俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

小ネタ3つ

さて、相変わらず大滝詠一ばかりを聴いています。
 
小ネタ3つを書いてみようと思います。
 
まず、レコード・コレクターズ大滝詠一の特集の回。

Amazon で過去のレコード・コレクターズ大滝詠一の回が軒並み値上がりしていて、一冊あたりほぼ二倍の1500円近くなっています。でも、あれってミュージック・マガジン社にバックナンバーが残っていて送料無料で普通に買えます。私も何冊かそれで買いました。あれに引っかかって買う人いるんだろうなぁ・・・アコギですね。

 
 
次に、以前書いたポコポーン電子ドラムの件。
 
このポコポーンはロンバケを聴いていても出てきますね。具体的には Velvet Motel の 0:14と、Fun×4の1:32あたり。セクシャルバイオレットとかガンダムの用な使い方ではなくて、あくまでもスポット的な使い方ですが。ちなみにロンバケの発売は1981年なので、以前検証した1978年〜1981年頃の曲にしかない、という仮説はまだ崩れていません。大滝詠一もあのポコポンのインパクトの誘惑には勝てなかったということでしょうか。
 
 
最後に、ナイアガラCMスペシャル関連の文章を読んでいたら、CMソングとして「Cider’73」をアサヒビールのお偉いさんのところに持って行ったら、「これは音楽なのか?」と言われたとか。それでもなんとか誤魔化して一度だけオンエアしたら、反響が凄かったらしく(良い方に)、そのお偉いさんは「近頃の若者の趣味は分からん、勝手にしなさい」と言ったとか。
 
この話はかなり不思議で、今の耳で聴くと「Cider '73」はすごくポップよりなロックに聴こえるわけです。
 
 
そういえば、この前の題名のない音楽会大友良英が昔はビートルズが騒音と呼ばれていたと言ってましたね。多分こいう言われ方をしていたのは1964年から来日した1966年辺りなので、それから7〜9年近く経っていたにも関わらず、なおも「これが音楽なのか?」と言われるほど邪道なものだったのか?というところがとても不思議なわけです。
 
では1972年〜1973年頃にどんな曲がヒットしていたのでしょうか。
 
まず1972年。
 
1位 宮史郎とぴんからトリオ『女のみち』
3位 ビリーバンバン『さよならをするために』
4位 よしだたくろう『旅の宿』
5位 平田隆夫とセルスターズ『悪魔がにくい』
 
謡曲とか演歌とかフォークとかって感じですね。(さすがに産まれる前なので知らない曲が結構あります、Youtubeで見ましたけど・・・)
 
そして1973年。
 
1位 宮史郎とぴんからトリオ『女のみち』
2位 宮史郎とぴんからトリオ『女のねがい』 
3位 ガロ『学生街の喫茶店
5位 沢田研二『危険なふたり』
7位 チューリップ『心の旅』 
 
ノブアンドフッキー、じゃなかった宮史郎凄いなあ・・・。やはり前年に引き続き歌謡曲とか演歌とかフォークとかって感じですね。ジュリーを除けば。
 
ということで世の中の大勢はまだまだこういう感じで、ましてや当時のお偉いさん位になればプレスリーあたりでも新し目の音楽だったってところなんですかね。
 
どうでもいいけどサイダー飲みたくなってきた。