俺の記憶ストレージ Part 1&2

色事を担当する色男

80年代後半から90年代前半の女性ボーカルで棚から一掴み Part3

ちょっと間が空きましたが、ソロ&ユニット編。

 

ONEWAY GENERATION / 本田美奈子 (1987)

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パパはニュースキャスター」のテーマソングなのでかなり有名な曲ですが、本田美奈子さんの代表曲といえば「1986年のマリリン」なので脇に追いやられてます。後述する「彼女とTIP ON DUO」「ともだち」「恋したっていいじゃない」もそうなんですが、こういうモータウンサウンドのような曲がこの頃から好きで、もっとも初期に好きになった曲の一つがこれなんじゃないかなと。時代的にはおそらくプリテンダーズの「Don’t Get Me Wrong」のアレンジをパクったというか、インスピレーションを受けたサウンドなんじゃないかなと思います。

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※ クリッシー・ハインド!!!

 

ちなみにこの頃の本田美奈子、めちゃくちゃかわいいですね。当時はあまり思わなかったですけどかなり好みです。そして本当に歌がうまい。亡くなった直後に、アメージング・グレースとかアヴェ・マリアを歌ってる映像がテレビで頻繁に流れてましたがやっぱり上手いですよね。いやーそれにしてもかわいい。

 

彼女とTIP ON DUO / 今井美樹 (1988)

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今井美樹のこの辺りの代表曲は「Piece of My Wish」「瞳がほほえむから」「PRIDE」他にも色々ありますけど、僕はこれが一番好きですね。最近のベスト盤からは何故か省かれてしまってますが、最初のスマッシュヒットといえばこれなんじゃないかな?中2の頃、(恋心は全く無いが)仲の良かった女友達がお気に入りの曲を入れたカセットテープを貸してくれて、その中にこれが入ってたんですね。それで、「あ、知ってるわこの曲」と思って良い曲だなぁと。なぜ知ってたかというと、CMソングだったから。

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ちなみに今井美樹を知ったのはこのCMでした。「今井美樹AB型、今日献血します」

 

ともだち / 中村あゆみ (1989)

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中村あゆみは「翼の折れたエンジェル」が有名ですが、これは音楽を真剣に聴き始めた頃に耳に飛び込んできた曲ですね。アレンジはこれまたプリテンダーズのあの曲かな。「カナダドライ ジンジャーエール」のCMのソング。そういえば昔、中村あゆみのレコーディングエンジニアだった人と仕事したことがあるんですが、「ともだち」もやってたんですか?と聞いたら、それよりも前だったとのこと。

 

Heart And Soul / 浜田麻里 (1988)

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ソウル・オリンピックのテーマソングで、オリンピックを初めて意識的に見たのがソウル・オリンピックだったのでよく覚えてます。で、浜田麻里を初めて聴いたのはこの曲なので、とてもメタル畑の人とは思えなかった。

 

Return To Myself / 浜田麻里 (1989)

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これもヒットしましたね。ポップスだよなぁと。メタルの影は微塵を感じられません。一般的に浜田麻里といえばこの曲なのかと思います。ちなみに、この頃、札幌でもいろんな博覧会がありました。1986年には「花と緑の博覧会」、1988年には大赤字で大問題になった「世界・食の祭典」、そしていまや誰も覚えてない、コミュニケーション博覧会北海道(通称コム博)。これは1992年でちょうど初めてできた彼女と別れた頃ですね・・・。それはともかく、このコム博の一環で、札幌全域でコム博専用のFMラジオ局が開設されていまして、毎日日替わりでアーティスト特集なんてのをやっていて、結構毎日のように聴いていたのですが、浜田麻里の特集のときだけ何故かリクエスト電話(電リク)が異様に少ない、とDJの方が言っていたのを記憶しています。で、このコム博のFMの録音がYoutubeに上がっていたのを知って驚愕。凄い時代。

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Nostalgia / 浜田麻里 (1990)

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これもメタルじゃ全然ないんですが、前の2つとはまた違う路線で、歌謡ロックっぽさはありますね。オジー・オズボーンでいうと「暗闇にドッキリ」的な感じで。

 

恋したっていいじゃない / 渡辺美里 (1988)

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※佐橋さん・・・!!!

