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俺の記憶ストレージ (Part 1 & 2)

溢れ出る 色の渦 巻き込む パレード デイドリーム

たむらぱん

ご無沙汰してました。いつの間にかもう月末になっていました。
 
今日はハロウインらしいですね。ハッピハッピハロウィンと言えばジャーマン・メタルの雄ハロウィンのライブのオープニングでオーディエンスが歌ってたやつです。
 
なんなんだよハロウィンって。そもそも日付がはっきり決まっているものだったことすら今日まで知らなかったわ。お盆的な、ふわっとした感じかと思っていた。
 
ハロウィンもようやく日本に浸透してきた的な話をよく聞くけど、自分にはまったく浸透してないんだな。一体何するの?って聞いたらお菓子を貰いに行くという。つまりそれって「ロウソクだせだせよ、ださないよかっちゃくぞ」的な話でしょ?北海道は8/7の七夕にやったばかりだから、日付が近すぎる。別にいいでしょやらなくても。だいたいカボチャ苦手だし。母によると2歳くらいまではカボチャの煮っころがしを食べていたみたい。でもいつの間にか嫌いになっていた。また食べれるようになったのは、スープカレーに入っていた薄切りの揚げカボチャを食べてから。あれは食べられる。でも苦手は苦手だな。だからハロウィン反対。
 
それはともかく、今日の1曲はお休みして(実際お休みしてたけど)今日は「たむらぱん」について書こうかと。
 
数年前、たむらぱんという名前はCMの歌クレジットで見たことがあって(ロッテのガムのCM)、名前の語感のイメージとあいまって、フワフワ系なハッピーソングばかり歌ってる人だと思っていて、特にそれ以上興味を持とうとは思わなかったのだが、去年ひょんなことがきっかけで(余談だが、ひょんなことから、というフレーズで何故かエスパー麻美を思い出すのは団塊ジュニア世代の特徴である)、たむらぱんのLIVEに行くことになったわけ。
 
せっかくライブに行くんだから、最近のアルバムくらいは聴いておこうと思い、狸小路のGEOに行って「mitaina」ってのを借りてきた。
 
さっそくiTunesAACの128kbpsで取り込んで、1曲目の「ハイガール」を聴いてみたら・・・ジャージャジャジャジャジャー、ジャージャー、ジャージャジャジャジャジャ、ジャジャッ、ジャジャッ!!とディストーションギター。何なんだこのアップテンポなロックは!?全然イメージと違う。フワフワホンワカ系だと思ってたが・・・。勝手にアインズ&トルペのCMソングでmoumoonが歌ってるようなのを想像していたのだ。
 
2曲目「ファイト」中島みゆきのカバーか?と思ったけど違う。ピヨピヨ言ってるSEの後、ジョンとポールがコラボしたのかよ!(世間的にはそれをビートルズと呼ぶらしい)とか、XTC?と言いたくなるよなブリティッシュプログレ曲。なんとなくブライアン・ウィルソン的な雰囲気もある。
 
なんつーか、かなり好みだわーと思いながら3曲目の「フォーカス」。高音弦のギターリフからハイスピードパンクに流れ込む。おいおい今度はパンクかよ!1曲目より速いぞ。橋本と福岡と高橋がやってるバンド(チャットモンチーのことだな)にも、こんな感じの曲がたまにあるけど、なんとこれはSNUFFとコラボしたらしい。っていうか、僕はパンクに疎いのでSNUFFはよく知らないのですが、イギリスのパンクバンドらしいです。10年くらい前にタワレコでGETした「TOWER GUIDE TO PUNK」ってやつにはPOWER POPってカテゴリに入ってましたが、それってパンクのカテゴリなんですかね?同じページにルビナーズもいるけど、ルビナーズは別にパンクっぽくはないしなぁ。ていうかパンクって何?ピストルズは金儲けのために再結成してパンクじゃないって言われるけど、金儲けのために再結成したと言ってしまうところがパンクな感じもするし・・・。別にパンクの話をしたいんじゃないのでこの辺でやめる。
 
で、「mitaina」の曲のことを全部書く気はないのでこれもそろそろ打ち止めにするけど、とにかく「おもてたんとちがーう!」という笑い飯の西田氏がM−1敗退時に残した名言が、頭の中でリフレインしたのです。
 
あ、「mitaina」は打ち止めにすると書いたけど、これだけは書いておきたい。「ノック」は珠玉の名曲ですね。ブリティッシュ寄りになったときのポール・マッカートニーが好きなら必聴!ミディアムシャッフルに歌うベースが乗ってブリティッシュじゃなかったらなんなのかと。
 
