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俺の記憶ストレージ (Part 1 & 2)

溢れ出る 色の渦 巻き込む パレード デイドリーム

はっぴいえんど

あけましておめでとうございます。

 
年末ははっぴいえんど尽くしでした。
 
12/25にはっぴいえんどスターピースを買いに行こうとタワレコに行ったら、予約分で完売です、と言われました。Amazonには在庫あるのに予約分で完売?しかも店内POPには「12/25 入荷予定!」と堂々と書いてあるのに・・・。ガッカリして玉光堂行ったら、入荷してません、と。なんだよなんだよ〜。Amazonで買うよ、もう。ということでAmazonで買いました。札幌のリアル店舗達は猛省して欲しい。寂れたリアル店舗行くとたまに掘り出し物あって好きなんだけどね・・・この前は既に廃盤になっていた「Niagara CM Special Vol.1」の30周年記念盤を見つけました。
 
そのはっぴいえんどスターピースは12/28に届きました。セットには「ゆでめん」と「風街ろまん」の復刻版LP2枚、CD2枚、ハイレゾ版ダウンロードカードと、松本隆の作詞ノートレプリカ、あとLPサイズのブックレットがハードケースに入っているという豪華仕様になってました。
 
↓こんな感じのボックスです。路面電車の絵が風情があって好きです。このあと海を渡るんだろうか。
 
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LPもすごく音が良かった。うちにあるプレーヤーは20年前に買ったSONY製の10000円くらいの安いプレーヤーなんですが、それでもかなり良い音でした。
 
ハイレゾ版はダウンロードしましたが、再生出来るのがMacのみなので、いつかハイレゾ対応版の機器を手に入れたら聴いてみたい。
 
そして、12/30はNHK BSでやっていた「名盤ドキュメント 「風街ろまん」 〜日本語ロックの金字塔はどう生まれたのか?〜」に釘付けでした。
 
 
いや〜、これは本当に凄い番組だった。昼間に大雪だったので、BS入るか心配だったけど(WOWOWコステロのライブに続きヒヤヒヤさせてくれるなぁ・・・地上波でやればいいのに)
 
個人的に驚いたのは、「花いちもんめ」の歌詞の裏に細野-大滝の確執が隠されていたという松本隆の発言。はっぴいえんどの音楽だけを今まで聴いていて、どういう経緯で結成して解散したかっていうことを大滝サイドからの話でしか知らなかったし、そもそも1975年の大滝詠一のナイアガラ・ムーンで演奏しているのも細野晴臣だし、対立していたというのは意外。細野さんはYMOでも坂本龍一と険悪になったというし、意外とぶつかりやすい人なのかな?
 
番組中ではソロになりたがった人がいて解散した、みたいな流れになったのだけれど、これ本当なのかな?とは思った。というのも、「風街ろまん」のレコーディングでは大滝作曲の曲は先に録り終えて暇になったので、遊びのつもりでソロをやって、はっぴいえんどを辞めるつもりはなかった、と大滝詠一が言っていたので、どうなのかなと。なんとなくだけど、やっぱり「風街ろまん」で達成感があったので解散したって感じかなと。
 
なんとなく、この辺がユニコーンと被るんですよね。
 
はっぴいえんどは全員制作に関わり、基本的に作曲者が歌うルールだったみたいですが、ユニコーンも同じ。ユニコーン解散もやることはすべてやった、という理由。あとなんとなくですが「ヒゲとボイン」というアルバムがちょっと風街に似てる気がします。「ターボ意味なし」のヘヴィな感じで始まるのは「抱きしめたい」で始まるのに似ているし、数曲フォークな曲が入っているのも似ています。もちろん全体的には全然違うのですが。で、はっぴいえんどは「HAPPY END」を出して解散。ユニコーンも最後に「スプリングマン」を出して解散。こじつけですが。
 
あと、番組では1964年の東京オリンピック関連の話が面白かったですね。オリンピック招致による開発で、東京の原風景が失われたという話。高度経済成長は光だけじゃないぞ、と。うんうん、と頷きながら見ていました。それがあっての「風街ろまん」。
 
あとは、「風をあつめて」が日本語のままでカバーされているという事実。番組では映画で使用されたから世界中に広まったと言っていましたが、さらにYoutubeの普及がそれに拍車をかけている気がします。
 
年末に同じNHKでやっていたBABYMETALのドキュメンタリーも見たのですが、いかついコアなメタル・ファンが「今まで数十年メタルを聴いてきたけど、最終的にBABYMETALに行き着いた」と言っていて、すげーなBABYMETALと思ったのですが、それはともかく、彼女たちもYoutubeで広まって爆発したようです。それと、どうやらメロディが新鮮だと受け入れられているようです。ああいう、ヘヴィなサウンドに明るくメロディアスなメロディが乗るという曲は彼らにとっては珍しいみたいです。個人的にこれを最初にやったのはマキシマムザホルモンだと思うのですが、実はマキシマムザホルモンの曲も外国では結構人気でそのままカバーされていたりします。
 
(ちなみに以前見たもので面白かったのは、アメリカのカレッジみたいなところでカバーされていたチェッカーズの「I Love You, SAYONARA」。なぜこの曲が?と思ったんですが、多分、Youtubeなんですかね。)
 
過去にアメリカ進出しようとした日本人ってのはアメリカ仕様にリニューアルしていたものですが、最近は日本風ってのがそのまま受け入れられているのを見ると、単に流通ルートとして欠けていたところをYoutubeが埋めたってだけのことなんじゃないかと思ってきました。日本は昔から米英の音楽を輸入してきたから、洋楽が受け入れられる土壌があるけど、米英にはそういうルートが殆どなかったけどYoutubeの普及で少しづつ受け入れられている、という感じなんじゃないかと思います。
 
Youtubeってのは文化の流れも変えているんだなあ。
 
以前、レコードコレクターズの読者欄で、「日本人は特集しないで欲しい」と書かれたのを読んだことがあるのですが(しかも割と最近の巻)、未だにこんなこと言っているのかと驚きますね。音楽に関しては米英が上、とか言う人がいますが、日本人以外に人が日本の曲を褒めたらコロッと変わるんじゃないかな?と思ったりもします。そもそも国籍で括るのが僕には良く分かりません。どうしようもない音楽を作っている米英のバンドもいるでしょ?と思いますが。