小学生の頃に好きになった曲は大体CMソングだったか、アニメのテーマソングだったか、そんなのばかりですね。これはUCC上島珈琲のCMソング。「D!A!T!E!」というフレーズが超キャッチーですね。良い曲だなぁと思ってたら「燃える!お兄さん」の中でもワンフレーズ出てきて驚いた記憶あります。

 

サマータイムブルース /  渡辺美里 (1990)

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一番多感な中二の頃の、しかも夏に、STVのベストテン北海道で何度も聴いた曲。この頃の曲は特に記憶と密接に結びついていて、他には「壊れかけのRadio」「真夏の果実」「浪漫飛行」など錚々たるメンバーの中、若干知名度は落ちますが、僕の中では大ヒット曲。今になって聴きかえしてみると、ウォールオブサウンド的なアレンジとかも良いです。ちなみにリアレンジされたオーソドックスなエイトビートの別バージョンもあるんですが、オリジナルの方が好きかな。リアレンジされた方は曲構成も変わってしまっていて、オリジナルにあった、なかなかサビが出てこない「サビ焦らし」が無くなってて風情が消えてしまってる気がします。

 

 

ミラクル・ガール / 永井真理子 (1989)

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なにやら最近歌手活動再開されたそうです。渡辺美里とこの人はスタジアムライブというイメージがあります。渡辺美里西武球場永井真理子横浜スタジアム永井真理子さんは僕の友達が大ファンでした。ショートカットでボーイッシュでなおかつ顔は可愛くて、熱狂的なファンは多かったなぁというイメージですね。今ウィキペディア見て知ったのですがパトレイバーの泉野明のモデルになってるらしいです。たしかに近いかも。曲はYAWARAのテーマソングで、スマッシュヒット。

 

笑顔の行方 / Dreams Come True (1990) 

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この曲でドリカムを知ったせいで、ドリカムといえばやっぱりこの曲なんですよね、僕にとっては。曲調はコンテンポラリー。

 

Ring! Ring! Ring! / Dreams Come True (1990)

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これはまた跳ねた感じのリズムで、モータウンっぽいと言えなくはないかも。当時なかなか中古CD屋も近くにないし、そんなにドリカムのCDを持っている人もいなかったので(ドリカムの人気が大爆発するのは「決戦は金曜日」の周辺)、FMラジオの音源を編集してひたすら聴いてましたね。ドリカムは殆どがそう。ラジオのエアチェックをヘビロテしてました。歌詞がまたなんか青春ぽいというか何というか、甘酸っぱい感じがして、切ない気分になります。

 

さよならを待ってる / Dreams Come True (1990)

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笑顔の行方」からの3作は全部テイストが異なっていて今考えると彼らの凄さが垣間見えます。当時はまあ、それなりに好きな曲って感じの位置づけでしたが、今はこの曲が一番好きですね。ちなみにサビ前のストリングアレンジがクインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」ですね。色々聴いてからドリカム戻ると結構元ネタ分かって面白いです。「LOVE LOVE LOVE」聴いた瞬間に「All You Need is Love」が根底にあるなとは思ってましたが、「晴れたらいいね」はバート・バカラック(B.J. トーマス)だし、「サンキュ」はパット・メセニー。「決戦は金曜日」はシェリル・リンとEW&Fだったり。

 

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※そういえば今年のタツローさんのカバーコーナーは何かな。去年はトム・ジョーンズの「it's not unusual」、その前はフランキー・ヴァリの「Can't Take My Eyes Off You」、今年もベタなのが聴きたい。この曲のカバーとか面白そうだなぁ。