限定盤) [Analog]

 

 

最終シングルはCDでは切らなかったのですが、限定アナログ盤があります。定価1,500円でしたが、Amazonだとプレミアついてちょっと高くなってます。僕はタワレコのオンライン予約して買ったので定価でした。

 

聴きどころは、B面の「恋の煙(同期 Ver.)」で、Baseball Bearの小出祐介とのデュエット。同期というのはチャットモンチーの同期と、いわゆる打ち込みと呼ばれる同期モノとのダブルミーニング。(余談ですが「打ち込み」ってワードが未だに生き残っているってのは不思議な気がします。英語だと「Programing Music」と呼ぶらしいです。)

 

よくあるリミックスもので、橋本絵莉子のボーカルはそのままでコイちゃんのボーカルを足しただけかと思ったら、これ全部歌い直してますね。しかも橋本絵莉子パートは歌メロを変えてます(というかハモリパート?)。打ち込みになっているので3パートチャットモンチー原理主義者には認められないと思いますが、これが出色の出来です。アナログ盤所有者の特権!と思ったらあっさりiTunesで売ってました。

 

 

ただプレイパスがねぇ・・・。ソニーってあいかわらずなんか面倒なことしますよね。「専用プレーヤーじゃなきゃ聴けません」「スマホのアプリじゃないと聴けません」「Androidの場合は〇〇に保存されてますがiOSはデータの取り出しはできません」とか・・・。自分のお金で買ってるんだから自由に聴かせてくれませんかね・・・。

 

・「Awa Come」「You More」「変身」「共鳴」の Forever Edition /チャットモンチー 
YOU MORE (Forever Edition)

YOU MORE (Forever Edition)

 

 

「共鳴」は出たばかりでしたが、前の3つは2016年に再発されたもの。ただ「変身」は2012年リリースで4年後に再発って早すぎだろーと。この辺りもソニーらしさ、というか。「チャットモンチー レストラン」のDVDボックスの時も「それはないだろー」と思いましたが、チャットモンチーは好きでもレコード会社の売り方はファンに優しくはないですね。

で、当時ちょっといろいろとお金使い過ぎだったのもあってその3枚は購入保留してたのですがついに買ってしまいました。

やっぱり面白いのはライナーノーツですね。高橋久美子脱退の経緯とかぼんやりとしか分からなかったけど、いろいろ限界だったんだろうなと。

で、脱退が公になった後に、B'zの稲葉さんと一緒のフェスに出た時に「脱退するの?なんで?」とズケズケと(ズケズケととは書いてないけど)聞いてきてちょっと困った、と書いてあって笑ってしまった。その稲葉さんは実はチャットモンチーの「You More」がお気に入りだったそうです(しらんかった)。

 

 

「You More」に「レディナビゲーション」という曲がありますが、それに釣られたのかなと思ったり。

 

 

 

・ミライのテーマ/うたのきしゃ 山下達郎 

 

 

 

ミライのテーマ

ミライのテーマ

  • provided courtesy of iTunes
うたのきしゃ

うたのきしゃ

  • provided courtesy of iTunes

 

 

今年も無事にチケットが取れた山下達郎。ことしのツアーグッズはTシャツのデザインがちょっと好みじゃないかな。

それはともかく新曲はここ数年なかった感じの路線のもの。タイトルだけ見て、どっちもバラードかな?と思ってたんですが見事に違いました。

「ミライのテーマ」は本人が言うようにSUGAR BABEのような路線の曲。近いのは「パレード」かなと。

「うたのきしゃ」はサビに「MUSIC」が出て来るせいか、「Music Book」とか、「あまく危険な香り」とか「Ride On Time」~「For You」あたりの路線。ここ数年のシティポップブームの流れへの、オリジネーター山下達郎からのステートメントがコレ!と思いました。

 

news.line.me

 

サンデー・ソングブック ツアー前夜祭、山下達郎ライブ特集 (2018.6.17 O.A.)

 

サンソンのライブ音源オンエア回は毎回必聴ですね。出色は「Circus Town」。この曲が1976年リリース、つまり42年前の曲ってことが信じられない。4つのコードで延々循環するだけの、まあ単純な曲ではあるんですが、このコードのセンスといい、グルーブ感といい、凄い曲だと思います。今これ出されても、すごい新人出てきたなーと思うでしょう。

同日に「Guilty」のセルフカバーも良いですね。そういえば今回のベタ曲カバーは何やるんでしょう。

前々回はフランキー・ヴァリの「Can't Take My Eyes Off You」

前回はトム・ジョーンズの「It's Not Unusual」

で、今回は?

 

以下は僕の希望↓

EW&F「September」

Michael Jackson 「Billie Jean」

Stevie Wonder 「Part-time Lover」

なんてどうでしょうか。

 

 

・Look Now / Elvis Costello & The Imposters

amass.jp

 

最近、癌の摘出手術をしたようで、ヤフーニュースにも載ってました。無事を祈るばかりですが、そんな彼がニューアルバムが出るようです。

昔からコステロは8年周期でロックに回帰すると言われてますが、今回はどうなんでしょうか。

 

1978 This Year's Model

※ 8年後

1986 Blood & Chocolate

※ 8年後

1994 Brutal Youth

※ 8年後

2002 When I Was Cruel

※ 6年後

2008 Momofuku (※ ここで崩れる)

※ 10年後

2018 Look Now 

 

Momofuku が 2010年リリースだったら、見事に8年周期。

ただ、Imposters名義と言っても「The Delivery Man」みたいなアメリカ南部路線もあったので、今回もそういう路線なのかというと一概に言えません。バート・バカラックとの共作やらキャロル・キングとかレジェンダリーな人たちとの共作もあるようですので。バカラックはともかく、キャロル・キングとの共作って初めてじゃないですかね。カバーはありましたけど。

 

ちなみに今回先行配信された「Unwanted Number」はかなり好きですね。

20年くらい前にリリース済みで、For RealというR&Bグループが歌っているバージョンが「Songs of Elvis Costello: Bespoke Songs, Lost Dogs, Detours & Rendezvous」に収録されてますが、これが本当に好きだったんです。

 

Unwanted Number

Unwanted Number

  • provided courtesy of iTunes

 

曲調/アレンジがもう60年代中期~後期。ブルー・アイド・ソウル的な、R&Bに憧れていたけどリズムはマージービートみたいな、あの頃のイギリスのパロディみたいな曲だと個人的には思ってます。で、これのセルフカバーが入ると。コステロバージョンはもうちょっとストレートなアレンジですね。ドラムもマージビートじゃなくてストレートな8ビートです。

 

www.youtube.com

 

・22 / Lucky Tapes 
22

22

 

 

メジャーデビューしたそうです。と言っても特に別に何か変わったわけでもなく、いつもどおりのスタイルでした。良いんだけど、好みなんだけど、もうちょい冒険しても良いかなと思ったりします。

驚いたのは、NHKのあさいちのゲストに出ていたことです。しかも地上波初登場とか。