俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

This Is Radio Clashのイントロの謎

最近クラッシュを頑張って聴いてました。
 
クラッシュは今までどうも苦手なバンドで、London Calling(曲の方)もイマイチ魅力が分からないし、1st アルバムもドラムがどうにも下手に聴こえて、なんだかピンと来ない。自分の感性がちょっとおかしいのかと思って、1st アルバムとLondon Calling(アルバムの方)とSinglesあたりを集中的に聴いてみたってわけ。そうすると、まあそんなに嫌いじゃないかな、と。まあでもやっぱりボーカルがアレですよね、歌い上げる感じじゃないからメロディ重視の自分としてはやっぱりその辺に壁があるなあという感じです。これ↓は結構好きな感じですけど。
 
 
ちなみに、スティーヴィ・サラスの2010年に出た2枚目のカバーアルバム「Jam Power」にクラッシュのカバーが2曲あり、そのうちの一曲がB'zの稲葉さんとコラボしたPolice On My Back。実は稲葉さんとはThis Is Radio Clashをやってみたけどうまくいかなかったらしい。で、その曲はNicklebag でお馴染み?のバーナード・ファーラーがボーカルで録音してます。バーナード・ファーラーはローリング・ストーンズのバックコーラスをやってるってことの方が有名なんですかね?
 
そういえば、大学生の頃、音楽関連の部活が集まって作った会で冊子を作ってて、そこでNicklebagの12  Hits And Bumpの紹介文を書いた事があったはずなんだけど、もう10年以上も前の事だからなに書いたか覚えてないや。
 
ちなみに、このサラスのカバーで初めて聴いた、This Is Radio Clashのイントロ、元ネタは何なのか、とずっと疑問でした。
 
 
というのも、ルビナーズのPeek-A-Booのイントロと同じメロディなんですよね。クラッシュの方は1981年で、ルビナーズは1977年なんですよね。
 
 
クラッシュがルビナーズの曲のイントロからサンプリングした?ルビナーズとクラッシュの接点が思い浮かばない。あえて言うなら、ルビナーズはエルヴィス・コステロの1979年のArmed Funkツアーを一緒に回ったので、ミック・ジョーンズ繋がりで何やらあったのか?とも思ったのですが、ルビナーズの方は実はカバーだと判明!CDのクレジット見れよ!って話ですね。
 
1958年のThe Cadillacsというグループのカバーだったみたいです。ということで、This Is Radio ClashのイントロはThe Cadillacsからの引用でした。
 
 
ちなみにPeek−A-Boo度はサラスのRadio Clashの方が高いです。
 
 
↑ かっちょいいな〜
 
で、余談ですがルビナーズのI Wanna Be Your Boyfriendは数十年後にアヴリル・ラヴィーンのGirlfriendに拝借されるというわけですね。
 
 
 おしまい