エルヴィス・コステロの影響でカントリー・バラードが結構好きなのですが、夏の夜に聴くのがなかなか良いのです。
でも、そもそも最初に聴いたカントリー・バラードはポール・マッカートニーの「公式海賊盤」に収録されていた「Blue Moon Of Kentucky」だったんじゃないだろうか。これを聴いていたのは高校生の頃。
ポールのバージョンは前半はビル・モンロー風のオリジナルバージョン、後半からエルヴィス・プレスリー風のロカビリーバージョンで演奏されます。
その次に聴いたカントリー・バラードはエルヴィス・コステロの「Good Year For The Roses」でジョージ・ジョーンズのカバー。
コステロのカントリー・ミュージック好きは有名ですが、彼のオリジナルでとても好きなカントリー・バラードが「Country Darkness」です。
これが収録された「Delivery Man」もかなりヘビロテしてました。
このアルバムの翌年、ノラ・ジョーンズの「Sleeples Night」をラジオで流れているのを聴いてぶったまげました。良すぎる。
今調べて知ったのですが、これ、オリジナルはエヴァリー・ブラザーズだったとか。それをグラム・パーソンズが見つけて、エミルー・ハリスとデュエットしたみたいです。ちなみにエミルー・ハリスはコステロの「Delivery Man」でも共演してますね。
ラジオで見つけたといえばサンタラの「Joy & Pain」も良かった。
カントリー・バラード?なのかどうかは微妙ですが、Sleeples Nightと似た質感で結構好きでした。
最近だと、コステロが自作の曲で一番好きだと公言している「April 5th」という曲があります。これはロザンヌ・キャッシュとクリス・クリストファーソンとの共作です。
これも良いですよ。昨年の来日公演でひょっとするとやってくれるんじゃ無いかと思ってヘビロテしてました(結果は空振りでしたが)。
「空いろのくれよん」はヨーデルっぽいところもありますが曲としてはカントリー・バラードだと思う。
これは「それは僕ぢゃないよ」。これも超名曲ですよね。シングル・バージョンとアルバム・バージョンがありますが、アルバム・バージョンがやっぱり良い。Youtubeでは見つかりませんでしたが、カバーバージョンを見つけました。
あと、ちょっとカントリー・バラードとは違うかもしれないけど、Thunderの「Once In The Lifetime」もかなりお気に入り(ハード・ロックファンには受け付けないかもしれないけど・・・)。これは彼らのオリジナルです。
てか、カントリー・バラードって何なんだろうか?大抵スチール・ギターが入ってますよね?あと三拍子が多いですよね。でもやっぱり定義がよくわからないのでなんとなくで書いてます。