俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

村田さん

最近マイブームなのが、カラオケで誰も知らない曲を歌って、そのメンバーのうち、誰かが知ってたらアウト!というゲーム。

 

で、年末にも忘年会でカラオケに行って、僕は村田和人の「一本の音楽」を選んだら、やっぱり誰も知らなかった。僕と同じ世代で村田和人さんを知ってる人はほとんどいないだろう。そんな僕だって、サンデーソングブックの夏の夫婦放談でオンエアされる「サマー・バケーション」を聴くまでこの人のことを全く知らなかった。名前すら聞いたことがなかった。

 


1本の音楽 / 村田和人

 

僕の世代だと楠瀬誠志郎とか高野寛とかKatsumiあたりはほぼ知らない人がいないと思うんだけど、5歳くらい年下だとこの人たちのことは、大体知らない。僕の世代にとっての村田和人さんはそんな存在なんじゃないかと。そういえばこの前も幅広い年齢層でカラオケに行って、楠瀬誠志郎の「ほっとけないよ」を歌ったらシーンとしてしまったな・・・。

 

「一本の音楽」はmaxellのカセットテープのCMソングで、1983年当時、スマッシュヒットしたそうだ。ただ、その頃自分は小1なので全然知らない。「懐かしの○○」みたいな懐メロ番組にも出ないし、全く接点がなかった。本当につい最近まで何にも知らなかったのだ。

 

ただ、最近になって聴いた「TRUST」は、聴いた瞬間に「あれ?知ってる!!」と思った。オープニングから入るコーラス「TRUST A LITTLE LOVE TRUST A LITTLE KISS」は耳に残っていたようで、テレビのCMかなんかで聴いたことがあったようだ。ちなみにこのコーラスが山下達郎。だから無意識に聴いていたのだな。誰の歌かは分からずに。

 


TRUST♪村田和人

 

で、村田和人さんに興味を持ってアルバム借りたり買ったりしてライナーノーツを読んでいたら、1983年とか1984年頃はなんとTMネットワークとバックバンドが彼のバックバンドだったという。なので小室哲哉もいたということ。うーん、これは全然知らなかったな。

 

TMの前身バンドがスピードウェイで、木根尚登がリーダー(余談ですが今日のしくじり先生楽しみ)。そこに小室哲哉がサポートで入ってきて~みたいな話とか、TMの最初期は外人ボーカルがいて~とかそういう話は知ってたので、トリビア的な話しは知ってると思ってたのだけれど、村田さんのバックバンドをやってたとは意外。

 

あと意外といえば、「Showdown」の頃にリリースされたシングル、「Show Must Go On」のアレンジ。いかにも80年代中期のアメリカ!って感じのアレンジで、まさに「時代の音」って感じですが、クワイエット・ライオットの「C'mon Feel The Noise」とか、ツイステッド・シスターの「We're Not Gonna Take It」とか、あの辺りのサウンドですよね。で、また声質がほかの曲と違って聴こえて、なんとなくデヴィッド・カヴァデールに似てるので、ホワイトスネイクの「Straight For The Heart」みたいな感じにも聴こえます。あるいは1984の頃のヴァン・ヘイレンとか。これ、ベスト盤で初めて聴いたのですが、「電話しても」とか「一本の音楽」の中にこれが出てくるとあまりの浮きっぷりに「え?」となりました。これ、ソレ系が好きな友達に聴かせたいな。

 

www.youtube.com

 


Whitesnake - Straight For The Heart