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俺の記憶ストレージ (Part 1 & 2)

溢れ出る 色の渦 巻き込む パレード デイドリーム

コステロ関連あれこれ

amass.jp

 

感激!

 

ブックオフに行ったらMojoの付録のエルヴィス・コステロ選コンピレーションアルバムを発見。Amazonも売り切れ、紀伊国屋の洋書コーナーにもタワレコにもなくて途方にくれた去年の11月頃。まさかこんな所で発見するなんて驚きです。久しぶりに中古盤でテンションあがりました。そう、はぐれメタルしあわせのくつをドロップした時と似た感触です。

 

https://www.instagram.com/p/BGeSObCPWiF/

ずっと探してたスーパーレアアイテムをブックオフで発見。テンションあがった。#elviscostello

 

 

そして別件になりますが、片寄明人さんがコステロについて書いてる記事を見つけました。こんな記事があったなんて知らなかった。ついでにこの記事を見つけた次の日にタイムリーに「ガキの使い」に出ててかなり驚いた!

 

でも、ぶっちゃけロッテンハッツはずっと名前だけ知ってて聴いておらず、去年ようやく「佐橋佳幸の仕事」に収録されていた「Always」を聴いたくらいの感じです。GREAT3もほとんど聴いたことないんですけど「愛の関係」はカッチョいい。

 

www.youtube.com

 

 

 

 これ、前編。

www.e-onkyo.com

 

サイト自体はオンキョーのハイレゾ機器の宣伝も兼ねた記事で、自分自身はハイレゾ再生環境ないので、ハイレゾ版の評価については「そうなのか~」くらいの感想ですけど、この解説がとにかく素晴らしい。ここまでコステロについてしっかりと書いている文章は珍しいと思います。アトラクションズのメンバーで1st録り直したなんてウワサ自体初めて聞いた話でした(これ、Rhino版のコステロが書いたライナーノーツにも書いてなかった話だと思う)。あと、思い入れたっぷりの古参ファンの文章は読んでてとても面白いです。

 

 

My Aim Is True

My Aim Is True

 

 

1stが、米国経由のパブロック的なサウンドと書いてるのが素晴らしい。そう、まさにそれがこのアルバムを表現する文言で、決してステレオタイプなパンクサウンドじゃない。みんなパンクの文脈で紹介したがるけども。

 

個人的な話をすると「My Aim Is True」は、自分が洋楽を聴き始めた最初期に聴いたアルバム。たぶん、20枚目くらいなんじゃないだろうか。なのでサウンドが英国っぽいとか米国っぽいとか、自分の音楽的な知識のサンプル数としてはかなり少ない状態にも関わらず、「アメリカっぽいサウンドだな」という感覚でした。多分、ジョン・マカフィーのギタープレイが醸し出す雰囲気がアメリカっぽかったのでしょう。1stからはオミットされたけど、カントリー風の「Stranger in The House」は同じセッションで録音したにもかかわらず、70年代中盤の時代の空気感からするとこれをリリースするのは「自殺行為」だったそうです。しかしながらそれでも1stにはそこはかとなくカントリーの匂いが残ってるんですよね。「Pay It Back」とか「Blame It On Cain」とか「Sneaky Feeling」とか。にも関わらずパンクの文脈で紹介されるから「これがパンクってよく分からんな」と思ったのです。

 

これ、後編。

www.e-onkyo.com

 

  

This Year's Model

This Year's Model

 

 

「This Year's Model」はコステロで言うと2枚目に聴いたアルバム。このアルバムは一番パンキッシュですね。「No Action」でぶっ飛んだってのはよく分かる。

 

まるで小さなスピーカーから掴みかからんばかりの勢いで1曲目の「No Action」が流れてきて、僕はその瞬間、血湧き肉躍り、脳髄まで吹き飛ばされるようなショックを受けたのです。これこそが自分にとってパンク、ニューウェーヴとの出逢いでした。 

 

自分も凄すぎるなこの曲、と思って高校のクラスメイツに貸しまくりました。みんな気に入ってくれた。よくコステロが「通向け」だとか「とっつきづらい」とか「日本人向けじゃない」言われるけど、全然そんなこと無いと思うんですが。