しかもほぼ生演奏ってのが良いね。バックバンドがめちゃくちゃ上手い。特にベースが好きだな。僕が好きなアレンジはだいたいベースが良いんだ。
 
というわけで、4thアルバムを気に入ったので、5thも聴いてみたくなった。というか、5thアルバムのツアーなんだから本体はこれを聴くべきなのだ。今度はレンタルなんてみみっちいことはしないで、玉光堂で新品CDの初回盤を買ってやったのだった。
 
5thアルバムは「wordwide」というアルバムだ。買ってから数日間は「ワールドワイド」と呼んでいた。なんかジャンル横断的な、レゲエ、ボサノバ、キューバ的だったりケチャやらアフリカンリズムだったりするのかなと思ってしまったが実は「ワードワイド」だった。1曲目が「new world」だから「worldwide」だと思ってたよ。
 
そのしょっぱなの「new world」から度肝を抜かれた。
 
こ、これは予備校ブギだな!?
 
中2だったあの頃、予備校自体なんのことなんだかよく分かってなかった。つまり大学に落ちた人がいく学び舎だったのだが、劇中では妙に楽しそうだった。バブリーだった。余談ですが、景気が悪いからって「バブルよもう一度」みたいなフレーズは間違ってます。「好景気よ」ならわかりますが。バブルは弾けるのでね・・・。で、5年後、僕も予備校に行くことになるんだけど、どういうわけか高校より楽しかったのです。リアル予備校ブギ
 
話は脱線してしまったが、要するにフリッパーズギター小沢健二的な痛快ウキウキソングは、小沢健二が一線を退いて以降、息絶えてしまったが、2012年にこっそり復活してたのですよ!
この曲はオーラスの前にケイト・ブッシュになるのも粋である。
 
そして2曲目はさらに衝撃が走る。「おしごと」という曲だ。
「おしごとしなさいしなさい はたらけはたらけ人生なんだかんだ・・」
ニートや労組を完全に敵に回した曲である。まあ歌詞はともかくとして、アレンジが凄い。YesのRoundabout の次の曲ですよと言っても納得するやもしれないプログレッシブロックである。
 
オペラパートがあるからQUEENボヘミアンラプソディっぽいとも言える。僕も当初はそう言っていた。だけどよく考えたらボヘミアンラプソディっぽいのはオペラパートだけで、構成はこっちの方がもっと複雑で難解だ。ボヘミアンラプソディはオペラパート以外はオーソドックスなロックだが、こっちはプログレと言ってもおかしくないレベル。しかもアビーロードのB面のように流れがブツギリになるわけではなく、すべてのパートが気持ちよくつながっていく。
 
この調子で書いていくとやっぱりキリがないので、またやめるけど、要するに単にフワフワ系ハッピーソングなだけの人じゃないのだ。まあそのイメージにがっちり合致した曲がないわけじゃなくて、「ヘニョリータ」なんてまさにそうだけど、この曲はこの曲ですごい名曲。一枚のアルバムにめちゃくちゃ好きな曲が何曲もあるなんて、凄いことですよ。あと「知らない」って曲も凄く好きですな。
 
なんでこの天才たむらぱんがちょっとマイナーなアーティストの位置に甘んじているのか、という点については、「たむらぱん」って名前がやっぱりフィルターになってる気がしないでもない。CMソングで名前を知ったのもあって「ぱん」なんて単語が付いてるから山崎春のパン祭りの曲なんかも作っちゃったりしてる人なんかと、勝手に思っていた。知り合いにもたむらぱんをめちゃめちゃ薦めてCDを貸したりもするんだけど、やっぱり聴く前の想像と違うらしいのだ。
 
まあ、たむらぱんを聴いてからは、たむらぱん=変態的な曲を書く天才という公式になったのでこのままでも良いような気もするんだけど、やっぱり一見さんを追い返している気がするんですよ。僕はひょんなことから聴くことになったけど、このひょんなことが無かったら、たむらぱんの音楽を聴くことが無かったかと思うと、ちょっと怖い。
 
で、突然たむらぱんの話かと言うと、つい最近シングルが出て、もうすぐアルバムが出るそうですので、ものすごく微力ながら宣伝したというわけです。こんな泡沫ブログ、誰も読んでませんが・・・。
 
最新シングルはアップテンポな曲です。好きかと言われると、まあまあ好きかなという感じですかね。aikoのアルバムの2曲目くらいに入ってそうな雰囲気です(「二人」とか「彼の落書き」とか)。ストリングスのリフの感じが。そういえば「ジェットコースター」もaikoみたいですよね。「キラキラ」を彷彿とさせる。
 
ちなみに、アップテンポな曲にストリングスのリフのイントロみたいな様式を始めたのって誰なんですかね。やっぱりaikoなのかな。