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俺の記憶ストレージ (Part 1 & 2)

溢れ出る 色の渦 巻き込む パレード デイドリーム

コステロのリイシュー

エルヴィス・コステロのリイシューについて、すごく詳しいサイト見つけました。素晴らしいまとめです。英語だけど。

 

www.inanotherroom.com

 

コステロのリイシュー状況がかなりややこしくて、初心者にはさっぱりわからないと思います。

 

コステロ自体はそもそも割とインディー・レーベルを渡り歩いてきた人なんですよね。Stiff→Lader→F-Beat→Demon、みたいな。で、Spikeからようやくメジャーレーベルのワーナーへ。1977年にデビューして12年後にメジャーってのもなんだか凄いですね。

 

レーベル渡り歩いてきたせいなのかどうかわからないけど、ビートルズ、Zep、クイーンみたいなリイシューじゃないんですよね。

なんかどっちかというとマイナーなアーティストをリイシュー専門レーベルが復刻してみました、みたいな感じです。まあ、それほど売れる音楽をやってる人ではないんでしょうがないんですが。どっちかというとマニア受けするミュージシャンなので。

 

リイシュー第1期は、1993年から1995年に跨るRYKO DISCによるリイシュー。「ライコディスク」と読みます。昔は読み方が分からずに勝手にリッキョーとか言ってました。これが1993年から1995年にかけてのリイシューで、僕がコステロに初めて触れたのちょうどこのリイシューの頃です。リイシューされたのが1stから11thのBlood & Chocolateまで。つまりワーナー移籍前の全てのオリジナルアルバムが対象です。コステロのリイシューの特徴としてはコステロ自身がかなり長文のライナーノーツを書くんですね。英国の大滝詠一だなこりゃ。

 

これがRYKO DISCリイシュー。

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1993年に「My Aim is True」「This Year's Model」「Armed Forces」と、あと「Live At El Mocambo」がリリース。

 

ちなみにこの時の4枚が「2 1/2 Years」というボックスセットでも出てます。当時、札幌のタワレコに売ってたんですよね、これ。PIVOTじゃなくて、プリヴィにタワレコがあった頃の話です。高校生だったのでちょっと高くて買えなくて、バイトして金貯めてから買いに行こうと思ったら店頭にはとっくになくてガッカリした記憶があります。このボックスには「Live At El Mocambo」というライブアルバムが同梱されてたので貴重だったんですが、実はこれは当時単品でも売ってました。これも買おう買おうと思ってたら店頭から無くなっていて、これまたガッカリ。お金のない高校生には辛い時代でした。

 

これが2 1/2 Years。

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で、このボックスは社会人になってからヤフオクで買ったんですよね。2001年頃です。出品者の女性に「なんでこれ手放してしまうんですか?」と聞いたら、「なんか家にあったから出品しただけです」みたいな返答が来たんですよね?なんだそりゃと思いましたが。旦那さんの私物を勝手に売ったんですかね。もう知る由もないですが。

 

1994年に「Get Happy!」「Trust」「Almost Blue」「Imperial Bedroom」がリリース。この頃、「Almost Blue」から先は聴いてません。カントリーのカバー集って書いてるから聴く気がしなかったんですよね・・・。で順番に聴きたいと思ってたので「Almost Blue」聴いてから、と思ってたら他のものに興味が移って聴くタイミング逃してた、と。

 

1995年は、「Punch The Clock」「Goodbye Cruel World」「King Of America」「Blood & Chocolate」がリリースされます。当時、ブラチョコだけ気になったので買おうかと思ったのですが、やっぱりリリース順に聴くべきだなと思い留まりました。なぜ気になったかというと「I Want You」という曲名がビートルズのカバーかと思ったんですね。ただそれだけ。

 

ここまでがリイシュー第1期。

 