 

www.youtube.com

 

「No Action」って曲は、ディープ・パープルのBURN風のドラムの上に、ビーチ・ボーイズ風コーラスをコステロが一人多重で録音したポップ・パンクなんですよ。いや、キース・ムーンビーチ・ボーイズが合体したと言っても良いか。キース・ムーンビーチ・ボーイズのファンだったみたいだし。ライブだと歌えるのがコステロしかいないのでコーラスがショボいですけど。

 

この曲には布袋寅泰氏もかなり影響受けたそうで、BOOWYで「IN MY HEAD」という同系統の曲を作り(公式盤としては未発表、ブートで聴けます)、当時演奏していたようです。あまりに似過ぎでレコーディングしなかったそうです。アレンジは確かにソックリですがメロディなんかの類似性はあまりない気がするので別に良いような気がしますが・・・。あとBOOWYといえば「Dreamin'」のイントロは「Let Them All Talk」と似ていたりします。

 

Get Happy

Get Happy

 

 

「Get Happy !!」は、1979年にスティーブン・スティルス&ボニー・ブラムレットと口論の際に黒人差別的発言をしてしまった事件(コロンバス舌禍事件)に対する釈明として、つまり本心でなく酔った勢いで挑発に乗って口にしてしまったということの証明のために、モータウンやスタックスは自分のルーツですよ、ということでそれらをリスペクトしたアレンジにした、というのが発端のようです。それで再確認のためにレコード店に行ってスタックス等R&Bのレコードを買い漁ったそうな・・・。大滝詠一にもこんな話ありますね。はっぴいえんど解散寸前に晴海でシングルレコード買い漁ったとかいうお話。その後にルーツ路線のポップスになるという・・・。

 

僕のこのアルバムのファースト・インプレッションはですね、「えらい沢山曲入ってるな・・そして1曲1曲がえらい短いな」というものでした。多分、「This Year's Model」と同時に買って、同時に聴いたと思います。なので2ndみたいなポップソングがメインというよりは、リズムが多彩で面白い曲が多いなと思いました。気に入ったのは「I Can't Stand Up For Falling Down」。たしかこの頃、ビートルズの「Please Mr.Postman」にハマっていて、おなじモータウン系の似た空気を感じたんだと思います。

 

 

 

Trust

Trust

 

 

「Trust」も「Get Happy!!」と同時に買ったと思います。片寄さんの感想と似てて、良い曲もあるけどとっちらかってるなあと。

 

地味に「Fish 'N' Chip Paper」が好きなんですがライブでやったことあるのかなこの曲・・・。「Big Sister's Clothes」は「Nick Lowe not to blame for this one」なんてことがジャケットに書いてあって、しかもこれ以降ニック・ロウがプロデュースから外れるので二人の間に揉め事でもあったのかなと思ったんですが、要するにこの曲だけセルフ・プロデュースだからニックを責めないでね、という意味でした。てっきりニックを責めているのかと勘違いしてました。

 

 

Imperial Bedroom

Imperial Bedroom

 

 

「Imperial Bedroom」はだいぶ後になってから聴きましたね。2001年くらいだったと思います。ビートルズ風サウンドと言っても色々あるんですが、中期のサイケデリック期が近いですね。サウンドとしては1982年ということもあり、この前後から徐々に好みから外れたサウンドになるので思い切ってリミックスしたものを聴きたいかなと思ったりもします。ちなみに「Almost Blue」(アルバムの方)から「Spike」にかけて、サウンドとしてはちょっと自分の好みとは違います。曲は好きですが。「Mighty Like A Rose」から80年代風を脱した現代的なサウンドになった気がします(現実としても'91年発表なのでそりゃそうなのですが)。

 

ちなみに、カセットテープの写真が載ってますが、最近本屋に売っている「カセットテープ時代」というムックにも「Armed Forces」のカセットテープ版のジャケ写真が登場してます。どうでもいいことですけど。

 

カセットテープ時代 (CDジャーナルムック)

カセットテープ時代 (CDジャーナルムック)