「私的ファンク史」を書いたのをキッカケに再度スティーヴィー・サラスを聴き直していたら、こんなアルバムを見つけた。
うーん、なんでしょうこれは。2006年リリースの「Reflections」だそうな。いや、結構サラスはウォッチしていた(いる)し、サラス公式サイトにもこんなアルバムないし・・・。トラックリストには「La La Means I Love You」とか「I Want You Back」とか「Baby It's You」とか、おおよそサラスが演奏しなさそうな曲だらけ。いや、「I Want You Back」はかろうじてやりそうかもとか、「Soul Ecstasy」という例もあるから「La La Means I Love You」もひょっとするかも!と思ったが、さすがに「Baby It's You」はないだろう、でもなあ・・・。
で、よーーく見てみると、「Steve Salas」であって「Stevie Salas」ではない。
「Steve」は「Stephan」のニックネームだそうだ。ただし「Steve Neive」(アトラクションズのキーボーディスト)の本名は「Steven Nason」だそうだ。
では、「Stevie」はなんなのか。「Stevie Wonder」の本名は「Stevland Hardway Judkins」で、「Stevie Ray Vaughan」の本名は「Stephan Ray Vaughan」だそうな。
結局、よくわからないが、どうやら別人のようだな、というのが結論。だが、国内のブログにも、絶対ウソだろという説明が書いていたりするのでややこしい。
Black Music Entertainment Japan:Steve Salas/Reflections
↑このサイトとか。
そうこうしている間にSteve Salasの音源を見つけたのですが、完全に別人ですね。スウィートソウルな感じで。
それと、サラスのデビューまでの前史を知りたいと思い、ベスト盤のライナーノーツを読んでいたら1990年のデビューの前にWas (Not Was) のアルバムに携わっていたそうな。え?Was (Not Was)ってそういえば・・・
コステロも曲書いてなかったっけ?と。そう書いているんですね〜。
・ Shadow & Jimmy / Was (Not Was)
サビメロが、ブラチョコとかキング・オブ・アメリカの頃のような牧歌的なメロディです。完全にコステロの曲だと分かりますね。
ひょっとしてスタジオでサラスとコステロが顔を合わせていたりするのかな?うーん、なんというか。全然接点なさそうでも意外とあったりするんだなぁ。サンダーとサラスに続きこの驚き。