リイシュー第2期は、2001年から2006年に跨る米Rhinoによるものになります。「ライノ」と読みます。英Edselも絡んでるようで、Edsel盤も自宅にはあります。どういうわけか、作品によってはメディアとしての品質があまり良くなくて、民生用CDプレイヤーでは聴けてもiTunes では取り込めなかったりします。やっぱり日本盤出してもらいたかったなというのは正直あります。まあ日本盤もなくはないのですが、輸入盤におまけで翻訳されたライナーノーツが付いてるって感じなんですよね。日本特別仕様ってわけじゃない。

 

こっちはおおよそ年3枚づつの段階的リリース。しかもオリジナルのリリース順ではなく、なんらかのテーマあるいはテイストにそった纏め方になっているように感じられます。で、2枚組ですね。1枚目がオリジナルオーダー(とはいえ、米盤と英盤のオーダーをミックスしたとかで若干違うのもあります)で、2枚目がボーナスディスク。これはありがたい。オリジナルの後ろにボーナストラック入れられるよりこっちのほうが良いです。まあ今は電子媒体で聴くので関係無くなってしまいましたが。あとRykoの時よりもライナーノーツの量が多いのもポイント。単なる曲紹介に留まらず、ちょっとした私小説になってます。僕は輸入盤で揃えたので、全部自分で翻訳してみたんですが、言い回しが結構独特なのもあってかなり大変でした。僕はこれらを札幌のタワレコで買ったり、最後期はAmazonで買ったりしてました。

 

これがワーナー前のRhino/Edselリイシュー。 

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 ワーナー期のRhino/Edselリイシュー。

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2001年が「My Aim is True」「Spike」「All This Useless Beauty」の3作品。テーマはおそらく「デビュー」または「コステロ的エポックメイキング」または「スタートライン」とかかな。1stはもちろんデビュー盤ですし、Spikeはメジャーでのデビュー盤。デビューアゲインです(この辺りもインディからソニーに移った大滝詠一っぽい)。「All This~」はアトラクションズ再編後のデビュー盤(その後また解散)。

 

2002年前期が「This Year's Model」「Blood & Chocolate」「Brutal Youth」のリイシュー。テーマは「ハード&ヘヴィ」とか「初期衝動」とかでしょうね。コステロ史上ハード・ロッキンなアルバム郡です。ちなみにこの年にオリジナル・アルバム「When I Was Cruel」が出てますがこれもまたハードなアルバムでした。

 

2002年後期が「Armed Forces」「Imperial Bedroom」「Mighty Like A Rose」。テーマは「ポップス」「サウンドコラージュ」かな。「スタジオ・ミュージック」かもしれない。

 

2003年が「Get Happy!」「Trust」「Punch The Clock」。テーマは「ブラック・ミュージック」「R&B」だと思う。モータウン・スタックス系の影響が強いです。もちろんこれはコロンバス事件の影響でそういう路線に舵を切ったからですね。

 

2004年が「Almost Blue」「Goodbye Cruel World」「Kojak Variety」。テーマは「ルーツ・カバー集」。「Goodbye Cruel World」にもカバー入ってるので・・・。これだけなんか毛色が違うな・・・。正直コステロは「Goodbye Cruel World」が気に入ってないのでここに無理矢理ぶち込んだんじゃないかと。

 

2005年が「King Of America」1枚のみ。1枚なのでテーマも何もないけど敢えて言うと「ルーツ・ミュージック」かな。

 

2006年が「Juliet Letters」1枚のみ。これも1枚なのでテーマも何もないけど敢えて言うと「クラシカル・ミュージック」かな。

 

で第2期はここまでで、1998年の「Painted From Memory」以降のアルバムはリイシューされてません。

 

で、第1期も第2期も今や全て廃盤。あっという間に廃盤になりました。iTunes Storeにもありません。こういうのは出た時に買うぞ!と思って買わないとダメですね。僕はもはや信者なのですぐ買いますが。(とはいえ、Spectacle Season 2は日本盤待ちのまま、数年過ぎてますが・・)

