俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

二人チャットモンチーの映像を見た

遅ればせながらチャットモンチー変身TOUR'13のブルーレイを購入しまして、昨日見たのですが面白い!これは面白いですね。

 


Amazon.co.jp: 変身TOUR'13@Zepp DiverCity [Blu-ray]: チャットモンチー: DVD

 

 

橋本さんがボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボード。福岡さんがドラム、ベース、キーボード、コーラス。二人で入れ替わり立ち代わり。

 

そういえば、ユニコーンも、スタジオだけじゃなくてライブでさえもパートチェンジ頻繁にするなぁ。キメ曲はレギュラーポジションに戻るけどチャットモンチーの場合はレギュラーポジションすら何なのかよく分からない状態でこれまた面白い。

 

そしてクミコンほどではないにせよ、二人ともドラム結構上手い。奥田民生並に上手い。「東京ハチミツオーケストラ」も叩けてた。

 

「余談」とか「恋愛スピリッツ」みたいにギターがシーケンシャルなフレーズの場合は一度リフを弾いてそれを超ロングディレイさせて(エディ・ヴァン・ヘイレンのCathedralとか、ブライアン・メイのBrighton Rockみたいな感じですが、あれよりも長いディレイ)、ギターを置いたと思うとドラムセットに行ってドラム叩いたり。いいなあこういうの。バンドのライブというよりは、二人でどこまでバンドサウンドに寄せられるかの生実験を見ているような面白さがありました。

 

ちなみに、自分がドラムを叩いて友達がギターという二人バンドでたまにスタジオで遊んだりしますが、ここまでやるのは本当凄い。こんなの出来ません。

 

3人から2人になって、福岡さんがドラムを叩く事になった時に、ベースいないとかありえない、とか、ドラムなめんな、とか、痛々しい、とか結構ネガティブな評価を目にしたんだけど、これを見たら良いんじゃないかな。

 

これを見るとバンドってなんなのかというのを考えてしまう。

 

まあ要するにドラムがいるからベースもないとおかしいということですよね。バンドってなんでしょうね。最小基本構成がボーカル、ギター、ベース、ドラムと思いがちだけど、ギターの代わりにキーボードというベン・フォールズ・ファイヴとかもいるし、ヴェンチャーズはボーカルがいない。ベースのいないバンドもある。ドアーズとかホワイト・ストライプスはベースレス。メタリカジャスティスなんかはほぼベースレス(笑)。弾き語りやってる人なんてベースレスだし(これはバンドじゃないか)。コステロはスティーヴ・ナイーヴのキーボードとコステロのギターの二人でツアー回ったりしてましたね。これはバンド?だんだんよく分からなくなってきました。

 

まあ基本的にはベースあったほうが好きですけど、これはこれでOK!