俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

今日はaiko

今日はaikoの「愛の病」。

 

aikoは「カブトムシ」の頃はなんとも思ってなかったのに、たまたま妹が持っていた「桜の木の下」を聴いてハマったのです。

 

その「桜の木の下」の1曲目がこの「愛の病」で、これを聴いた時に、ああこういう曲を書く人なのか、誤解していたわと思ったのである。それからこのアルバムは社会人一年目の頃の僕のヘビロテアルバムになっていました。大学を卒業して心機一転の頃、「桜の時」を聴くとその頃の、期待と不安の入り混じった頃のことを思い出します。

 

あと、今は亡き新さっぽろにあったタワレコの店頭でみた「Love Like Rock」のDVDが衝撃的だったんですよ。完全なバンドスタイルで演奏するハードな「愛の病」は凄くかっこ良くて、即座に衝動買いしてしまいました。

 

aikoに好きな曲は多く、「オレンジな満月」、「花火」「ロージー」とか「蝶々結び」とか「えりあし」とか「帽子と水着と水平線」なんかもかなり好きなのですが、個人的には2005年の「キラキラ」以降はガツンとくる曲がないなぁと思う次第です。

 

初期の頃は割と変態的なコード進行の曲とか多くて新鮮だったのですが、ここ最近の数枚は、良く言えばaiko節、悪く言うとマンネリっぽさが強くなっている気がして、まあこれはaikoに限らず、キャリアが長いアーティストによくある現象で、あの天才桑田佳祐の曲もここ数年は、あー桑田節だねぇ、という、なんというか驚きがない感じで、まあ、少し前のソロアルバムは結構良かったけど、シングル曲あたりになるとマンネリ化は正直否めないと思います。

 

あんまり「初期は良かった」みたいな巷でよく見るフレーズは書きたくないんだが、そう思ってしまったのはしょうがない。

 

そのaikoが大好きだったユニコーンはなんか凄いですよね。再結成後のユニコーン阿部義晴作曲の曲を奥田民生が歌っているのは凄く新鮮。まあ解散前にも「開店休業」って曲はありましたが、再結成後はその割合が増えている気がします。ユニコーンはあれですよね、チャレンジングですよね。ユニコーンはマジで凄いバンドだと思います。

 

なんでユニコーンの話になったのか・・・。

 

aikoの話に戻すと、aikoを好きだと言うと、大抵「えー?なんで?」とか言われて、若い女がカラオケ用に聴くような音楽をなんでお前が聴いてんの?みたいな感じになるのが納得がいかない。
 
そういう人は多分ちゃんと聴いたことないと思うんだけど、アレンジとかコード進行とかメロディとか粋だったんですよ。

 

納得いかないといえばAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」だけをひたすら評価する人にも納得がいかない。巷の音楽評論家がこの曲をこぞって評価したからだと思うのだが、アイドル好き=音楽に疎いやつ、みたいな頭で「アイドル好きはもっとこういう曲を聴くべきだよ」とか「AKBが始めて良い曲を出した」みたいなことを言ったりする。AKB関連の曲はたしか700曲以上あるんだけど、全部聴いた上で言っているのかな?

 

まあ、書ききれないから全部書かないけど良い曲はいっぱいある。今回の曲のようなソウル風の楽曲だと既に「涙のシーソーゲーム」とかもあるし、ビーチボーイズ風アレンジを施した「野菜シスターズ」も名曲だし、「向日葵」とか「Only Today」とか「草原の奇跡」とかも名曲。あと「渡り廊下走り隊」のアルバムも名盤。

 

なんでAKBの話になったのか・・・。