 

中古盤屋でもそんなに出回りませんが、探せばあります。値崩れはしにくいですね。いや本当に当時全部買っておいて良かったと思います。第2期は全部新品で買ってますが、第1期は札幌のレコーズ・レコーズとか、東京出張に行ったついでに新宿のディスクユニオンとかで色々と揃えました。

 

実は2007年から第3期リイシューというのもあって、まあリイシューというか、この頃流行っていたデラックス・エディション的な装丁のやつです。HIP-Oレーベルから出てます。正直、リイシューしたばかりでまたリイシューすんのかよと思いましたが、買ってしまうんですよねこれが。この辺にもイギリスの大滝詠一っぽさが・・・。

2007年に「My Aim is True」のデラックス・エディション。

2008年に「This Year's Model」のデラックス・エディション。

 で終わってます。「Armed Forces」はおそらく出ないまま。このリイシューは今でも買えるはず。

 

あと厳密なリイシューじゃないですが、「The Costello Show」シリーズというのがあって、別に「King Of America」の変名のCostello Showではなくて、過去ライブのリリースですね。「Live At El Mocambo」はリイシュー、「Live At Hollywood High」は準新作。準というのは半分くらいが「Armed Forces」のボーナスディスクに入っているからです。で、次々出るのかと思いきや、コステロ自身があまり乗り気でないのか、凍結されているようです。個人的にはTKO HornsやConfederatesがいる頃のライブが聴きたいんですが。

 

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あと、2003年にはシングルのボックスセットがRhinoから3セットリリースされてます。

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時期としてはワーナー前まで。なのでSpikeから先はありません。地道に買っていくしか無い。どういうわけか、ウェンディ・ジェームズに書き下ろしたデモは時期的には「Brutal Youth」の頃なんですが、まったく収録されてないので、地道にヤフオクでシングル盤を買うしかないんです。やっと手に入れて聴いた「Basement Kiss」は格別でした。名曲。

 

ついでに、家にあるコステロのCD全部写真に撮ったのでせっかくなので放出。

 

これがリイシューされていない1998年からの主要なアルバム。

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これがベストものとコンピレーションとカバーもの。左下のボニー・ブレット(カナダの女性ジャズ・シンガー)のアルバムはかなりレアかと。下段中央は日本人のコステロカバーアルバム。堂島孝平さんとか黒沢健一さんが参加してます。

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これはかなりのファンじゃないと手に入れない類のものです。別にレアではないですが。アンネ・ゾフィー・フォン・オッターとの共演盤はかなりオススメ。

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シングルとEP。もっともっとリリースされてますが全然持ってません。「New Amsterdam」のピクチャーディスクもあったんですが、どこかに仕舞ってどこにあるのか分かりません。どっかにはあります。

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左がブラチョコの特別パッケージ。Disc2はコステロのインタビューが収録されてます。ディスクユニオンで買いました。右が割と有名な限定版。コステロとスティーブ・ナイーブだけで演奏しているライブCDボックスです。

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以上。

 

追記:

「New Amsterdam」見つかりました。

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あと、USコロンビア盤の最初のCD。ボーナストラックとかは一切なし。リマスタリングもなし。単にアナログマスターをそのままCDにしただけかと。音悪いです。リマスタリング盤との比較のために取ってあります。面白いのはiTunesのDBには登録されておらず、「オーディオCD」、「トラック XX」と表示されます。誰も取り込んでないんだなおそらく。

 

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コステロ関連の書籍です。細かい記事が書かれたものならもっとありますが代表的なものだけ。「エルヴィス・コステロ詩集」ってのはもってないです。高校生の頃、書店に平積みされていて、いつか買おうと思いながら買ってないです。

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DVDなど。Juliet Lettersは持ってません。再発して欲しい。DetourとSpectacle 2は日本盤待ちだが・・・出す気ないなら買ってしまおうかな。

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