今から11年前の2005年のDigを古本屋で発見。
THE DIG No.43―THE HEART OF ROCK&SOUL (43) (シンコー・ミュージックMOOK)
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: ムック
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特集は見ての通りシュガー・ベイブ。
19ページ目を読んでハッと思いました。
「この曲、まるでシュガー・ベイブじゃん!」ー84年、自身のラジオ番組で、当時リリースされたばかりのスタイル・カウンシル「マイ・エヴァー・チェンジング・ムーズ」のシングル・ヴァージョンをかけた山下達郎は、そうコメントしていた。この曲が持つコンパクトなポップ・サウンドは本当にシュガー・ベイブそっくりで、筆者も当時とても驚いた記憶がある。
「My Ever Changing Moods」ってそんなにシュガー・ベイブっぽかったっけ?と思ったんですが、どうやら僕がずっと聴いていたのはアルバムバージョンだったようで、そちらは演奏がピアノオンリーで、ポール・ウェラーがしっとりと歌うバージョンだったようです。
所持しているスタイル・カウンシルのベスト盤にはピアノバージョンが収録されてたんですね。シングル・バージョンはこちらになります。
まるで「ダウンタウン」と「今日はなんだか」をミックスさせたような・・・。驚きなのは日本のシュガー・ベイブが1975年にやっていたことをイギリスのスタイル・カウンシルが1984年にやっているというところですよね。
スタイル・カウンシルと言えば「シャウト・トゥ・ザ・トップ」が一時期「とくダネ!」のオープニングに使われていたりしました。「とくダネ!」はコステロの「ヴェロニカ」とか、プリテンダーズの「ドント・ゲット・ミー・ロング」を使っていたりと英ロックが好きなのかなと思ってたんですが、ちょっと前にチャンバワンバの曲が使われてて、選曲者が変わったのかなと思ったんですがどうなんでしょうか。
「シャウト・トゥ・ザ・トップ」は佐野元春の「ヤング・ブラッズ」の元ネタだったり、aikoの「心日和」にアレンジがソックリだったりしますね。
僕が好きなのはこの「ウォールズ・カム・タンブリング・ダウン」。