Suchmos は若い人のみならず、40代〜50代にも人気らしいですね。まあ分かる気がします。
僕らの世代の音楽好きは、高校生〜大学生の頃にアシッドジャズの洗礼を浴びるんですよね。そこでジャミロクワイに衝撃を受けた人が、Suchmos のファンになる気がします。若い人にとっては新鮮、おじさんには懐かしい、みたいな。ジャミロクワイが出てきた時も、若い頃スティーヴィー・ワンダーを聴いていたおじさんが飛びついたんじゃないだろうか。そうすると、二重構造なんですよね。スティーヴィー・ワンダーが好きだった更なるおじさんも聴いてみると良いと思います。
私的ジャミロクワイ史ですが、ジャミロクワイの1st、2ndの頃はリアルタイムじゃ聴いてませんでした。当時はビートルズから連なるブリティッシュロックにのめり込んでいたので、名前は知ってたけどノーマーク、みたいな感じでした。聴きだしたのは1997年ごろだと思います。軽音楽部の人達に「これを生演奏でやるってすごくない?」と言われて聴かせてもらったのがキッカケ。多分「Virtual Insanity」を聴いたんだと思います。で、中古盤屋で1stと2ndを購入しました。1999年のゴールデンウィークに車で遠出した帰りにラジオから突然流れた「Canned Heat」に、「これジャミロクワイの新曲だろ多分!」と興奮したと同時に、「Cosmic Girl」路線か・・、こういうのばかりじゃなきゃ良いけど、と思ったのも事実。ただ一番聴きまくってたのが、個人的二次ブームだった2002年ごろ。「Space Cowboy」の演奏が凄まじいと再確認してひたすら聴いてました。ちょうど、スープカレーブームで毎週のようにスープカレー屋巡りをしていたこともあり、1st、2ndあたりを聴くとスープカレーを同時に思い出すという始末。その後は、ま、断続的に聴いてる感じですね。やっぱりこれぞアシッドジャズみたいな3rdあたりまでが好きで、4thもまあまあ。5thは少しだけ。その後のエレクトロニカっぽいのはあまり聴いてません。
ということで個人的に好きな10曲。
1. Space Cowboy
やっぱりこの曲が一番好きかな。完璧な曲。
ちなみに、前にこんな故事書きました。
2. Just Another Story
プログレ・ファンク。一時期、こればかり聴いてました。後半からエンディングへ徐々に高揚してくる感じがたまらんです。
3. Virtual Insanity
まあ、この曲は知らない人がいないでしょうというくらいの超有名曲。そういえばSuchmosのフェイバリットにマルーン5があったんですが、「Sunday Morning」なんか、この曲の影響受けたのかなと思ったんですよね。日本の渋谷系を後追いで聴いた僕ですが、渋谷系的なこの洋楽はリアルタイムで聴いてました。
4. Black Capricorn Day
ヘヴィ・ファンク。グルーヴ感が凄い。
5. The Kids
ハード・ファンク。ベースブリブリ。
6. Too Young To Die
結構書きたいことあるんですけどね、個人的かつくだらないことなのでやめときます。
7. You Are My Love
割と地味目な曲ですが好みです。
8. When You Gonna Learn?
デビュー曲ですね。
9. Canned Heat
ディスコチューン。
10. Stillness In Time
これが一番渋谷系っぽいんじゃないでしょうか。ピチカートっぽいというか。